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シロートの質問です。おつきあいください。資産から負債をひいたものが資本金ですよね。では負債が多くて、赤字が続くと資本金って減るはずだと思うのですが、大方の会社って資本金なんてそんなに毎年変わらない気がします。これは資本金の中でもいくつかの項目に分かれていて、純粋に株主資本だけではないからなんでしょうか?それとも認識していないだけで、赤字が続く企業はやはり、資本金も目減りしていってるのでしょうか?

A 回答 (5件)

No.3です。



>これがいわゆる内部留保とよんでいいものなんでしょうか。

そうです。

因みに、今の財務諸表を見て下さい。↓

貸借対照表・損益計算書・株主資本等変動計算書
http://www.tabisland.ne.jp/kaikei/kakuron_18.htm

ここには「中小企業の会計に関する指針」と書いてありますが、基本的には大企業の財務諸表と同じです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。自分が勘違いしている部分をきちんと教えていただきました。簿記で習ったこと(ほとんど忘れているからかな)だけで有価証券報告書や決算書を読み解くのはなかなか難しいです…。でも頑張って勉強し直します!

お礼日時:2012/03/07 23:18

>ではやっぱり、資本金の中でもいくつかに分かれていて、赤字や黒字によってそっちの数字が変化している、ということなんですね。


違いますよ。ほかの方の回答で気づいたかもしれませんが、「資本金」と「資本」は全く違うものなのに、あなたは「資本」のことを「資本金」という名前だと思っているのではありませんか?
「資本金」というのは会計上の勘定科目名であり、会社法その他の法令上で厳格に決まったものです。一方「資本」というのは「元手」という意味の一般的な言葉です。昔はB/Sが「資産の部」「負債の部」「資本の部」に分かれていて、あなたはその「資本の部」のことを「資本金」と同一視していると思われます。
昔の「資本の部」は現在は「純資産の部」となっていますが、いくつかに分かれているのはこの部であって、資本金はその内訳のひとつであり、その中に内訳があるわけではありません(大企業では資本金の中でも株式の種類によって内訳があり得ますが、それでも業績によって増減するようなものはありません)。

とにかく、貸借対照表を良く見て、資本金とはどのように表示されているものかを理解すべきでしょう。見ただけでは分からないというなら、昔の知識が腐っているということでしょうから、改めて財務諸表論を勉強すべきです。
http://www.ipo-navi.com/pickup/final_accounts/bs/
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この回答へのお礼

そうなんです。知識も頭もかなり腐敗しかけています。でもやらねばならないので、お聞きしました。適切なお答えありがとうございます。ご指摘の通り、わかってきたようです。ただ、言葉を間違いなく使わないけませんね。

お礼日時:2012/03/07 23:11

貸借対照表では、昔は、


資産-負債=資本
でした。

今は、
資産-負債=純資産
です。

純資産がいくつかの項目に分かれていて、一社の単体貸借対照表の場合は、
(1)株主資本
(2)評価・換算差額等
(3)新株予約権
です。※

さらに、(1)株主資本がいくつかの項目に分かれていて、
(1)資本金(株主が払い込んだお金)
(2)資本剰余金
(3)利益剰余金(儲かったお金。利益)
などです。

黒字が続くと、(3)利益剰余金が増えます。
赤字が続くと、(3)利益剰余金が減り、さらに赤字が続くと(3)利益剰余金がマイナスになります。
ただ、(3)利益剰余金がマイナスになっても、貸借対照表では、(1)資本金(株主が払い込んだお金)は減りません。

ところが純資産全体で見れば減りますから、赤字が続く企業はやはり、株主が払い込んだ資本金も目減りしていると考えるのが正しいですね。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

※二社以上の連結貸借対照表の場合は、
(1)株主資本
(2)評価・換算差額等
(3)新株予約権
(4)少数株主持分
です。
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この回答へのお礼

昔と違ってる?そうですか。私が簿記をかじったのはもう30年以上前です。しかもほとんど忘れています…。ありがとうございます。No.1と2の方の上にもう完璧にお答えをくださって、とてもよくわかったような気がします。
この(1)の(1)の払込資本金が変わらない数字なんですね。
で、毎年のお商売の内容によって、(3)の利益剰余金が動くわけですか!
では、これがいわゆる内部留保とよんでいいものなんでしょうか。
わかっちゃうと、最初に疑問を持ったことがなんだか変に感じてしまいます。

お礼日時:2012/03/06 23:09

>資産から負債をひいたものが資本金ですよね。


違います。総資産から総負債を引いた金額は純資産です。資本金とは設立時やその後の増資の際に出資金として振り込まれた金額の総額を示しているだけです。出資金として振り込まれた金品は資産の部に表示され、使われます。どれだけ使われようと貸借対照表上の資本金の額は変わりません。なぜなら単なる表示数値に過ぎないからです。

あなたの疑問はただ「資本金」という言葉の意味を勘違いしてることで生じているだけのものです。赤字で目減りするのは純資産であり株主資本です。資本金は過去の数値をそのまま表示しているだけの単なるラベルですから、新たな増資や減資を行わない限り変わりません。

↓のANo.3、4がわかりやすく説明されていると思います。
http://okwave.jp/qa/q463304.html

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B3%87%E6%9C%AC% …
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この回答へのお礼

資本金とは単なるラベル!そうなんですか。ではやっぱり、資本金の中でもいくつかに分かれていて、赤字や黒字によってそっちの数字が変化している、ということなんですね。

お礼日時:2012/03/06 23:00

負債の部が増えれば、当然、資産の部も増える


わけで、その為、資本の部は変化しません。

要するに、資本比率が変わるだけ。
当然、それによって数字が悪ければ、危ない会社
として見られ、融資等も受けられなくなります。

だから、比率を上げるために増資をします。
これにより、資本金が多ければ良いということは
一概には言えないという事になります。
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この回答へのお礼

負債の部が増えれば、当然、資産の部も増える…なるほど。例えば、現金/借入金の仕分けになるんですよね。そういえばそうですよね。なんだかふにおちませんが…。

お礼日時:2012/03/06 22:55

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