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まぁ当たり前ではありますが、
具体的にはピンときません。

造幣局でバンバン紙幣を作ると、インフレになる過程を
教えて下さい。

A 回答 (3件)

すごく簡略化して説明します。


日本に資産と呼べるものがパン1つしかないとします。で、お金は100円しかないとします。
そうすると、パンの価格は100円になるかと思います。
ここで、お金を新たに100円作ったとします。お金は、全部で200円になります。
そうすると今度は、パンの価格は200円になります。
物価は2倍ということになりますが、実際のところ、パンの価値が上がったわけではなく、お金の価値が1/2に下がったということになります。

日本の経済成長率(GDPの伸び)は、1~2%程度ですのでほとんど伸びてません。
そこにお金をバンバン刷って流通させたらどうなるでしょうか。上の例のパンをGDPに置き換えていただければイメージがわくと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました!

お礼日時:2012/03/16 21:26

 バンバン印刷しただけでは、インフレにはなりません。



 印刷したお金を、バンバン市中に流し込んで「金余りの気分」を作り出さないと、インフレになりません。

 国民(在日でもOK)にバンバン使わせてナンボ、のもんです。

 将来を不安にさせて、タンスに預金させるような馬鹿な(立派な?)政策をしていてはインフレになりません。

 ちなみに、紙幣を印刷するのは「造幣局」ではなく、「国立印刷局」ですね。昔は「大蔵省印刷局」だったのですが。

 で、ザックリ言って、市中に流す(何時、どれだけ流すか決める)権限を持っているのが日銀です。

---<インフレへの道>-----

 紙幣を印刷する。

 例えば、日銀買いオペレーションを実施して、市中(銀行など)の国債・債券などを買い取る(印刷した紙幣で代金を支払う)。

 市中銀行の金庫に紙幣が増える。

 資金を眠らせていても利息が稼げないので、市中銀行は企業などに貸し付ける。

 (資金はタップリあって、貸しはがしなどがおきないと確信させる政策の実行)

 安心すると企業などは、その資金で物を買ったり、工場を建てたりする。

 また、人を雇って給料を払う。

 (資金はタップリあって、減給や解雇などがおきないと確信させる政策の実行)

 安心すると、新たに雇われたり収入がアップした個人は、贅沢をする(飲んだり、食ったり、プレゼントしたり)

 その結果、さまざまな品物等(資材、消費財、サービス)に対する需要が増える。

 品物等が不足する。

 高くてもいいから欲しい、という話になる。

 品物等の値段が上がる。

 それまで100円で買えていた品物等が、例えば130円でないと買えなくなる = みごと「30%のインフレ」達成

 となります。
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この回答へのお礼

わかりやすいです!
インフレの過程をイメージできました
ありがとうございます!

お礼日時:2012/03/16 21:28

インフレとは物価(モノの値段)が上がる状態です。


モノの値段が上がると言う事は相対的にお金の価値が下がる事を意味します。

造幣局でお金を作りすぎると市場に流通するお金が多くなり、
お金の価値が下がります。
金や宝石は希少価値があるから高いのと同じ理屈です。
お金の価値が下がると同じものを買うのに以前より多くのお金(金額)が必要になります。
これはつまり、物価が上がるという事です。

円とドルの関係で置き換えると解りやすいかもしれません。
1ドルが100円から120円になると、1ドルあたりの円の価値が下がり、円安となりますが、
1ドルが100円から80円になると、1ドルあたりの円の価値が上がり、円高となります。
造幣局がお金を作りすぎる事は、1ドルが100円から120円になる様なもので、
多くなる分、価値が下がると言う事です。
100ドルのものを買うのに1ドルが100円から120円になると、
1万円だったのが1万2千円になるのと同じ事です。
(円とドルとの関係での例はあくまでもインフレと物価上昇の便宜上の説明です。)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました!

お礼日時:2012/03/16 21:25

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