誕生日にもらった意外なもの

天井川の川岸を散歩していてふと疑問に思いました。
長い年月で川が天井川になるのは理解できます。
でもいつかは川の堤防が決壊して今まで川でなかった所が川になるはずです。
ならば天井川の残骸(堤防状の細長い池?)が各地に有るはずですが、そんなものはありません。
何故ですか?

A 回答 (5件)

今まで川でなかったところが川になってしまう場合は少なからずあります。


天井川ではありませんが、蛇行した河川が洪水で流路が変わってしまい、
屈曲した流路跡が残ります(三日月湖)。

質問者様はこのイメージがあり、堤防上の細長い池状のものが残るのではと思われたのでしょう。
しかし、天井川が理解できるのであれば、天井川が人工的に作られたものであるのはご承知ですね。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question …

人工的に河川の流路を固定したのですから、決壊した後も流路は元に戻されます。
これが天井川の残骸が残らない一因です。

別の原因として、地下水位があります。
天井川が出来る場所は、堆積力が旺盛な扇央部であり地下水位が低く、
川の流れが途切れれば、水は溜まらず池にはなりません。
このような地形は多く、唐沢・軽井沢・水無瀬などの地名として残っています。

またご指摘のとおり、天井川は洪水が起きやすい地形です。
このため河川改修が進められ、天井川の流路自体が消滅してしまっている事例もあります。
参考URL資料の5頁目に昔の天井川と、それをくぐる県道の写真が載っていますが、
現在この天井川は存在しません。

参考URL:http://www.sakura.cc.tsukuba.ac.jp/~chicho/nenpo …
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この回答へのお礼

回答有難うございます。

>しかし、天井川が理解できるのであれば、天井川が人工的に作られたものであるのはご承知ですね。

自然の川でも天井川になるものと思っていました。(小学校で習ったような・・)

お礼日時:2012/04/08 22:00

天井川の残骸、残っていますよ。


ただ、堤防と呼べるほど高くない場合が多いです。どんな感じかというと、周囲よりやや高い帯状の場所です。このような場所は水田よりも住宅に向くので、帯状に住宅が並ぶことになります。
但し、現在ではそのような宅地向きの場所以外にもどんどん家が建ってますから、地図などでは分からないことがほとんどです。
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この回答へのお礼

回有難うございます。

お礼日時:2012/04/08 22:03

天井川の残骸は、堤防状の細長い池にはなりません。


周辺より高く、(当然のこととして)上流とはつながっていないので、水がたまらないからです。
つまり天井川の残骸は、縦に細長くつながったやや高い土地になります。
このような地形は、扇状地ほか、天井川がある所であればよく見かけるのですが、
それと分からずに、見過ごしてしまうのでしょうね。
やや高い土地なので、集落や畑のつながりになっていたりします。
土壌図と地形図を照らし合わせながら現地を歩いてみると分かるかもしれません。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。

>このような地形は、扇状地ほか、天井川がある所であればよく見かけるのですが、それと分からずに、見過ごしてしまうのでしょうね。

納得です。

お礼日時:2012/04/08 22:03

>何故ですか?



決壊しないように堤防を修復して今も天井川だからか、

天井川を利用するために、川をつけかえるならば、
その天井川は取り壊されるからです。

水利権というのは日本全国で最も古く、そして複雑なもので、
天井川の残骸を残すほど簡単なものではありませんので。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。

お礼日時:2012/04/08 22:01

決壊した堤防は人間が修復するからです

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この回答へのお礼

回答有難うございます。

お礼日時:2012/04/08 22:01

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