dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

スタッドレスタイヤが吸水ゴムで氷の表面の水分を
取り除いて滑らなくしているのはわかるんですが、
吸い取った水分はどうやって排水しているのでしょう?

遠心力?ならば低速ではダメなのでは?
それとも水分が氷結して剥がれるのか?

そもそも接地の瞬間にあっという間に
氷が乾くほど吸水できるものなんでしょうか?
見た感じでは明らかにスタッドレスは
濡れているんだけどあれで乾いているの?

A 回答 (3件)

基本的にはタイヤが接地した部分の細かな溝が接地圧で開き(溝の部分がつぶれることで内部に空間ができる)水分を内部に取り込みます。

そして接地圧がなくなると元に戻り排水します。船乗りのデッキシューズの底も同じように細かな溝がいっぱいある(ナイフカットソールといいます)ものが多いのですが、これも水にぬれた甲板で滑らないようにする工夫で原理は同じです。

スタッドレスタイヤは通常のタイヤにはない細かな溝(サイプと呼びます)が多数刻んであり、そのサイプが有効に働くように接地面のゴムに特殊なものが使用されています。通常のタイヤでは接地面の溝は速やかにタイヤの外側に水を逃がす水路であるところがスタッドレスタイヤとは異なっています。

他にも各メーカーごとに色々な工夫がされているので、タイヤメーカーのサイトなどで調べてみるのも面白いでしょう。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

接地圧によるサイプ断面の変形で、毛細管現象が起こり吸水し
ゴムの復元力でサイプが密着して排水するという仕組みですね。
だからスタッドレスは「柔らかさ」が大切なんですね。
それプラス、ゴム自体の微細な構造でも吸水しているということでしょうか。
いやぁ、考えた人は偉い!

お礼日時:2004/01/06 13:24

スタッドレスタイヤ紹介ビデオがありますので、


それ見てください。

下記URLページの真ん中にある「03~04年スタッドレス紹介ビデオ」をクリック

参考URL:http://www.yokohamatire.jp/yrc/japan/index.html
    • good
    • 1
この回答へのお礼

なるほど。「毛細管現象」の応用な訳ですね。
サイプの隙間と、ゴム自体の構造のダブル吸水の意味がよくわかりました。
しかし、あの水柱を吸い取るようなCMは誇張しすぎじゃないのかね?(^^;)
おかげでスッキリできました。

お礼日時:2004/01/06 13:10

スタッドレスはノーマルタイヤと比べるとグリップや静寂性より排水性能を重視したタイヤです。



氷が滑るのはタイヤとの接点が溶け、水の上にタイヤが乗ってしまうから滑るので、それを取り除けば滑らない。
タイヤに使われる吸水ゴムはスポンジのように中に水分を取り込むわけではなく、設置面積を稼ぐために水の逃げ場を作っているだけです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ゴムそのものが水分を吸い取る訳ではないんですね。
吸水と言うよりは、除水というイメージでしょうか。
ありがとうございました。

お礼日時:2004/01/06 13:02

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!