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『カルノー冷凍機で、冷蔵庫をつくり、室温が27℃のとき庫内の温度を-3℃に保つのに20Wの仕事率で仕事を供給する必要があったとすると、 毎秒何カロリーの熱が庫内にもれて入っていることになるか。』
という問題で、解答が
『冷蔵庫から取り出された熱をdQl、室温側に捨てられた熱をdQhとし、入れた仕事をdWとする。符号を考慮すると
dQh=-(dQl+dW)・・・(1)』
とありますが、 dQh=-(dQl+dW)となるのがわかりません。このことを説明していただけないでしょうか。よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

補足に対する回答です。


この符号は、「冷凍庫の室内」を”基準の系”として、系から出て行く方向を正として(どちらを正にしても良いのですが)、熱の動きの方向を規定しているものと思われます。
この規定のもとでは、dQlとdWが流入してくる値(負の値)となりますので、
dQh+dQl+dW=0となり、(1)式になります。
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この回答へのお礼

ありがとうございました!

お礼日時:2012/05/18 22:49

これはですね、「成績効率」という言葉で検索すれば、どこかで詳しく解説されているでしょうが、


要するに、冷凍機は「dQlの熱を室外に運ぶ」というお仕事を”タダ”ではやってくれなくて、dWのエネルギーを与えてやらなければならない訳です。ところが、その”仕事賃”なるdWも、最終的に熱以外のエネルギーにはなりませんから(冷凍機は動力を生み出したり自走したりしない)、室外にdQlと共に”捨てられる”んですね。その合計がdQhだというわけです。

この回答への補足

dQh=-(dQl+dW)
で符号にマイナスが付く理由を教えてもらえませんか?
捨てられるのをdQhとしているのだからプラスになるような気がしますが¨。

補足日時:2012/05/17 22:01
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