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ピック症の妄想から来る深夜徘徊に悩んでいます。

ピック症の場合は知能は保たれていて明確に目的のために行動します。例えば存在しない泥棒が存在すると確信してドアにバリケードを築いたり、家の中を夜どおしパトロールしたり、家族を起こして回ったりします。夜中不安でおびえて眠らずにいたりします。場合によっては泥棒が怖くて家から”逃げて”しまいます。泥棒が入ってくるという間違った思い込みを持っていますが、それ以外は正常と変わらない判断力を持っていますので、”(間違った思い込みに対する)正しい対処”をどんどん進めていってしまいます。

この間違った思い込みはとてつもなく強固で、本人が泥棒を見たと言う場所があらかじめビデオカメラで撮影してあって、泥棒など存在しないことを一緒に確認しても絶対に納得しません。
泥棒が家具を動かしたと言うので、事前に家中の家財の写真を取っておいて前後で写真と照合して変化が無いことを見せても納得しません。
家財でなくなったものがあって、本人が持っていって隠したシーンがビデオに写っていて、それを見せても納得しません。その件だけ自分で他に泥棒がいると考えるだけです。

徘徊と書きましたが、徘徊と呼ぶべきものかどうかも分かりません。アルツハイマーのようになんとなく目的はあるものの、自分がどこにいるのか、何をしているのか分からずに徘徊しているのとは違います。明確な目的のために行動しています。

知能は保たれているので話を逸らすとかは通用しません。むしろ逆上します(正常な人がまじめな話をそらされたら怒るのと同じことです)。
かといって、一般に認知症介護の常識で「話を否定するな」「賛同して理解してあげろ」と言いますが、馬鹿正直に「そうだよね、泥棒が入っているよね」なんて認めた日にはそれはそれで逆上しますから手に負えません(正常な人だって泥棒が入ったと思えば腹が立つでしょう)。

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という状況です。医者にも何年か前から通っていますが、状況を正確に伝えるのにどうしたらよいか困っています。
(徘徊、妄想と言う言葉は分かったようで分かりません。単に散歩に出かけて道に迷ったのも徘徊とする心理療法士も居ますが、検索すると言葉の意味が違うように思います)

1.上記の家庭内パトロールを「徘徊」と言うのでしょうか?
 ⇒これを医者になんと伝えたよいのでしょうか?

2.こういう場合、介護方法として一般的な「話を否定せず」「賛同して」「一緒に」「より添って」と言うのは具体的にどうしたらいいのでしょうか?
 ⇒現在は証拠が取れた場合だけ、粘り強く証拠を提示して説得していますが。。。

A 回答 (2件)

1:言葉遊びにしかなっていませんので徘徊か?等は気にされなくてもいいと思いますよ。


ありのままに起こっていることをありのままに説明すればいいと思います。


存在しない泥棒を警戒してパトロールをしてしまう。
写真を見せて何も変わっていないことを確認しても納得しない。
家族がその件で説明しても納得せず、家族としてはこれからどう関わっていけばいいのか迷っていますので教えてほしい

まとめるとこれくらいになるでしょうか?


2:ここまでくると介護法というより精神的な安定のために薬物コントロールも視野にいれて考えられたらいかがでしょうか?

話のトピック、つまり今何が問題で何に対して行動しているのか?
その問題を明確にして納得いくまで一緒に確認をする。(もちろんいたはずだ。と言われますが)

ですがここまで重度であるとなると入院を視野にいれて行ったほうがいいように思います。
その入院の間に薬物コントロールと行動療法などで行動変容または本人の納得できる方策を専門家と一緒に探していく時間を作るべきなのかな?

と私は感じました。

状況を正確に伝えるには?というのは
起こった事
そのときの患者様の行動
その対処
そしてその結果

残った家族の困り事

これを文章にでもまとめてお医者様とお話をしてみてはどうでしょう?
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。そのとおりだろうと思います。

症状は病気が病気なので認知症というよりも精神障害です。まともに相手して何とかできるものでもなく向精神薬での対応になる事も理解しています。

なので、ますます状況を的確に医師に伝える必要があると思って日々勉強しています。

現在治療法がないこともわかっているので、進まないためにストレスを排除し、周辺症状を緩和して介護者(といっても自分ひとり)を守るしかありません。

現在は医者で向精神薬を処方してもらって症状を緩和しながら、特別養護老人ホームのデイサービスに通わせています。

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回答を拝見して一つ思ったのですが、入院でなにか改善するのでしょうか?
もちろん脳の萎縮はなんともならないでしょうが、強固な妄想が少しでも取れて行動が改善すればすばらしいとは思います。それも無理かもしれませんが、どういう改善の可能性があるのか大変興味があります。

お礼日時:2012/05/21 21:19

おそらく、自分の中では妄想していることが絶対で、嘘だと思っていないので、周囲がどんなに説得してもだめだと思います。


否定しないこと、といいますが、例えばちょっとした妄想なら話をあわせて付き合うこともできますけど、それが身内が財布を盗んだだとか、泥棒が入っただとか、犯罪にかかわってしまうようなことであれば、そこは否定しないという単純理論にならないのも最もかと思います。

ただ、否定しない=一緒になって肯定する、ということとも違うように思います。

泥棒が入ったんだね、ではなく、泥棒が入ったと思っている気持ちを尊重する、ということではないでしょうか。
認知症での物取られ妄想は珍しくはありません。

否定するのではなく、かといって、認めるでもなくとなると、例えば、心配なら今日は私も一緒に見回りするよ、とか、心配だからしっかり戸締りしておいてね、とか、嘘でもいいのでその場で安心する言葉をかけることが大事です。
自分が泥棒が入ったことを認めなくとも、その方の言ってることを信じてあげるフリをするということも大事です。そうしないと、どんどんエスカレートして、悪循環です。

その上で、流せる部分はある程度聞き流す度量も必要です。

泥棒が入った、ということによって、実際に警察に電話したり行動してしまうようならそれが出来ないように電話線を抜いておくとか。

今は、頑なにおばあさんの考えを否定し、正論というか、事実で対抗しようとしているので、認知症の方には一番良くないと思います。
この人に話をすれば聞いてくれる、信じてくれる、という安心感を与えることで、少しは眠れるようになったりするかもしれません。

物盗られ妄想は一番お世話してくれる人や、信頼している人に向けられる事も多いですが、今は第三者が泥棒に入った、といわれているようで、まだ家族にそれが向いていないんですね。
おばあちゃんが心を許している人は誰なのでしょう?
今後その人に泥棒扱いが向けられることも十分ありえることです。
そうなってから信頼関係をたもっていくのは難しいことですし、実際とられたものが見つかっても、申し訳ないなんて思う病気ではありません。ひょうひょうとして、「あーそう」なんてことで終わって、その繰り返しがおきたりします。

入院で何か改善するんですかとおっしゃられていますが、入院というよりも、今通われているデイサービスの延長のようなグループホームに入所、という方法もあると思います。
改善が見込めず、症状が酷くなるにつれて、介護される家族の方の目の届かない部分での危険も増えてくると思います。
夜中に家からでてしまったり、泥棒が入ったと思い込んで防衛のために刃物を持ち出したりするようにならないとはいいきれませんし、夜眠れないでずっと動き回っていれば家族だって心配で休まらないでしょうし、そのうち家族もダウンしてしまうと思います。
それで、余計にきつく当たってしまったりして、悪循環になってしまったり・・・

絶対に家で介護する!という強固な意志がおありなのかは存じませんが、介護にも限界があると思います。
まして、身体的な介護でなく、身体的には自由に動き回れるほど元気ならばなおさら。

おばあちゃん自身にも、危険なことが起きないとは限りません。
うちの祖母も認知症で物盗られ妄想などを孫にぶつけたりしていて、それでも家族で介護していたのですが、結局夜中目を離した隙にお風呂に入って足を滑らせ、おぼれて亡くなってしまいました。

きちんと夜間も目が行き届き、安全対策もされている施設などへ、ためしにショートステイなどしてみるのもいいかもしれません。
介護を放棄するということではなく、本人に適した環境を与えてあげることも必要です。
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この回答へのお礼

体験を交えた貴重なアドバイス感謝します。母親を息子一人で介護しています。もう3年になるのでかなりやりつくした感はあります。テレビに出てきた医師のところへも連れて行き、その先生には感銘を受けることもありましたし、実際に大きな改善もありました。
同時に妄想の”訂正不可能な思い込み”の意味も肌で感じてきました。しかし、それでもインターネット時代でいろんな人から情報が得られるので今でもまだ新しい発見がありそうな気がしています。今は治療法はありませんが、進まないようにとめておければ将来治療法が出来る可能性もあると、まだ諦めてはいません。

ご提案のとおり、ショートステイを使うことを見据えて特養のデイケアに週一で通わせています(私が海外出張のときに一人では置けません。かといっていきなりショートステイで、知らない人のところにいきなり泊まるのは無理)。しかし、最近特養自体を閉じ込められる牢屋のように思い込んでしまって怖がってしまい、それにもほとほと困っています。
(もちろん手をこまねいているわけではなく、医師に相談して薬を代えたり、介護計画変更を視野に入れて各所に相談はしています)

結婚していないし、当然私は仕事をしていますので手が足りないと言うのはありますが、逆に問題行動で気兼ねする家族もいないので、引き続き奮闘中といったところです。個人的には強烈に可愛がられて育った末っ子なので厚い信頼があり、私への攻撃性が無いのが救いです。ただし、私から離れるのは不可能だと思います。

最悪、精神病院の閉鎖病棟に入れてしまうような別れ方だけは絶対したくありません。そのために必死で方策を考えて続けています。

お礼日時:2012/05/22 12:39

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