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双極性障害と診断されて3~4年です。
リーマス、デパケン、セロクエル、エビリファイ、ジプレキサ
すべて副作用のために使えませんでした。
主治医も困ってしまい、しまいには「副作用なんて誰でも我慢してるんだから」
と飲むと寝こんでしまうようなお薬を出し続けます。
寝込むと家事育児ができないので、それなら鬱のほうがマシなので通院を中断しました。

今漢方も出してくれる精神科に通いだしました。鬱や不眠に聞くお薬が出てます。

双極性障害には漢方は効き目があるのでしょうか?
服用に関して気をつけることはありますか?

医師には相談しているのですが、
一軒目の副作用を無視した医師のこともあり
医師を全面信頼できなくなってます。
(薬疹もたくさんでましたし、薬を飲んだら興奮状態になってしまったこともあります)

患者の方の漢方を飲んだご経験などお聞かせくだされば嬉しいです。

A 回答 (3件)

>医師には相談しているのですが、一軒目の副作用を無視した医師のこともあり医師を全面信頼できなくなってます。



私は、病名は異なりますが、人生の半分以上(約30年程)漢方薬と抗うつ剤の併用治療を受けている者です。

私も色々病院を変えたりして不快な精神科医にも遭遇した経験もあります。


又、その様な精神科医は実際の処多い様に思います。精神科医側から見れば、「作用」の方が重要で「副作用は、ある程度我慢してという感覚なんだと思います。

実際に今の主治医も、「副作用の事」を言うとご機嫌ななめになりますし、総婦長に「副作用の事は、あまり口にしない方がいいよ」と言われた事もありましたね。

患者側にとっては、「作用」ばかりでなく「副作用の事」は非常に重要な問題であると私は考えております。「副作用の事」を認めた上で、どちらが、メリットがあるのかという事になると思います。

服薬により、QOL(生活の質)>副作用であれば、服薬を選択するのが妥当だと思いますし、逆に副作用>QOL(生活の質)であれば、別の選択肢が必要であると思います。

最近は、ちょっとした「うつ」でも「薬物療法」が主体となっており、個人的にはどうなのかな?と思う時があります。

又、個人差により「薬物」がきかない方もおられます。「薬物療法」にも限界があるのです。

以下に、興味深い記事があります。参考文献:「こころの科学143~薬に依存しない治療~井原 裕氏」

「うつ病に対する6週間のプラセボ(偽薬)対照試験の結果、抗うつ薬の効果は60%前後、プラセボの効果は40%程度というデータがある。すなわち、5人のうつ病患者のうち、2人は薬をつかわなくても治る。2人は、薬を使っても治らない。最後の1人は薬を使わないと治らないが、使えば治る。という事になる。要するに、抗うつ薬投与に意味があるのは、5人に1人だけで、他の4人は使っても使わなくても結果は同じ(治る、もしくは治らない)事である。」

話は、それましたが、要は「薬物療法」だけではダメな方もおられるという事です。

私の場合は、抗うつ薬の副作用止めとして「漢方薬」との併用をしており、数年間仕事に就く事も可能となりましたが、現在は、老化現象で身体がついていけなくなりました。(><)



さて、前置きが長くなりましたが本題にはります。

>双極性障害には漢方は効き目があるのでしょうか?服用に関して気をつけることはありますか?

私の通院している病院では、「漢方薬」のみの方、「漢方薬」と「向精神薬」との併用の方、「向精神薬」のみの方が通院しておられます。

知人が、「双極性障害」で、「I型」なのか「II型」なのか不明ですが、漢方薬」と「向精神薬」との併用だったと思います。漢方薬」の名前は、「 柴胡加竜骨牡蛎湯」だったと思います。

「西洋薬」の場合は、「病名」で処方されますが、「漢方薬」場合は、「証」で処方されます。ですから、「双極性障害」だからこの「漢方薬」という事はありません。

「証」というのは、漢方独特の専門用語で、「実証」「虚証」「気虚症」「瘀血症」等様々な種類があります。他に「証」には、「陰、陽/虚、実/寒、熱/表、裏」その他種々のタイプがあります。

同じ病気でも、漢方の場合は、個人により治療方法が異なるという事になります。

双極性障害に良く使われる「漢方薬」には、「帰脾湯」「加味帰脾湯」「加味逍遙散」「甘麦大棗湯」「柴胡加竜骨牡蛎湯」「桂枝加竜骨牡蛎湯」「半夏厚朴湯」「抑肝散」「抑肝散加陳皮半夏」「苓桂朮甘湯」「黄連解毒湯」「三黄瀉心湯」「女神散」「香蘇散」等がありますが、その方の「証」によって処方されます。

中には、「漢方薬」が合わない方もおられます。


「漢方薬」の「副作用」についてですが、4~5日位にでるのは、「瞑眩(めんげん)」という副作用に似た症状が出る場合があります。これは、「好転反応」で、一時的なもので我慢すれば好転する反応です。これを、「副作用」と勘違いする場合がありますので、要注意です。

「副作用」の場合は、1~3か月以上あるいは、数年~数十年後に生じます。私の場合は、「補中益気湯」と10年位服用し、「胃炎」が起こり、「六君子湯」で、「逆流性食道炎」になった記憶があります。その時は、様々な「漢方薬」を試しながら、「柴胡桂枝乾姜湯」で元に戻ったと記憶しております。

「漢方薬の成分の副作用」については、特に、「甘草」(グリチルリチン酸)が有名です。この「甘草」という成分は、「漢方薬」の約7~8割に含まれます。「副作用」の症状としては、「高血圧」「低カリウム血症」偽性アルドステロン症)などの副作用があります。私も、経験しております。

「甘草」の効能と副作用について
http://www.kantankanpo.com/shoyaku/s00003.html

他には、「麻黄」「附子」「人参」「大黄」「地黄」「筏苓」「竜胆草」「黄連」「柴胡」「黄耆」等胃腸障害等他の副作用もあります。以下参考に・・・。
http://www.ke-ms.info/01/kanpouyaku01.html

死亡例の副作用については、「小柴胡湯」が有名です。「小柴胡湯」は、肝機能障害に効果のある漢方ですが、「肝硬変」の方が服用されて死亡したケースがあります。

漢方薬で死者10人
http://www.sod-jp.com/page1/sikkanbetu/05/5-8.htm


他にも沢山の「副作用の例」がありますが、「血液検査」等実施したり、身体がだるくなった場合は、主治医や薬剤師さんにご相談される方がベストだと思います。


結論は、「西洋薬」にしても「漢方薬」にしても副作用は必然的にあるという事が実情です。

後は、患者自身が、QOL(生活の質)>副作用をとるのかそれとも、苦しくても服薬しないかの判断でしょう。私の場合は、再発を経験しておりますので、「漢方薬」と「抗うつ薬」の併用でいくしかないと思っております。

「漢方薬の副作用」について述べましたが、「効果」も十分にありますし、「西洋薬」よりは個人的には良い様に実感しております。


重要なのは、「薬の副作用」の事もありますが、「主治医との信頼関係」の方も重要だと思います。信頼関係が構築できないのであれば、「アドヒヤランス(能動的薬の服用)の低下」につながります。個人的には、「主治医との信頼関係」も築いた方が良いと思います。

長文になりましたが、ご参考なれば幸いです。選択するのは、当事者自身です。お大事に・・・。
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この回答へのお礼

よくわかりました。ありがとうございます。
「抑肝散加陳皮半夏」を今飲んでます。
瞑眩と言うものはないように感じますが、
回答者さまが経験されている逆流性食道炎は私はもともとの持病です。
漢方は胃に負担がかかることも少し予想していますので、
胃薬(西洋薬)と併用していますが、正直言って、
漢方をはじめてから少し逆食が悪化して、胸焼けや背部痛があります。
生活に支障があるほどではないのですが。

本当に信頼関係は大切ですね。
まだ漢方を飲み始めたばかりで、
わからないことが多いのですが、
長期に飲むものなので慎重にしたく、
また自分の感じた症状を忌憚なく言える関係を
医師と作れればよいと私も切望してます。
思ったよりもたくさんの該当のお薬があることに少し安心しました。
もしかすると合うお薬があるかもしれません。

とても参考になりました、ありがとうございました。

お礼日時:2012/06/01 22:57

双極性障害1型の身内を看ています。



きつい口調になる事をお許しください。

>リーマス、デパケン、セロクエル、エビリファイ、ジプレキサ
>すべて副作用のために使えませんでした。
>主治医も困ってしまい、しまいには「副作用なんて誰でも我慢してるんだから」
>と飲むと寝こんでしまうようなお薬を出し続けます。

双極性障害等の精神疾患に処方される薬は、気分を安定させるが故に眠くなります。

>寝込むと家事育児ができないので、それなら鬱のほうがマシなので通院を中断しました。

何度も中断し、大うつ等を繰り返すと家事・育児どころではなく保護施設への入院となります。(保護入院させた経験もあります)
そうなると、最悪の場合、親一人子一人の場合ですと親権剥奪で子供が施設から里親へと引き取られる可能性も出てくるのです。

薬には錠剤や粉の他に、液状の物もありますし場合によっては筋注を投与する事により毎週通院と言う事も可能です。

薬の処方について理想は、漢方で抑えられる状態であれば漢方で、漢方で抑えられない躁状態の場合はジェネリック等で押さえつけるのが理想でしょう。

ちなみに、双極性障害の場合、社会的信用を失うのは“うつの状態”ではなく“躁状態の時に失う”と認識してください。(躁転して居る時)
また、双極性障害を良く理解して頂くために“日本うつ病学会 双極性障害委員会”が作成したマニュアルがありますので、一読してください。

日本うつ病学会 双極性障害委員会
http://www.secretariat.ne.jp/jsmd/sokyoku/

双極性障害治療ガイドライン:
http://www.secretariat.ne.jp/jsmd/mood_disorder/ …

まずは、双極性障害について知っているつもりでも、一読して正しい知識を得て下さい。
それからようやっと、医師と会話が成立している状態ならば、自分の現在の症状や少しの家庭事情を話す事で、薬の処方が変わって行きます。
双極性障害は3回ほど繰り返すと、双極性障害で服用されている薬は一生飲み続けなければならない状態になりますし、“人間的なキレもなくなってくる”事も知って頂けるとありがたいです。

きつい口調で書きましたが、参考になれば幸いです。

この回答への補足

ありがとうございます。躁鬱にも色々ありますので、補足させていただきます。
私は2型ですので、躁はほとんどありません。3年ごとに鬱がやってきます。
希死念慮はありますが、企てるほどではありません。

10年間ずっとうつ病の診断を受けていて躁鬱の診断は最近です。
通院を始める前も鬱を繰り返しており、
病歴は25年ぐらいになると思いますが入院するほどの鬱になったことはありません。

また薬疹はリーマス、テパゲン、ラモトリジン?、、これはもう飲めません。薬疹は危険です。

セロクエルは15時間寝っぱなしになり、子供の世話が不可能になります(まだ8歳です)
ジプレキサは1週間で3キロ体重が増えます。私は血糖値が高めなので、この薬では
糖尿になる危険が増えます。

エビリファイは体がもう一人人を背負っているような重さを感じて、家事育児どころではありません。

この中で一番飲めそうなのはエビリファイですが、
一生人を背負って重さでろくに起き上がれない状態で、息はしているから生きているみたいな状態で
人生を送りたくありません。また私の不信を増しているのは
上記のお薬による躁鬱の治療を始めてからますます鬱が悪化していることです。

1型の型は躁で失うものがあまりにも大きいので
副作用を我慢しても飲むメリットがありますが、
私の場合は微妙です。
鬱なら鬱のままのほうがマシだと思ってしまうのは私の実感です。
マニュアルはわかりますが、患者はひとりひとり違います。
1型は大変だと思いますので、お話の主旨はよくわかりました。ありがとうございました。

補足日時:2012/05/31 20:32
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お辛いでしょうね。


以下、回答になりませんが……青年期から
昨年、84歳で亡くなられるまで、
双極性障害(=躁鬱病)と闘いながら
作品を書きつづけてきた精神科医で
作家の北杜夫さんのエッセーを読んで
セルフコントロールの方法を参考に
してみませんか。

Good Luck!
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
北さんは愛読してます。
あの方は良いところのおぼっちゃんですので、
女中さんもいたようですね。私も女中さんがいれば、家事育児をまかせて
私は鬱ですとハチマキを巻いてマンガを読んで引きこもれるのですが。
ありがとうございました。

お礼日時:2012/05/31 20:36

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