dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

絵具を混ぜ合わせることによって、白が作れない理由とはなんでしょうか?
減法混色など、なるべく詳しく原理などに基づいて解説してくださると非常に助かります。
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

いろいろな色の絵の具を混ぜ合わせていくと、絵の具で反射される光の波長と量が減少していきます。

そのため、絵の具を混ぜ合わせていくと、次第に黒ずんでいきます。

白色とは、可視光線をほとんど均等に100%乱反射する物体の色です。ですから、光の吸収体である絵の具を混ぜ合わせても白色を作ることができないのです。

白色、灰色、黒色を無彩色といいます。可視光線をほとんど均等に100%乱反射する物体というのは実際には存在しませんので、私たちが普段白色と呼んでいる色は本当は、非常に明るい灰色と言うこともできます。絵の具の白と黒を混ぜると灰色を作ることができますが、補色同士を混ぜると灰色を作ることができます。色の三原色では、赤とシアン、緑とマゼンタ、青とイエローの2色を混ぜると、色味を失って灰色になります。

色が見える仕組み、加法混色と減法混色について下記が参考になると思います。
色が見える仕組み(1)~(7)
http://optica.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/pos …
    • good
    • 0

 白とは光を100%(乱)反射する色を言います。



 絵の具のどの色も、100%未満しか光を反射できません。そもそも白以外の色に見えるということは、白色光に含まれたいろいろな色の光を部分的に吸収しているのです。全部吸収するのは真っ黒の黒です。

 実は、物理学的には灰色は「暗い」白色です。他の色によって「暗い」白色を絵の具を混ぜて作ることは可能です(最も簡単には白の絵の具に黒の絵の具を混ぜる)。そういう意味では、白以外の絵の具を混ぜて白色の絵の具は作れます。しかし、それはご質問の趣旨に外れるでしょうね。

 白以外の絵の具、つまり、100%未満の反射率の絵の具、即ち色のある絵の具を、どのように混ぜても、絵の具的な定義の白い絵の具、即ち、光を100%(乱)反射する絵の具はできないのです。吸収される光が増えるだけなのですから。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!