プロが教えるわが家の防犯対策術!

お世話になっております。
現在、上場中小メーカーの財務経理で働いています。
簿記1級の勉強をしているのですが、実務であまり出てこない部分が
多いような気がしています。
例えば、未実現利益等を割賦販売の際には、テキストでは
調整していますが、実務でも調整しないといけないのでしょうか?
また、リースバックの際には、当期の収益にせず、前受収益等と
しています。
重要性の原則から、無視してもいいものじゃないのかと思うのですが、
実務的には無視している会社は多いものなのでしょうか?
また、積送品や未着品など、勘定科目を分けて処理している会社は
どれくらいあるのでしょうか?
私どもの会社は、科目を仕入れと売上だけでその辺りも処理している
みたいなのですが、問題はないのでしょうか?
最も多く採用されている会計処理方法を効率的に学びたいのですが、
そういった事が分かる書物はございますでしょうか?
(会計処理の統計本など)

質問だらけになってしまいましたが、半年で経理について、効率的に
学びたいと考えております。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

試験と実務は違うという例ですね。


テキストどおりの処理をしてる企業もあれば、独自の処理をしてる企業もあるでしょう。
効率的に学びたいとなれば「実務を身につけたい」ということになろうかと存じます。
顧問税理士に個別に「これでいいか」と確認されたらどうでしょうか。

例えば、法人が受け取る普通預金利息をテキスト仕訳をあえて無視して「雑収入」としてしまうなどです。
源泉徴収されてる所得税と地方税があるので、この処理は誤りですが、申告時の調整額が少額のくせに結構顔を出してくるので「うっとうしいから、お前は知らない」というやり方です。無論テスト解答にしたら「×」です。
テキストではこうなってる、試験の正答もこうなってるのだが、実務はこうしてるという例は多いです。
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まず折角1級の勉強をされているのならば当面はその合格を目指すべきだと思います。

そのためには実務に関係あるあないかはとりあえずた棚上げしましょう。
多くの資格試験は実務とは少し違う内容を持っています。実務というよりは基本原理の部分が多いので、実務には役に立たないという人がよくいます。
でもこれは数学が実務には殆ど関係なくても、それがあるから人工衛星は打ち上げられるとか、物理学があるから半導体が作れるというのと同じです。
実務ではそのような高度な知識を必要とすることは滅多にありません。殆どは決まりきったルーチンワークで成り立っています。
でも企業というものは何時までも同じではありません。
例えばこれまでとは全く異なる事業に進出したり、販売業が自社製品の製造を始める場合など、ルーチンワークの知識だけではどうにもならないときがあります。
そのときこそ基礎知識を持っている人の出番なのです。たぶん資格試験は役に立たないといっている人たちはそういう局面で何も出来ないと思います。

私は1級を取得後に転職したベンチャー企業で原価計算システムの構築に携わったことがります。
最初は生産管理の要員がはじめたのですがどうにもうまく行かず、結局社長命令で私が換わることになりました。
そのときの印象は結局生産管理の人間は原価計算論については無知なのだということでした。
これ当然なことで技術系のものが原価計算の原理を知っているはずがなかったのです。
という事でいざというときに1級の基礎知識も役に立つときがいつかあります。
実務への応用は合格したあとで考える事は十分可能です。
その前に手抜きせずにまず合格する努力すべきです。
その方が長期的にはあなたのためになると思いますよ。
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