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男性の下腹部にある何かが、睾丸の中に降りてきてしまうという病気について詳しく知りたいのです!!
何と説明したらよいのかわかりませんが、前立腺と言うのでしょうか・・・、そこにある何かが睾丸の中に降りてきてしまう病気。これはどんな病気なのですか?教えてください!!!!!

A 回答 (1件)

脱腸(だっちょう)(ヘルニア)じゃないですかね


病気の説明

人の内臓は中から腹膜、筋肉、皮下脂肪、皮膚の順でおおわれています。このうち筋肉の層が弱くなり穴があくとここから腹膜をかぶった状態で内臓が皮膚の下まで出てきます。これをヘルニアと言います。

病気の原因

人の筋肉にはいくつか生まれつき弱い場所があります。そけい部はそのひとつです。ここは母親の胎内にいるとき、こうがんが腹の中から筋肉を貫いて現在の位置まで移動するために出来たトンネルがあります。(女性の場合は子宮を支える靭帯になっています。)こうがんも腹膜をかぶって出てくるため、トンネル内に腹膜の袋が出ていますが、通常は生まれた時にはこれは閉じてしまいます。ところがこれが閉じない人も中にはいて、このような場合腹膜の袋の中に腸が出てきてヘルニアになります。これがこどもに多いヘルニアの原因です。このタイプのヘルニアは遺伝する傾向があります。年をとってからのヘルニアはこのトンネルのわきの筋肉が長年使われて弱くなったためにおこります。

病気の症状

  立つと内臓の重みがかかるために余計に出てきますが、通常はそのほかには症状はないことが多いです。ただしでたままで戻らない状態になったときはすぐに病院にきて下さい。このような場合ヘルニアの部分は固く、痛みを伴います。これは腸が筋肉の穴にはまってしまってその先で腫れ上がり戻らない状態になっているものでかんとんと言います。放っておきますと出たままの腸が首を締められた状態になって腐ってしまい、ひどいときには腹膜炎を起こし、生命に関わることになります。

病気の治療

薬では直りません。手術しかありませんが、病気自体は悪性ではないのであわてず都合のいい時を選んでください。ただし前にも書いたように出たまま戻らない状態になったら急ぐ必要がありますのですぐ病院にきて下さい。 手術について 入院の必要があります。手術当日は朝から食事、水分をとらず、点滴を受けてもらいます。麻酔は腰から針を刺して麻酔薬を入れる下半身麻酔(腰椎麻酔といいます。)を行います。手術中意識はある状態ですが、腰から下はしびれて動けません。手術当日夜から水分はとってもらい、翌朝からは普通の食事が出ます。手術当日はまだしびれが残っているため安静にして下さい。排尿はチューブが入っているため自然に出てきます。翌朝このチューブを抜きますので後は歩いてもらって結構です。手術後1週間で退院になります。皮膚は溶ける糸を使うため抜糸の必要がありません。風呂は退院した日に家ではいれます。手術の後の通院は通常1回だけです。手術から約1カ月は重いものを持つ仕事は避けて下さい。
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