1つだけ過去を変えられるとしたら?

父、長姉 兄、次姉 私の血縁家族です。次姉は遠方に、私は近郊にそれぞれ家庭を持っています。父の敷地に兄の自宅と長姉が自費で建てた自宅(父と同居)があり、父の面倒はほとんど同居、未婚の姉がみておりました。兄夫婦が原因は定かでないが平成10年頃離婚を前提に別居をはじめ、その後父、長姉が相次いで病気を得て、姉の方が平成13年に先に死亡しました。看病は兄妹3人でしました。姉の財産である借家と自宅は父が放棄して私達3人が共有で相続を済ませました。平成14年に父も亡くなり、父所有の土地と父の借家の相続を3人でしました。兄の離婚が確定していない事が不安材料でした。兄と亡くなった長姉が土地を分割して相続し、私と次姉には借家を一軒ずつ譲る(家賃収入がある)というのが生前の父の希望でしたが、姉は既に亡く、離婚が確定していない兄も心臓に持病があったため、土地と父の借家を3人で共有相続としました。この時に兄が自宅の土地、姉が建て私達3人の共有となった家の底地だけは一括して自分だけの物にしたいと強行に主張して譲りません。自宅隣地で地続きであること、普段は自分が管理せねばならない、共有の借家の管理も経理もすべて自分がするからとの兄の言葉に負け、私達も普段の労苦を考え、同意しました。田舎の長男としての兄のプライドを傷つけてもいけないと配慮もしました。ところが平成23年、心臓病に加えて、兄に癌が見つかり 私と次姉の看病のなかで、癌の手術後数日で急死しました。術後、死を覚悟した時点で自分の長女にだけは知らせてくれ、別居妻には葬儀参列も許すなときつい言葉を残しました。貸金庫の鍵、銀行通帳、カードなど貴重品は私がすべて預かり長女と一緒に処理に当たってくれと託されました。葬儀は兄の希望通り妻を排除して兄の長女次女長男(10年間音信のなかった)と私達だけの密葬ですませました。その後の席で兄の長男(甥)から私が預かった物を一切渡すように言われ、今思えば馬鹿正直にそのまま渡しましたので、資産の総額は私には判りません。
兄の不動産は妻である義姉がすべてひとりで相続、私達姉妹が里帰りに使っている亡き姉の家の底地も義姉のものとなり、義姉は早速兄の自宅を介護施設デイケアーに変更、事業展開し始め 同じ敷地にある私達の家(1/3は義姉にも権利)にたいしても、今は不問ですが駐車場が必要になれば姉が作った庭も壊すかも知れないと言います。姉の家の底地を取り戻し、購入したいと口頭で話したが相続で得た物だからもう定まった物で、応じられないと言われました。以上が経緯です。
法律上の義姉の権利は判っていますが、10年間子どもをつれて田舎の家を出、舅の介護も長姉の病気介護面倒も見ることなく、当然兄の面倒も見ず、兄が死亡したら帰ってきて、資産の維持に何の貢献もしなかった人間に先祖からの不動産に権利があることが釈然としません。亡くなった姉が資産維持に努力した苦労が報われないか、せめて姉の家だった所の土地を私と次姉の所有に取り返したいと思い、良い方法が無いか悩んでいます。また共有となっているその他の不動産も分割所有にするか今後の悩みの課題です。良い考えがあったらお聞かせ下さい。

A 回答 (1件)

「取り戻したい」っていうのは、すでに相続で決まった内容を覆したいってことですか?


寄与分とか、特別受益ということで、相続問題を議論しているときに、法律で決まった割合を調整することは可能かと思いますけど、すでに何を相続するかが決まったあと、さらに蒸し返すってことは難しい気がしますけど。

そして釈然としないお気持ちはわかりますけど、何十年も音沙汰ない人が突然でてきて、うん百万、うん千万を相続で受け取るって話は、よくあることだと思います。その相続する財産が死んだ方が形成したものであれば、まだ納得できる部分もありますけど、そうじゃあなく、自分の親族が亡くなった方に寄贈した資産だったりすれば、「なんで、あの人のところに寄贈した財産が行くんだ!!」なんてケースもあったりします。
まあ、個人的には、質問者さんが狙っている土地はあきめたほうがいいように感じます。

また、共有の不動産は、分割する場合、測量費用が発生したり、どう分割するか悩ましい部分があると思います。お互いが納得する分割案を質問者さんが考えて、その内容を書面にするところだけを専門家にお願いすれば、安くすむと思います。でも、お互いが納得できる案を作るのが大変だと思います。

法律は時代に合わせて人間が考えたもので不備なところが当然あります。作成時には想定外なこともあるでしょうし、時流に合わなくなっている法律もあります。
憲法9条など、イロイロと、納得できないことが法律には多いですけど、なかなか改善されないのが現実だと思います。
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この回答へのお礼

長い文章を読んでいただき、冷静なご判断有り難うございます。やはり同様に悔しい思いをしている方もあるのでしょうね。なるべく感情的にならないように努めて行きます。

お礼日時:2012/08/10 14:18

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