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私の勤務する施設には、天井吊り露出形ファンコイルユニットの2管式のファンコイルユニットがありますが、このファンコイルユニットの仕組みについて教えてください。

(1)このファンのコイルとは、エアコンなんかで言う熱交換器(フィン)のことでしょうか。

(2)そうであるならば、当然、この熱交換器のなかに冷温水管があって、冷房の場合は、冷水が流れており、その管に風を当てて、熱交換すると思いますが、その場合のコイルの役目と、どうやって、暖かい空気を冷風にするのか、その仕組みを教えてください。

よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

>(1)このファンのコイルとは、エアコンなんかで言う熱交換器(フィン)のことでしょうか。



はい。
メーカーにより呼び名が違いますが大まかに熱交換器にはフィンチューブ式と一体成型タイプ(自動車のラジエーターなど)があります。

>(2)そうであるならば‥

熱は温度の低い方へ移動します。よって熱は「奪われる」わけです。
寒冷地などでは窓下に設置された「熱交」にボイラーで加熱した温水を流して暖房します。熱交内を移動する仮定で熱を奪われてボイラーに戻っていくわけです。
強制ファンはついていませんが自然対流で部屋を暖房します。
温水の温度が一定で暖房能力を上げるには‥
・熱交換器を通過して熱のやりとりの「機会」を増やす→ファンを取付て風量を増やす
・熱交の表面積を増やす

この場合は配管内の容積がほぼ一定だと思われますので送りポンプの加圧分だけの圧力なのでエアコンより簡単ですね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。お返事遅れてすみません。

>配管内の容積がほぼ一定だと思われますので送りポンプの加圧分だけの圧力なので。

暖房温度を上げたり、冷房温度を下げたり、する場合は、送りポンプの圧力は関係があるのでしょうか。

関係があるとするならば、なぜでしょうか。

良ければご教授お願いします。

お礼日時:2012/08/25 08:55

ファンコイルユニットとは、ファンとコイル(熱交換器)


を一つの箱の中に納めた空調機です。

(1) コイルには、熱交換能力を向上させるためにフィン
  を取り付けます。質問者様の言われる通り、コイル
  とはフィン付き熱交換チューブです。

(2) 冷房の場合、コイル入り口に冷水が供給されます。
  冷水はコイル(チューブ)の内側を流れます。その
  ためコイル(チューブ)の外側の表面温度が低温度
  となります。

  暖かい空気は、ファンによりコイルの外側を流れます。
  低温度のコイル表面と暖かい空気が接触すること
  で、空気が冷却されます。

  コイル入り口に供給された冷水は、コイル出口では
  温度が上昇するため、冷凍機で冷却した後、再度
  コイル入り口に供給されます。(冷水循環)

(3) 温度を上げたり、下げたり、する場合は、3通りの
  方法があります。

  (1)風量を変更する方法
   安価な温度変更の方法です。
   ファンコイルユニットのリモコンで風量をL、M、H
   などと設定するものは、この方式です。

  (2)冷水(温水)量を変更する方法
   高価になりますが、室内温度設定が可能です。
   室内温度センサーの値で、冷水(温水)量を流量調整弁
   で制御し、室内温度を希望の温度にする方式です。

  (3)上記(1)と(2)の組み合わせ
   最も高価ですが、室内環境を適切に設定出来ます。


(4) 暖房温度を上げたり、冷房温度を下げたり、する制御には、
  送りポンプの圧力は関係しません。

  必要以上の送水圧力を制限する(省エネ)ために、ポンプ
  の送水圧力を制御する場合があります。一般的には
  インバータによるモータ回転数制御が採用されます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。よくわかりました。ありがとうございました。

お礼日時:2012/08/26 16:48

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