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 数ヶ月前、不注意から手の甲の皮膚をガラスで切ってしまいた。急いで夜間の救急病院に行ったところ、消毒と二針の縫合処置を受けました。その日は抜糸についての説明がなかったので、一週間後に改めて受診に行くと、初日とは別の先生がいて、「君、どうしてで今日来たの?」と聞くので、「もうそろそろ抜糸の時期ではないかと思って伺いました」と言うと、看護婦とカルテを見ながら何やら打ち合わせらしい会話のあと、一応は抜糸をしてくれました。その後、裂傷は治ったのですが、どうも指の動きが不自由なので、もう一度受診しました。するとまた別の医師が担当になり、「私が外科医です。貴方は手の甲の皮膚と指の腱がくっ付いてしまっているので、剥離手術をしなければならないでしょう」と言うのです。後で看護婦さんに聞くと、縫合処置も抜糸もそれぞれ内科医が処置をしたのだとの事です。
 こんな事ってありますか? 怪我をして救急病院に行き、専門ではない医師に縫合処置をされ、後日の抜糸も内科の医師によるものであり、ようやく外傷が治癒して、指を動かすと今度は殆ど動けない状態となった訳です。しかも、剥離手術をする場合、その費用はボクの負担になるそうです。
 救急病院の体制と医療現場での責任の所在に疑問を感じます。初めからちゃんとした外科の専門医による診察であれば、皮膚から腱まで達している裂傷を考慮した処置が可能であったのではないでしょうか? 後日の抜糸も内科医によるもので、これも専門医ならば皮膚と腱の癒着の対応が可能であったのではないでしょうか? 数ヶ月経って、そのような不完全な処置の結果で剥離手術の必要が生じ、その費用は自己負担になるというのはどう考えても納得が行かないのですが、この件をご専門家及び経験者の方々に伺いたいと存じます。忌憚のないご意見を宜しくお願い致します。

A 回答 (1件)

「忌憚のないご意見を」とのことですので、私の意見を述べます。

もちろん、反論される方もいらっしゃるでしょうが、どなたもまだ回答されていないようですので、とっかかりとして・・・

 救急病院を受診したとのことですが、その病院では、日によって内科医と外科医が交代で当直をやっているものと思われます(すなわち、夜間の当直医が病院で一人だけと言うこと)。そのような病院であれば、外傷の患者さんであっても内科医が診ることもあります。しかし、それは、病院の責任ではありません。(私の病院では、外科、内科、小児科医が毎日3人で当直していますが。)救急医療というのは効率が悪く、たいていの病院では救急業務は大きな赤字の原因の一つになっていますから。
 それから、初めから腱が損傷していることが疑われる場合でも、とりあえずの初期治療は出血を止めることですから、止血のために縫合をしておき、後日(たいていは翌日)整形外科や形成外科をあらためて受診していただき、腱の縫合などをやってもらうということはままあります。たとえ外科系医師が当直していてもです。また、腱が損傷されていなくても、皮下組織との癒着が強くなってしまい動きが制限されるようになることもあります。
 もうひとつ、何故抜糸の時も内科医があなたを診ることになったのでしょうか?私が想像するに、あなたはそのときも通常の診療時間帯に受診せず、当直時間帯に行ったのではありませんか?病院はコンビニではありませんから、どの時間に行っても各科の医師が24時間そろっているわけではありません(コンビニでさえ、おにぎりやサンドイッチや弁当などが切れている時間帯がありますが)。そんなことをしていては、すべての病院が倒産してしまいますから。
 ただひとつ、最初に縫合処置をした医師が、あなたに対して翌日のちゃんとした時間のしかるべき科の再受診を勧めなかったことは問題かと思います。

医師・病院サイドからの偏った(?)回答でした。
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この回答へのお礼

 医療現場に於けるご専門の立場からのご回答ありがとうございます。なるほど、そうおっしゃられれば、確かに当方も救急病院をまさにコンビニ的に、どんな症状でも24時間常に適切な処置をして頂けるものと誤解していたように思います。運営していく上では常に万全の体制を維持するのも様々な問題があることをつい被害者意識で看過してしまっていました。naokunさん、その他、日夜一生懸命に頑張っておられる医療関係の方々がもしもボクの質問で不快感を感じておられましたらお詫び致します。すみませんでした。
 ただ、今回敢えてここに投稿させて頂いたのは、最後にnaokunさんも御指摘される通り、再受診の重要性や詳細な説明がなかったこと(現にこれによって不信感を覚えた訳です)、しかもそれに言及せず、責任の所在も明らかにすることなく、自己負担による剥離手術の必要性にだけ終始する病院側の態度にどうも納得がいかなかったのです。折から医療分野におけるインフォームド・コンセントが問題になる中、それに逆行するような事が我が身に降り掛かったばかりに少し感情的になってしまいました。
 剥離手術に対する丁寧なご説明(当該病院でも、こんな親切な説明があったらすんなり納得できたのになぁ・・・)も含めてまさに忌憚のないご回答ありがとうございました。

お礼日時:2001/05/17 01:23

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