
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
あくまでも自分の場合の使い分けで回答すれば
今後・・・・特別の当事者の作為なしの状況進捗の場合
向後・・・・何らかの作為によって事象変化が存在しえる将来の場合
ちなみに、小生の恩師は明白な使用分岐していた
例えば、
既に施行している法に対しては、「今後」であるが
将来施行されるだろう法について「向後」と表現している
つまり、「今後」は、現在進行形であるが、「向後」は未来進行形?というニアンスである
あくまでも小生の周辺の利用であって、一般化されているとは言えないのであしからず
回答ありがとうございます。
具体的なご説明で、とても分かり易いです。
私の見たその念書は、確かに
「特別の当事者の作為なしの状況進捗の場合」の内容について「今後」と表現されており、
「何らかの作為によって事象変化が存在しえる将来の場合」の内容について「向後」となっていました。
あまりにも的中していて驚いております。
また、bismarks0507様の恩師様の使用分岐にも納得です。
大変勉強になりました。ありがとうございました。
No.1
- 回答日時:
寡聞にして、法律の条文に「今後」も「向後」も使われているケースは記憶にありません。
命令書や念書のようなものに「向後」が使われることがありますが、用例を考えると、その文章は「文語調」です。
「乙は、向後かようなる事を一切するべからず」的な。
小学生に向かって先生が「向後、こんなことをしちゃダメですよ」とか言っていたら笑えます。
文語調の文章というのは、若干「重み」があるように感じるのは私だけでしょうか。
私だけでないとしたら、多少、念書や契約書などで重みを付けたくて、文語調の言い回しをしている場合には「向後」。
そうでない、ふつうの場合は「今後」、という使い分けで十分だと思います。
この回答への補足
回答ありがとうございます。
私が見たのは法律の条文ではなく、念書でした。説明不足で申し訳ありません。
それには、「今後」と「向後」が同時に使われていたので、不思議に思っていました。
複数ある項目のうち、ある項目は
「私は今後、~しません。」
別の項目は
「私は向後、~致しません。」
となっており、同じような内容の文章なのに何が違うのか分かりませんでした。
(文章の内容を詳しく書くと、個人情報に繋がる恐れがあるので伏せました。)
二つの文章をよく読むと、「今後」の文末は「しません」、「向後」の文末は「致しません」となっているので、fujic-1990様のおっしゃる通り、文語調にして重みを付けているのかもしれません。
私の説明不足にもかかわらず、分かり易く丁寧な回答をして下さり、本当にありがとうございます。
念書や契約書など法律が関与する文書には、文語調で重みを付けるのはとても大事ですよね。
大変良い勉強をさせて頂きました。ありがとうございました。
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