プロが教えるわが家の防犯対策術!

http://www.jimin.jp/policy/policy_topics/pdf/sei …
の改正草案について質問です

1.第1条の「天皇は、日本国の元首であり」とありますが、元首になることにより、変わることはありますか?また、現在の元首は一体誰(何)になるんですか?

2.第2章の見出しを「戦争の放棄」から「安全保障」に変えたということは、戦争の可能性を否定していないのですか?

3.第9条の2「内閣総理大臣を最高指揮官とする国防軍」というのは一体なんですか?自衛隊を国防軍とするのか、徴兵になるのか、それ以外なのか、教えてください。

4.第12条など「公共の福祉」を「公益及び公の秩序」という表現に改めた理由は?そして、違いは?

5.第25条の2「国は、国民生活のあらゆる側面において」とありますが、現行の憲法では「すべての生活側部」としています。すべてだと何か問題があるんですか?

自民党の改正草案ではかなり問題がありそうな気がします。
1~5について、教えてください。
よろしくお願いします。

A 回答 (15件中1~10件)

1~5については、左側の方が多いですが、多くの方が回答されているので「省きます」




【そもそも・・・】

よく、「右傾化」「ファシズムに突き進む」「軍国主義復活!?」などという言葉を目にすると思います。

実は、これは明らかな「大間違い」「勘違い」です。

なぜならば、「今の日本は国ですらない」状況だからです。

どこが、「国ですらないのか?」と言いますと

 ●自分の国を自分で守れない (正しく言うと、「守るためにすべき事」ができない)
  
  「使えない武器、能力がたくさんある」⇒全て「侵略できてしまう」というのが理由です。
   
  よく考えてみてください。
  
  敵が日本を侵略する場合、「侵略する為の力」で攻めてきますよね? 
  
  そこで、日本が「侵略する為の力」と戦うには・・・ ⇒日本側も「同じ or それ以上の力」を使う必要が                                          あります。
  つまり、「自分が侵略できる力を持っていないと、侵略とは戦えない」のです。

  これは「事実」であり、「戦い=悪」という教育しかされてこなかった日本人が「目を背けて逃げてき                                      た」問題なのです。

「右頬を殴られたら、左頬を差し出せばいい」などという「キレイごと」は通用しませんし、その考えで
 
防衛を決めてはいけない。

 なのに、「侵略できてしまう」という考えで禁止をすると、(そもそも日本を守るために戦え日本人が          「守る」ことすら出来なくなります。           少ないのが悲しい) 
  
 例えば、極端な話ですが、「人を殺せてしまう」ものは「世の中から無くす」としましょう。 
 
 すると・・・ 「ナイフ」「ハサミ」「警察」「ハンマー」 あらゆるモノが、「必要以上に」なくなります。
 
 つまり、「~できてしまう」という考え方は、時には必要ですが、非常に「理不尽な考え」なのです。
 
 『危険なモノを使わずして、危険なモノと戦うことはできない』
 
 ○そして、その「危険なモノ」が間違った方向に行かないようにするのが「政治家」であります。
  
  「戦争に巻き込まれちゃうじゃないか!」などと言っている政治家は
  
  「私には、巻き込まれないようにする力がありません。拒否できません。言いなりになるしかあり    ません。」 と言っているようなものです。


【まとめましょう】
 
「侵略できてしまうこと」=「自分を守る力があるということ」 ⇒今はそれがない
                ↓
              この力をしっかり持とうとしているのが「自民党」です。

そして、自民党がしているのは 「国になってない日本」⇒「普通の国にする」 ことなのです。 
                (左傾化)      (普通)

                 「普通の国」⇒「軍国主義の国」にしようとしているのではない。
                  (普通)   (右傾化)

ですから、「右傾化」 「ファシズム」 「軍国主義」 などと声高に叫ぶ人は「守る力を持たせまい」としているのと同類です。
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1.第1条の ~


 元首と言っても、その解釈ははなはだあいまいではないでしょうか。前の責任者の後釜、使えなくなった鍋の代わりと言う事でしょうか。その後釜を、世襲で世襲相続で用意するか、選挙で選出するか、世襲の帝国主義で今なお近隣諸国に戦犯帝国呼ばわりされる日本の現状を観るに、 世襲 、 世襲の優位を信じ込ませるプロパカンダ 、それらが世界の首脳_脳力足り得ないのが大問題ではないでしょうか。民主政治と民法相続その歴史的軋轢でしょうか。

2.第2章の ~
 いかにある一国が戦争の放棄を謳おうがそれは周り周囲にも宣伝解説する必要は必ずある。
今回、選挙にて最高裁判事の国民審査となっていますが、国際刑事裁判所(ICC、オランダ・ハーグ)の管轄ではないでしょうか。

3.第9条の ~
 人びとの生活それには、日程、作戦、段取り、計画、行動等、が必須でしょうが、軍事行動などは殺人等の最高裁行きのトップランクの凶悪犯罪行為以上であることは言うまでも無く明白である。
そうなる以前に、社会と政治責任は人道的安全を敷設すると言う事、それを忘れるまたは怠ることは、人々を戦禍に落とすと言う事であって、そうなる以前に~ ・・・、 憲法第9条のまえに、8より若い条文に人びとの平和と安全を維持継続するための条文項目が台頭することではないでしょうか。

4.第12条など ~
5.第25条の2 ~
 送稿しているうちに、これは本当に自民党の草案なのか?、まるで軍事ファシズム政党の草稿ではないか? 疑問が湧きますね?
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この回答へのお礼

自民党を選んでしまった日本は自らファシズムの道を歩む選択をしたと言うことですね
つまり昭和初期とかに戻るような感じですね。

もう日本は終わりですね
自公が3分の2以上を取ってしまったがために、憲法改正の国会の賛成が過半数になり、憲法を改正し(しかもこんな憲法に)

もしかりに憲法改正があれば、国民投票の時は反対を投じるべきですね(僕にはまだ選挙権はありませんが

回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/12/19 14:06

先月の11月に発表された憲法改正QAを読むと自民党の意図がはっきりと判ります。



自民党HPより 日本国憲法改正草案QA
http://www.jimin.jp/policy/pamphlet/pdf/kenpou_q …
> Q2 今回の草案では、日本にふさわしい憲法改正草案とするため、まず、翻訳口答調の言い回しや天賦人権説に基づく規定振りを全面的に見直しました。
> Q13 現行憲法の規定の中には、西欧の天賦人権説に基づいて規定されていると思われるものが散見されることから、こうした規定は改める必要があると考えました。

ここで自民党は「天賦人権説=自然権」を蔑ろにし、さらに立憲主義を否定しています。

つまり自民党は自ら『自民党の憲法改正の意図は、人間が生まれながらにして持つ自由を制限し、国家が人権を保障する』という国家社会主義=ナチズムの思想を掲げると明確に述べたという事。

自民党は日本ナチス党であると自ら宣言したのです。

つまり『自民党の言う憲法改正は《自由主義、民主主義の敵》に自民党は成る』ということ。

彼らが白状した意図から見れば、1~5は明確に日本人を天皇の臣民とし、天皇を最高権力者に祭り上げ、国家主体の政治を実行するということであり、『日本は民主主義を捨てますよ』ということです。

現行の日本国憲法のいう「公共の福祉」とは個人主義の主張する「個人の自由」が互いに衝突した場合に、その調整を担うのが「公共の福祉」という概念であり、その構成内容は、お互いの「個人の自由に代表される個人の尊厳」を尊重しつつ、話し合いを通じて問題を調整する行為を「公共の福祉」というのです。

それを書き換えるのは、権力者によって愚民の「言論の自由」「思想の自由」を一方的に奪えるということに他なりません。

この自民党の憲法改正草案は、そのQAで意図が白状されたとおり、日本をナチズムで支配する為のものです。
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この回答へのお礼

民主主義を日本は捨てると言うことですね。

もういいんです、日本は終わりです。
そう思いたくなります。

Q&Aの存在は知りませんでした。ありがとうございます。
熟読します。

お礼日時:2012/12/19 14:02

『 地域代表者から成る世界天才政治へ向けて


 人類の将来を検討するにふさわしい唯一の方法は、問題を世界的スケールで考察することである。
 人類はその領域を、部族、村落、地方そして国家へと、次第に拡げてきた。
地域の汚染や核兵器の増大という問題に直面して、知性的な人たちは、これらの諸問題を解決するには「世界政府」を樹立するしかない、ということをいち早く自覚したのである。
 この構想は、現職の政治家たちからは非現実的だとけなされる。なぜなら、かれらはそれが実現すると、自分たちがその地位を失うことを知っているからだ。過分の報酬を受けている軍人たちにとっても、事は同じである。かれらも失業するのを恐れているからだ。かれらは、国境が無くなってしまうとき、少なくとも現在理解されているような意味での軍隊は、もはや必要ではなくなってしまうことを、百も承知しているのだ。ところが、かれらを武器を持たずに雇うには、余りにかけはなれた状態にあるので、そのことが奇襲隊の攻撃におびえている者たちを悩ませるのである。
 他の者よりも先を見通す天才たちの、こうした現実的な構想を、非現実的だとみなすのはいつも凡人たちである。
 非現実的な構想というものは存在しない。存在するのはただ、構想を実現する能力の無い者だけである。
 したがって、この「天才政治に基づく世界政府」は、地球上のあらゆる地域を代表する、天才たちによって構成されることになるだろう。これらの地域は、民主的にその境界が定められる必要がある。現実の諸国家はおおよそ、自分の富の増大を望む有産階級によって仕向けられた、殺りく戦の結果である。これは、植民地主義時代のことだ。フランスとスペインの国境の両側に住むバスク人たちは、単一「国家」の樹立を望むかもしれない。これは、かれらの問題であり、またかれらだけの問題である。自分たちが一緒に住むか、それとも他の国に併合されるかを選択するのは、かれら自身である。バスク人は、地球上のあらゆる所にいる。独立した組織を持つことを望むある地域の住民は、人類全体の一部を成しているのだ。各々の地域の住民が、自分たちの政治組織を自分で決めることである。フランス国内の実例のみをあげるなら、コルシカ人、ブルターニュ人、オック人、そしてアルザス人たちがそうである。
 したがってまず手始めに、各市町村の住民に、自分たちがどの地域に属すことを望むかを、天才政治の方法に則り投票させる必要がある。こうすれば、あらゆる国家主義的な思考を除いて、各地域の境界を定めることができるようになるだろう。そして、この投票はその後も、ある市町村の住民が投票を望むたびごとに行なうことが可能である。なぜなら、住民の移動に応じて、特定の市町村が、隣接する地域への帰属の変更を望むこともありうるからである。
 いちど各地域が、そこに位置する市町村の住民の投票により地理的に決定されると、各地域は、等しい数の住民からなる十二の地区に分割される。そして各地区は、そこに属する天才たちの間から一人の代表者を選出する。こうして選出された十二人の天才たちが、一つの天才政治に基づく地域団体を構成するのである。
 ついでこの地域団体は「天才政治に基づく世界政府」において、その地域を代表する一人の議長をその内部から選出する。
 この天才政治に基づく地域団体は同様に、その地域に住む発明家の中から十二人を選出して構成される、一つの会議を設置する。この会議は、その地域に直接かかわる諸実施計画を、その団体の投票に付すために提出する任務を負う。
 したがって「天才政治に基づく世界政府」は、民主的に決定された地球上の全地域を、それぞれ代表する天才たちによって構成されることになる。
 各地域代表者には「世界政府」で行なわれる投票のさいに、代表する地域の住民数に比例した一つの係数が割り当てられる。かくして、百万の住民が住む地域を代表する一人の天才は係数一を持ち、五千万の住民が住む地域を代表する者は係数五十を持つことになるわけである。
 そういうわけで「天才政治に基づく世界政府」における投票は、国連での投票とは異なり、本当の意味で民主主義的である。住民数がわずか十万のカタールのような国の代表者の投票が、住民数が二億以上のアメリカの代表者の投票と、同一の価値を有するであろうか!ところが、これが国連で生じていることなのだ。
 したがって、ほとんど起こりえない最小の確率ではあるが、もし七百の地域が民主的に決められたとすると、「天才政治に基ずく世界政府」の団体は、あらゆる人種、文化、宗教に属する七百人の天才によって構成されることになるだろう。  (ラエル著天才政治)』

 国家元首と安全保障の問題、尖閣竹島等の領有問題がありますが、
基地問題でゆれる沖縄に対しても、過去に、中国や朝鮮韓国等と同様な問題を起こしている。

 http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-43391-storyt …   琉球処分 (りゅうきゅうしょぶん)  
 http://www.okinawainfo.net/rekisi/syobun.htm
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%90%89%E7%90%83% …

 一連の改正草案では、不十分なのではないでしょうか?
“これらの地域は、民主的にその境界が定められる必要がある。”

 “自分の富の増大を望む有産階級によって仕向けられた、殺りく戦の結果である。”などを受け入れることは、人道的精神にのっとり不可能なのではないでしょうか?
 “単一「国家」の樹立を望むかもしれない。これは、かれらの問題であり、またかれらだけの問題である。自分たちが一緒に住むか、それとも他の国に併合されるかを選択するのは、かれら自身である。”

“特定の市町村が、隣接する地域への帰属の変更を望むこともありうるからである。”

 道州制を導入するなり、それを各々独立のレベルとして日本連邦(仮に)とするなり、過去の悪行悪業をすべて解放することが前提であり、必要なのではないでしょうか?
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補足


>「侵略の気はあってもできないからやらない」という解釈でいいんでしょうか?
 現実問題として上層部はわかってますからそもそも起こりません。
 まず戦術的に無理な点はご説明しましたが、そもそも日本の場合戦争なんぞ起きたら
 外資が撤退します。すでに日本は加工産業立国として成立してますから侵略なんぞしても
 得るものはありません

>「安全保障のために」先に攻撃することができるように、この9条の改正が行われる・・・
 いぁ防衛の為の攻撃です。先制攻撃ではありません。

わかりやすく言えば北のテボドンです。あれは先制攻撃を受けたとしても
日本は迎撃するだけしか手段はありません。現在の9条の解釈では北朝鮮にあるミサイル発射基地を攻撃を受けたからといって攻撃はできません。 
 あくまで日本国内に侵入した外敵に関してだけです
 現時点では日本の領海以外から攻撃受けた場合は米軍に頼るしかないのが現状です
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この回答へのお礼

ありがとうございます!すっきりしました。

現状では国の主権が及ぶ範囲内でしか外敵に攻撃できないところを、防衛のためならOKということにするんですね。
なるほどーー
実際いつこんなことが起こるかはわからないので備えは必要ですね。

ありがとうございました

お礼日時:2012/09/19 21:07

一応


 戦争そして侵略に関する事ですが
日本がその気になったとしてもこの時代もはや不可能です。

 そもそも侵略刷るためには
対地上攻撃(対地ミサイルなど)そして占領の為の海兵隊および上陸用艦艇
制空権確保の為の空母などの前線基地

 中国など内陸国と違い日本のような海洋国家は立場が違います
中国が内陸で陸続きの北朝鮮を侵略するのと
〃  島国で海に囲まれたフィリピンを侵略する
 この2つには大きな違いがあります

昔英国のチャーチルがドーバー海峡にナチスドイツからの防衛に絶対の信頼を置いていたように海というのは戦術上すさまじいまでの壁です
 中国が結局台湾だけ占領できずにいるのもそのせいです。

 現実問題現在1国で 海からの侵略を独力で可能な国家は米国しかありませんよw
そして日本は戦略上米国なみの戦力を持つことは不可能です
 近代は高性能という兵士の数よりも性能がものをいう時代です。
湾岸戦争での(米国戦車)M1と(イラク戦車)T-74部隊のキルレシオは1対400でした
 もはや数では勝てる時代ではなく、多くの蓄積した技術と豊富な戦闘蓄積経験による兵器へのバックフィードではもはや日本は先進国に太刀打ちできません
 
 正直日本が侵略というのはそのきになっても不可能な時代です
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この回答へのお礼

んーだとすると、「侵略の気はあってもできないからやらない」という解釈でいいんでしょうか?
ならば、すでに出ているように「安全保障のために」先に攻撃することができるように、この9条の改正が行われる・・・
この解釈が正しいのなら安心できます。

回答、ありがとうございました!

お礼日時:2012/09/19 19:30

1,法的には現在と変わらないと思われますが、国民の精神に


 及ぼす影響が異なってくるでしょう。
 現在の元首については、諸説あります。
 天皇説、総理大臣説、内閣説、存在しないという説。
 天皇説が有力ですし、外国では天皇は既に元首扱いされています。

2,現在でも、自衛戦争は出来る、という解釈が支配的ですから
 戦争は可能です。
 文言を変えた、ということは戦争がやりやすくなった、という
 ことでしょう。
 例えば、安全保障上の必要があれば先制攻撃も可能だ、という
 ことになると思われます。
 そうすると、巷で言われるように、北朝鮮が日本向けにミサイルを
 発射しようとする場合、現行法では発射してからでないと対処できないが
 このように変えれば、発射直前にも攻撃できる、ということに
 なるでしょう。

3,自衛隊が国防軍なるだけです。
 名称を変更すれば、国民の意識も変わってくるでしょうから、それが
 狙いだと思います。
 徴兵制については、軍事的メリットは少ないし、費用も多大になるし
 経済的にもマイナスが大きいのでやらないでしょう。
 やるとしても、数ヶ月程度の訓練で終わると思われます。

4,公共の福祉という文言は曖昧模糊として、内容が不明瞭なので
 より解り易く書き改めたのだと思います。
 それから、公益云々としたのは、あまりに権利中心的過ぎる現行憲法
 を、若干修正したいという意図があるのでしょう。
 少しは、社会国家のことも考えろよ、ということです。

5,これは「すべて」と「あらゆる」の違いよりも、生活部面だけでなく
 政治部面などにも国の義務を定めたものだ、という処に重点があるもの
 と思われます。


”自民党の改正草案ではかなり問題がありそうな気がします。”
     ↑
米国に押しつけられ、米国の都合が良いように造られ、
国民主権を無視した現行憲法よりマシだと思います。
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この回答へのお礼

あ、なるほど!
いままで「自ら侵略のため、戦争を行う」ものだと思っていましたが、
「安全保障のため」という解釈も可能ですね。
ですが、この草案のまま行くと、過激な人が首相になった場合は・・・という不安はありますがw

「公共の福祉」についてですが、もうすでにこの言葉は概念として国民にも定着しているので、改める必要がないのでは、と思うんですが。

わかり易い回答、ありがとうございました!

お礼日時:2012/09/19 19:17

侵略する気があるから憲法かえようとしてるんじゃん


自民党が結党以来の最大の目的は憲法改正なんだし
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この回答へのお礼

まぁ、そういうことになりますよね。
侵略自体には反対ですが、国がそうするならそうせざるを得ませんよね。
僕はまだ未成年なので、国民投票などには参加できませんが、とりあえず、反対です。
別に、侵略の必要はないと思うんで。

当然のことばかり聞いてすみませんでした。

お礼日時:2012/09/19 19:13

はいはい・・回答しますね




>1.第1条の「天皇は、日本国の元首であり」とありますが、元首になることにより、変わることはありますか?また、現在の元首は一体誰(何)になるんですか?

「元首」という名誉的地位が確定することの意味はあるでしょう
具体的なものではなく、観念論・精神論的な効果ですが、発現する政治的意味で言えば、
国事行為として行われる皇統の方々の公的行為の対外的権威価値が上がる、と言えるでしょう
現憲法では天皇陛下は元首ではないので、元首規定されている他の君主との比較では、劣位と考えることもありますので

ちなみに、国際法的には元首は存在しない、という判断が妥当ですが、国際政治的に見れば、条約・法令の最終認証機関と考えられることから元首、と見なすことは可能でしょう


>2.第2章の見出しを「戦争の放棄」から「安全保障」に変えたということは、戦争の可能性を否定していないのですか?

否定していないでしょうね
そもそも、2章「戦争の放棄」という現憲法においても、戦争の可能性は否定していませんからね
9条条文と併せて2章「戦争の放棄」の内容の整合性を思慮すれば、専守防衛を否定しない9条と「戦争の放棄」は矛盾するものとは言えるでしょう
逆にいえば、専守防衛も否定する憲法解釈論者からすれば、その解釈の根拠である「戦争の放棄」が改訂される意味は大きいわけですが、草案は9条の抜本的な改正が重要でしょう


>3.第9条の2「内閣総理大臣を最高指揮官とする国防軍」というのは一体なんですか?自衛隊を国防軍とするのか、徴兵になるのか、それ以外なのか、教えてください。

具体的には意味不明です
意味不明だからこそ、一般法レベルの法整備と行政実態を諮問するべきでしょう
現段階では、”絵にかいた餅”の話ですから回答できません
自民党自身は徴兵制を反対しているはずですが、草案では明確な回答はないでしょう。否定も肯定もしていない、というのが回答としては適切でしょう
もっとも、3章の人権保障関係の条文から、徴兵が奴隷的拘束と解する潮流があるので、徴兵制に否定的な草案と解するのが妥当でしょうね

>4.第12条など「公共の福祉」を「公益及び公の秩序」という表現に改めた理由は?そして、違いは?

正直、自民党憲法草案の意図することが見えないので、なんとも言えません
公共の福祉という規定概念を否定する必要性があった、というのが実態ではないでしょうか?

個人的な回答をすれば、『公共の福祉』とは、個人主義との矛盾・相克を感じる人が多いと思いますが、
概念事態は、個人の権利の部類が維持されることが『公共の福祉』であることを裁判所が判定することも多々あります
しかし、草案の「公益および公の秩序」という概念は、個人の権利について「公益・公の秩序」で制約する新しい憲法概念にする意図もあるかもしれません
私は、”「福祉」という言葉の欠如”から、福祉概念を消滅させ、政治側の恣意的利益を守れるようにする危険性があるように思う部分はあると思っています
”『公共の福祉』は利己主義を許容しえます”というのは理解しにくいかもしれませんが、私は草案の本件は裁判所・憲法を混乱させる危険性を感じますね

>5.第25条の2「国は、国民生活のあらゆる側面において」とありますが、現行の憲法では「すべての生活側部」としています。すべてだと何か問題があるんですか?

現憲法は「生活部面」ですよね?
 サッパリ不明です
なんとなく、現憲法のニアンスが気に食わないだけのように思います
ただ、社会保障との関係で、公的社会保障の範囲を制限する意図があるかもしれません。
「すべて」よりも、”国民生活”という語彙に変換されていることが重要でしょうが、それについては回答しません

>自民党の改正草案ではかなり問題がありそうな気がします。

まぁ、完璧な憲法はありませんし、問題があって当然です。その問題の程度の大小はありますけどね
ただ、質問者に理解してほしいことですが、憲法条文を精緻に解釈論まで踏まえて草案を作っている事例はありません
厳密にいえば、草案(原案)レベルでは解釈論などを日本では厳密には議論しません
『なんとなく条文にしてみた』というレベルの草案だと思っても仕方ない部分も多々あります

例えば、自民党の憲法草案では、25条2項に環境権について抽象的に規定していますね

25条2項
 国は、国民が良好な環境の恵沢を享受することができるようにその保全に努めなければならない。

現憲法13条において解釈的に環境権を導出されますが、なぜ25条2項の”環境権”だけ新設したのか?という議論に際しても具体的回答が出来ないのが現実です
確かに公明党や人権団体が示唆するように環境権は新しい人権として保障されうるべき権利だと思いますが、困ったことにこの環境権に反作用する権利に対する緊張関係があります
 例示としては、喫煙権があります。環境権からすれば、喫煙権は否定されうるのが道理ですが、実態としては、喫煙権の否定ではなく合理的制限であるべきでしょう。日照権も環境権に内在しますが、経済活動の自由との緊張関係があると同じことだったりします
 残念ながら自民党草案は高度な憲法学の視座と検証が足りていないと断言するしかありません

典型的な事例をして、前文を提示してみましょう

 日本国民は、自らの意思と決意に基づき、主権者として、ここに新しい憲法を制定する。
 象徴天皇制は、これを維持する。また、国民主権と民主主義、自由主義と基本的人権の尊重及び平和主義と国際協調主義の基本原則は、不変の価値として継承する。
 日本国民は、帰属する国や社会を愛情と責任感と気概をもって自ら支え守る責務を共有し、自由かつ公正で活力ある社会の発展と国民福祉の充実を図り、教育の振興と文化の創造及び地方自治の発展を重視する。
 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に願い、他国とともにその実現のため、協力し合う。国際社会において、価値観の多様性を認めつつ、圧政や人権侵害を根絶させるため、不断の努力を行う。
 日本国民は、自然との共生を信条に、自国のみならずかけがえのない地球の環境を守るため、力を尽くす。」

現憲法前文よりもスッキリした前文で、文脈も通じやすいので好感を持てますが、条文個別でも変な部分が多くあります

>(1)日本国民は、自らの意思と決意に基づき、主権者として、ここに新しい憲法を制定する。

現憲法は天皇陛下と日本国民で共同して制定した憲法で、協約憲法と解することができます。
しかし、(1)の規定では、日本国民を主権者として、憲法制定経緯に天皇を規定していません。そのような憲法の立憲君主制国家で、君主を元首に設定する事例はありませんし元首の地位と憲法の制定の部分で違和感を感じられてしまいます。
第一、この条文(=(1))は、一般的には1章1条あたりに記載される、もしくは前文でも(1)だけで済ませるのが通例です。

>(2)象徴天皇制は、これを維持する。

象徴天皇制って法律用語はないんです。固有用語について一般法での規定・定義もないような概念を前文に持ち出すのも変ですよね?
仮に、条文として、本憲法1章による天皇はこれを維持する だったら具体的でスッキリする。
現憲法前文の問題点である形容詞の抽象用語の問題とは別次元で「象徴天皇制」ってなんだそれ?という話になりかねません


草案に対しては不満もありますし、評価できる部分もあります
しかし、ザックリとした印象論・総論的評論ではなく、運用・裁判上の法解釈の問題や憲法全体の整合性・語彙の精査というレベルではお粗末な限りに思えますけどね

正直、自民党草案の起草者のレベルがかなり問題なのも事実だったりします
なにせ、”まず改正ありき”で議論して、雛形があって、それに辻褄合わせした部分が多いですから

同時に、憲法改正というのは、国家戦略の再検証なわけです。その再検証作業において、党内でしっかり議論したわけでも、意見公募したわけでもないわけです。
『草案であってたたき台だから、その程度でも良い』という声もあるでしょうが、自民党という政党は、結党当初から改憲を党是としておきながら、半世紀も草案を提示できなかったわけです。逆にいえば、半世紀も憲法を考える時間があったにも関わらず解釈論・憲法全体の整合性・一般法レベルとの整合性などを想定しているようには思えないんですよね

個人としては、改憲派なんですが、改憲草案の出来が悪すぎて改憲を支持できない結果、護憲になっている立場なので、困ったものです

自民党の憲法草案についての解説本も読んだのですが、正直思想的違和感ではなく、”まず思想ありき”というスタートラインで支持できないのが本音です


最後にこれだけは、論及しておきますが、
自民党草案の憲法は、現代憲法としてはイレギュラーな憲法と言えます

それを明確に表象するのが、102条です
仔細は補足要請があれば回答しませう
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この回答へのお礼

かなり、不可解なところが多いんですね。
現行の憲法でも戦争の可能性を否定していないんですね。
意外でした。

自民党は、あくまでお遊び程度で作ったんでしょうか。
そう思えてきますね。
自民党が政権を取り戻したらどうなることやら・・・

現時点では、まだ100%改正草案も、現行憲法も理解しきれていませんので、これ以上のことはわかりませんが、すくなくとも「ろくでもない改正草案」と「古すぎる現行憲法」なんですね。

回答、ありがとうございました!

お礼日時:2012/09/18 22:32

現行憲法では違憲です


だから違憲じゃないように改正するんでしょ?わかりますよね?言ってる意味
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この回答へのお礼

それは分かるんですけど、侵略が可能な憲法にする必要性がわかりません。

日本には侵略をする気はあるんでしょうか?

お礼日時:2012/09/18 22:06

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