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 日本語を勉強中の中国人です。寺田寅彦の「柿の種」を読んでおります。下記の「青空文庫」というサイトでもご覧になれます。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000042/files/1684_ …

 上記のサイトから一篇抜粋させていただきます。

 「脚(あし)を切断してしまった人が、時々、なくなっている足の先のかゆみや痛みを感じることがあるそうである。
 総入れ歯をした人が、どうかすると、その歯がずきずきうずくように感じることもあるそうである。
 こういう話を聞きながら、私はふと、出家遁世(とんせい)の人の心を想いみた。
 生命のある限り、世を捨てるということは、とてもできそうに思われない。」

 作者はこの短編で表現したいのは、出家遁世の人はこの世に生きている限り、実は本当の意味での世を捨てることが不可能だということでしょうか。

 また、質問文に不自然な文がございましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

そのとおりでしょう。

遁世して世間との関わりを一切断ったつもりでもふと家族のことを案じたり、友人知人の安否を気遣ったりしている自分に気付くのが人間の性のようなものだというのでしょう。
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この回答へのお礼

 ご親切に教えていただきありがとうございます。大変参考になりました。本当にありがとうございました。

お礼日時:2012/10/03 12:55

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