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- 回答日時:
そのまま単に「アールワイ」と読みます。
特に何かの略というわけではありません。またRyは単位ではなく、粗さデータの計算処理法を示す記号です。
表面の粗さを表面粗さ計などで測定すると「粗さ曲線」なるものが得られます。しかしその測定面の粗さを表現するのにいちいち粗さ曲線を全部描いていては大変ですから、なんらかの数値で表すのが便利です。
参考ページ[1]をご覧ください。ある粗さ曲線が得られたとして、それを算術的に処理して粗さを求める方法がいくつか紹介されています。Ra(アールエー)やRz(アールゼット)などがよく使われていますが、その他にももっとたくさんのパラメータが日本工業規格JISで定められています。
粗さを表現するのに「50 μm」とだけ書いたのではどの方法での50 μmなのか分からないため、RyなりRaなりの記号を付記して区別するわけです。「Ra 50 μm」と表現することもあります。
最近の表面粗さ計はパソコンでデータ解析までしてくれるのが普通ですから、表面粗さだけ測定すればRa, Rq, Ry, Rz..といった値が一度に出力されます。
[1] 「表面粗さ」http://www.furuichi.co.jp/material/data/etc/aras …
参考URL:http://www.furuichi.co.jp/material/data/etc/aras …
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