区別が分かりません。
どんな思想なのか詳しく教えて下さい。

このQ&Aに関連する最新のQ&A

A 回答 (8件)

 まず、思想潮流としては、キリスト教博愛主義の一部までも含む多様な思想潮流の総称である「社会主義」思想と、マルクス、エンゲルス、レーニンらに基本的に依拠した理論構築を行ってきた「共産主義」思想にわけられると思います。



 前者の「社会主義」思想は、資本主義社会の問題点を是正し、平等を基礎とした理想的な社会を運動によって作り出そうとするもののなかで、「社会主義」を自称するものがすべて含まれます。このうちの一部は自らを「社会民主主義」と名乗っています。

 これに対し「共産主義」思想は、「社会主義」思想のなかからマルクスに代表される一部の流れが他との違いを強調するようになったことから産まれてきたものです。そうした経緯から、彼らは自分たちの理論を「科学的社会主義」と呼ぶことが定着しています。この思想は、資本主義社会がその発展をつきつめることによって限界に至り、それが変革されて新しい社会が作り出されることは理論的必然であるとし、それを促進しよりよい方向へ進める運動をすすめようとするものです。

 「社会主義」思想と「共産主義」思想は、資本主義を克服することをめざす点では共通していますが、「社会主義」思想の側からは「共産主義」思想が絶対主義的であるとの批判が強く、逆に「共産主義」思想の側からは、「社会主義」思想は観念的・妥協的であるとの批判がありました。

 そして、後者の「共産主義」思想においては「社会主義」<社会>とと「共産主義」<社会>を二段階の発展段階としてとらえる理解が通説であったのは、これまで回答されている通りです。

 注意する必要があるのは、<思想潮流>としては社会主義、共産主義の二つは似て非なるものとして存在していますが、ポスト資本主義<社会>に対する呼称としては、どちらの潮流も「社会主義」という言葉を用いているということです。また、「共産主義」思想潮流が自分たちを「科学的社会主義」と呼んで、他の社会主義思想との区別を強調してきた経緯もあり、より混同しやすくなっています。

 ただ、「共産主義」思想的な政治勢力の一つである日本共産党が先日開いた大会での報告を参照していたところ、同党は新たな見解を示しているようです。同党のマルクス主義理解は、その内容には賛否はあるものの理論的に検討された結果ではあるので、無視はできないように思います。

 そこによると、(1)二段階発展論は、スターリン以降の世界の共産主義運動のなかで定説とされてきた。(2)段階は生産物の分配を基準にしたもので、「能力におうじてはたらき、労働におうじてうけとる」という「第一段階」と、「能力におうじてはたらき、必要におうじてうけとる」という「高い段階」にわけたものであり、第一段階を社会主義<社会>、第二段階を共産主義<社会>としていた。(3)この理解はレーニンのマルクス解釈に基づくものだが、いくつかの点からして正しくない。(4)そもそもマルクス、エンゲルスは「社会主義」「共産主義」という用語を<社会>の呼称として厳密に使い分けていない。ということのようです。
 同党は、この検討の結論から、「社会主義」と「共産主義」という用語を<社会>の段階区分として用いることをやめるとしています。

 なお、世界史上多くの「社会主義」国がありましたが、私の見る限りでは形式的に企業の国有化などを行ったものの、途中から官僚支配に変質したり、権力闘争のなかで理論的に国家像を検討する機会が失われるなどによって、実質的に「社会主義」<社会>を実現した国はないと思います。かつて「社会主義」の経済的成果とされたもののほとんどが、韓国やシンガポールのような「開発独裁」による成果と同種のものであるというのが、マルクス主義の立場に立つ経済学者の一部からも主張されていますが、かなりの程度首肯できるものです。

 余談ですが、私が注目しているのは、日本共産党の見解として、マルクスが社会主義的変革の中心課題として考えたのは「分配」ではなく「生産手段の社会化」にあると指摘しているところです。ご承知のように、これまでの「社会主義」国の多くでは「生産手段の社会化」を国有化または協同化として実施し、「計画経済」として運営した結果、ほとんど失敗しています。しかし、マルクスやエンゲルスは「生産手段の社会化」の具体的なイメージをほとんど描いていません。そもそも、彼らの時代には現代のような多様な所有形態は予想されていなかったと思われます。
 こうした中で、同党は「生産手段の社会化」が単純に「私有財産の否定」であるとする見方を排除し、社会化がどのような形で実現されうるのかを現時点で固定的に予測することはできないという見解を示しています。今日の状況をふまえた「生産手段の社会化」を、今後同党がどのように理論化していくのか、この問題に関心のあるものとしては興味深いものです。

 よけいなこともいろいろ書いてしまいましたが、参考になれば幸いです。


 
    • good
    • 1

>「粛清」って何ですか?



検索エンジン( http://www.google.co.jp/ )で
「スターリン 粛清」で検索するとたくさん出てきますよ。

と書いたところで、本当かなと思ってみてみました。
確かにたくさんあって、スターリンと言えば粛清って感じの記述が多いですが、具体的な人数(ころされた人)や、その根拠となる調査の出典などが明記されてるものはすぐには見つかりませんね。

http://www13.ocn.ne.jp/~ussr/page037.html

には「約30年間にも及ぶ長期政権の間に虐殺された人の数は論者によって違いますが、2000万~5000万人といわれています。その行動は後のフルシチョフやゴルバチョフらにより厳しく批判されています。」と書かれてますが、この膨大な数字には私も「本当かなあ?」という感想です。
でも、戦後60万人の旧日本兵をシベリアに抑留して、6万人以上殺した人ですから、かなりのことはやったんだと思います。
    • good
    • 0

>何故ソ連を初めとする共産圏が崩壊したのですか?



社会主義:「能力におうじてはたらき、労働におうじてうけとる」
共産主義:「能力におうじてはたらき、必要におうじてうけとる」
という博愛の精神に満ちた理想主義ですね。
だから、純粋な若者ほど惹かれる。

問題は、下記2点です
1.人間は、隣人のために汗水たらすより、自分の子供にたらふく食べさせるために、より良く働きます。すなわち、人間の本性(利己心)を無視した、机上の空論。
しかも、各人は自分のために働くのに、結局社会全体の生産性があがって、隣人をも豊かにするのが資本主義です。

2.理想を追求するあまり、目的のためには手段を選ばずということになり、同胞を多数虐殺するような事態を招いてしまいます。(スターリンによる粛清、文化大革命による粛清、ポルポトによる虐殺、戦前の日本共産党による同士の粛清、戦後の日本赤軍のリンチ殺人など)

この回答への補足

「粛清」って何ですか?

補足日時:2004/02/24 23:02
    • good
    • 1

No.2です。


マルクスの理論は「自由経済の究極の姿が共産主義」であったわけですが、もし実際に自由経済が爛熟して共産主義に移行したとすれば成功していたかも知れませんね。

しかし、旧ソ連などでは、自由経済のもたらす繁栄を飛び越して共産主義に移行してしまったため、国家全体に富の蓄積がなかったんです。

共産主義は計画経済であり、どうしても生産性の低下というデメリットがあります。このデメリットの方が予想以上に効いてきてしまった、という説が有力だと思います。
    • good
    • 0

 #1です。



>ようは「地位や階級がなく全ての人々が平等に暮らす社会」を目指した最終形態が共産主義なのですか?

 そういうことですね。
 共産主義とは,communismの訳語です。これは,私有財産制を全面的に廃止し,生産手段を社会の共有にすることによって経済的平等を図り,人間社会の諸悪を根絶しようと説く思想または運動ですね。机上の空論でしたが……
    • good
    • 0

社会主義はそういう「仕組み」で、


共産主義は理想などを含めた「考え方」だと思います。
    • good
    • 0

資本主義的な弱肉強食を繰り返していくと、最終的には最強の大企業1社が残ることになる、それがすなわち「国家」であり、その「国家」という巨大企業で働く労働者が主権を持つ、というのが共産主義ですね。



社会主義は、自由経済も共産主義も否定しません。自由な競争は貧富の差を必然的に生みますよね。平均以上の人たちが薄く広く負担して、極端に貧しい人たちを救おう、というのが社会主義の思想です。

共産主義では、貧富の差がないのが理想になりますので、社会主義的と言えます。

この回答への補足

共産主義の理想は貧しい階級の人等にとってはすばらしい考えだと思いますが、では何故ソ連を初めとする共産圏が崩壊したのですか?

補足日時:2004/02/18 23:03
    • good
    • 0

 こんばんは。



 マルクスは,歴史は原始共産制→奴隷制→封建制→資本主義→社会主義→共産主義と進むと考えました。
 資本主義と共産主義の過渡期にあたる社会主義とは何かといいますと,この段階ではまだ国家が存在します。資本主義を打倒した労働者階級が,国をおさめるわけです。彼等はいずれ,共産主義移行への準備を進め,私有財産を否定し,生産手段を社会化,国有化します。
 つまり,社会主義と共産主義の違いを簡単に言いますと,社会主義には国家があり,国が経済を運営している。しかし資本主義時代に存在した階級や,労働者への搾取,私有財産などは存在しない。共産主義は,国家がなく,私有財産がなく,階級がなく,搾取のない社会,しかも生産性が極限まで発展している社会と言うことですね。(理論的な話です。実際は崩壊しちゃいましたね。)

この回答への補足

ようは「地位や階級がなく全ての人々が平等に暮らす社会」を目指した最終形態が共産主義なのですか?

補足日時:2004/02/17 22:37
    • good
    • 0

このQ&Aに関連する人気のQ&A

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

このQ&Aと関連する良く見られている質問

Qソ連のSTART1調印による共産主義国家崩壊の危機

1991年8月に、ソ連のSTART1調印による共産主義国家崩壊の危機を感じたソ連共産党保守派なクーデターを起こしました。

疑問です。
一般的な考えだと、保守派=右翼=資本主義であるのに、なぜ共産党保
守派は共産主義から資本主義になるのを恐れたのですか?

国において今までの主義を守ろう!という意味で保守という言葉が定義されるなら、
ソ連にとって共産主義が右翼(保守)、資本主義が左翼(革命)になりますよね?
ですが共産主義は左翼、資本主義は右翼になります。
この矛盾はなんなんですか?

Aベストアンサー

共産主義国ですから
当然
保守派=右翼=共産主義
です。

共産主義を排し、、社会主義社会を革新しようとするのが、(当時のソ連では)革新左翼です。

資本主義社会では
共産主義は左翼、資本主義は右翼になります。
共産主義社会では、
共産主義は右翼、資本主義は左翼になります。

当たり前です\(^^;)...マァマァ

Q経済学部新入生 数学は必要? 良い参考書教えて下さ

早稲田大学政治経済学部経済学科に入学しました。

正直数学はあまり得意ではありません。
経済学部と言うことで数学力はそれなりにいるのでしょうか?

その場合どんな参考書をやればいいでしょうか?
大学受験の時と違って参考書が多すぎで
どれがいいのかわかりません。

入門書的なわかりやすい経済のための数学の本とか教えて下さい。

入門塾っていうのがいいんでしょうか?

Aベストアンサー

経済学部に数学は必修です。

数学がわからないと卒業自体も厳しくなります。

http://14goukan.xxxxxxxx.jp/menu/nyu.html#eco
ただ『経済数学入門』は文系の数学初学者にもわかりやすく
記述されているのでこれをしっかり読めば
少なくとも「良」以上の成績はとれるでしょう。
『入門 塾』もおすすめです。

Q共産主義国と呼ばれる国について

資本主義は「資本のあるものが労働者を雇ってもうける」という意味で名前が付けられていますが、共産主義でも労働者を雇って利益をえるという意味では同じだと考えています。
違いは、実力があるものが多く給料がもらえるのが資本主義ですが実際は中国でも共産主義といわれますが格差はかなりあります。
つまり、資本主義と言ってもいいのでは。
共産主義は名目で実際にそういう国はあるのでしょうか?
共産主義国と呼ばれるのはなぜだか分からない次第であります。
たぶん、国が支配しているところは共産主義国となるのでしょうか?
ご存知であれば教えて頂ければ幸いです。

Aベストアンサー

共産主義=軍政ではありません。
中国は決して軍政を布いている訳ではありません。
あくまでも実権は中国共産党トップにあります。

共産主義の理念は全ての人間に対し等しく富の分配を行う。
その為に、まず全ての生産物を国が管理し、国民に平等に分配する。
というのが理想になっています。
しかしながら、それでは個人の努力などは殆ど反映されず、
勤労意欲が減退し、あらゆる生産性、効率が低下し、国力が低下します。
また、皆平等の分配を行うことを理想としながら、片方で、他人よりいい生活をしたい本音があります。それが、役人の汚職、搾取となって結局、本来の理想は建前でしかないものになってしまっています。
全ての国民に平等に分配する為には、ある程度の不便、我慢も生じる為、強烈な指導者が必要となります。逆に、その指導者さえいれば、国民の不満を押し込める事が出来るため、国がまとまっていられるという事になります。

今の中国は共産主義の立場を取っていますが、実質、資本主義になっています。しかしそれを認めて、旧ソ連や、東欧のようにいきなり自由化(資本主義化)をしてしまうと、13億もの人口を抱える中国は破綻します。また、広い国土を維持できるかどうか(各地域の独立)の問題もあります。

キューバはアメリカから経済封鎖をされながらも、取り敢えず安定していますが、指導者だったカストロ議長が引退されたので、今後の指導者次第となっています。

ベトナムはドイモイ政策(URLをご参照下さい)により、外国企業を誘致し、外貨を稼ぎつつも、共産主義を維持する立場をとっています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%A2%E3%82%A4

共産主義=軍政ではありません。
中国は決して軍政を布いている訳ではありません。
あくまでも実権は中国共産党トップにあります。

共産主義の理念は全ての人間に対し等しく富の分配を行う。
その為に、まず全ての生産物を国が管理し、国民に平等に分配する。
というのが理想になっています。
しかしながら、それでは個人の努力などは殆ど反映されず、
勤労意欲が減退し、あらゆる生産性、効率が低下し、国力が低下します。
また、皆平等の分配を行うことを理想としながら、片方で、他人よりいい生活を...続きを読む

Q本当に困ってます。経済思想史です

 こんばんわ。明日テストなのですがどうしても
わかりません!助けてください><

 まず、比較経済史とはなんですか?
それと、ヴェーバーの理念型との関係は
なんでしょうか??

 どちらかの説明だけでもいいので
お願いします><

Aベストアンサー

 ヴェーバーの理念型は、類型化の認識方法ですよね。比較経済史は、経済発達が地域、国、民族により様々な展開を見せますが、それを類型化して比較・検討する学問です。つまり、比較経済史で行われる類型化の認識方法として、ヴェーバーの理念型が用いられます。

Q社会主義?共産主義?

「社会主義」「共産主義」
この2つの言葉の意味・定義がよく分かりません。

・「社会主義」は「資本主義」に対して国民全てが平等、と習いましたが。
では、「共産主義」とは何なのでしょうか。
・社会主義=共産主義
と考えても良いのでしょうか。
調べると、何となくそうではなさそうなのですが、よく意味が解りません。

・習った歴史の中では、日本で社会主義/社会主義者は、
あまり良い扱いを受けていない様な気がするのですが…
これは何故でしょうか。

・また、この「共産主義」という言葉と
「日本共産党」の「共産」とは
どの様なつながりがあるのでしょうか。


中学生でも理解できるよう、なるべく優しくお願いします。

Aベストアンサー

社会主義をさらに厳格化したものが、共産主義です。

社会主義は、一部を国有化し極力貧富の差が出ない様にします。
一方の共産主義は、オール国有化。会社は全て、人民公社。国が管理します。

どちらにしろ、過度な社会主義は労働意欲を減退させ生産性を低下させます。だから中国は、共産主義を語りつつも資本主義を取り入れてうまいことやってます。

社会主義では、黙っていても必要なものは配給制。配給だから、働かなくても食ってけるよね?じゃあ仕事やーめた!ってなります。これが社会主義の欠点です。

Q社会思想史の、ベーコンについて

ベーコンの「地はきたらない」という思想について、どういう考えか教えてもらえないでしょうか

Aベストアンサー

何かの暗号か?と思うような。

「知は力なり」かしら?
それとも「天は貴く、知は卑しい」→地は汚らしいの誤植?
前者なら、参照URLを。

それとも私の無知によるものなのかしら?

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B3%E3%83%B3_

Q国家社会主義と共産主義の違い

二つ質問があります。
一つ目
国家社会主義と共産主義はやっていることが同じなんじゃないのかと思っているのですが違いはあるのでしょうか?
 私の主観ですが、
  国家社会主義・・・生産手段が国有化で政治体制が独裁体制
  共産主義・・・生産手段が国有化にすることによって富の平等を目指す。そのために共産党の独裁をする。
だと思うのですがどうでしょうか?
 これだとすると共産党か他の政党かというだけで、共産主義は国家社会主義に含まれることになると思います。
 そうすると国家社会主義ドイツ労働者党が反共を行っていたのは何なのか?という気がしてくるのですが?

 二つ目、過去ログで何度も出てきている民主主義や資本主義、他いろいろの意味を見て自分なりにまとめたものが正しいか?を確かめたいのでよろしくお願いします。以下よろしくお願いします。
 民主主義、共和主義⇔独裁主義
 (みんなが決める) (1部が決める)

    資本主義  ⇔社会主義、共産主義
 (生産手段、私有) (生産手段、国有)

 また共産主義を実現する過程という意味では、
 資本主義社会⇒社会主義社会⇒共産主義社会
の順で起こり
 社会主義社会は生産手段を国有化したことによって富が平等な社会
 共産主義社会は更に生産力が高まり欲しいものを欲しいだけとれる社会

どうでしょうか?あっているでしょうか?

二つ質問があります。
一つ目
国家社会主義と共産主義はやっていることが同じなんじゃないのかと思っているのですが違いはあるのでしょうか?
 私の主観ですが、
  国家社会主義・・・生産手段が国有化で政治体制が独裁体制
  共産主義・・・生産手段が国有化にすることによって富の平等を目指す。そのために共産党の独裁をする。
だと思うのですがどうでしょうか?
 これだとすると共産党か他の政党かというだけで、共産主義は国家社会主義に含まれることになると思います。
 そうすると国家社会...続きを読む

Aベストアンサー

マルクス主義の究極の目的は、国家の廃棄です。社会主義段階は、共産主義社会を作るために、国家の力を利用して、社会と人間を改造します。したがって、社会主義段階のマルクス主義国家と、国家社会主義の国家は極めて似ています。ナチスとドイツ共産党は、社会民主党政権に対抗するために、地方レベルでは共闘しています。
独裁政治ですが、プラトンに始まる哲人政治の理想と、ドイツ観念論に於ける、その継承を考える必要があります。マルクス主義の別名である、科学的社会主義とは、科学信仰によって絶対化された、哲人政治です。マルクス主義者は、唯物論を基礎とする科学的真理だという信仰があるから、大量虐殺ができるのです。

Q経済思想(重商主義)について

政治経済の資料集には
重商主義トーマス=マン
内容:「前期には重金主義が、後期には貿易差額主義が見られる(省略有)」
と書いてあるのですが
電子辞書でトーマス=マンを調べてみると
「『外国貿易によるイギリスの財宝』で個別的貿易差額主義に基づく重商主義を批判し、全般的貿易差額主義に立つ重商主義理論を展開した。」
という記述があるのは結局のところトーマス=マンは重金主義を支持したのでしょうか?それとも批判したのでしょうか?

詳しい回答お待ちしてます。

Aベストアンサー

重金主義 ⇒ 個別的貿易差額主義に基づく重商主義 ⇒ 全般的貿易差額主義に立つ重商主義 の時間的流れは、「重金主義 ⇒ 個別的貿易差額主義に基づく重商主義 ⇒ (再度重金主義への回帰や重金主義の支持)」ではないでしょう。
こちらを 参照
http://park.saitama-u.ac.jp/~yanagisawa/het03/mun.html

http://park.saitama-u.ac.jp/~yanagisawa/het10/2010note.pdf
このPDFのP12~14辺りを読んでみてください。
P14
重商主義、特に初期のそれは、貨幣(=金銀)を国富と見て、国内における貨幣増大を政策目標としていたと言われてきた。しかし、マンは国内に蓄えられる金銀の増大を追求していない(この点についてはアダム・スミスがマンを正しく評価している)。「イタリアなどの国では、貨幣不足に対して対策をもっているので、貨幣不足のために商業が衰えたり妨げられたりすることはない。すなわち、彼らは債務証書の譲渡を行い、また公私立の銀行を設けて、日々非常に多大の金銀について、記帳のみによって甲から乙へと容易にかつ意のままに信用の振替を行っている。他方、それらの信用の基礎をなす大量の金銀は、その間に商品として外国貿易に使用されている。」(36頁)かくして、貨幣の不足が国内産業を停滞させる必然性はないとした。さらに、注目すべきことに、貨幣数量説の認識をはっきりと示している。「すなわち、貨幣が多ければ商品はいっそう高価になり、同様に、商品が高価になればその〔外国の〕使用と消費とが減少する。このことは大土地所有者にとってはなかなか理解しにくい教訓であろうが、しかし、一国全体としては守るべき真の教訓であると私は確信している。われわれが貿易によって貨幣を何ほどか貯えたとしても、その貨幣でもって貿易を行わないため、ふたたび失ってしまってはおおごとだからである。」(37頁)

貨幣・金銀を大量に溜め込んでも、産業は活発化しないし、豊かにはならない、外国貿易などでドンドン金銀を使ってしまっても、国内経済が停滞するとは限らない。金銀や貨幣は決済の手段でしかない。活発に国際貿易をして、その結果金銀が国内から減っても、経済活動が全体に活発になり全体としての貿易量が増える方向になるのなら、豊かにもなると思ったのでしょう。 守銭奴で金庫に金銀を貯めるより、事業に使えば豊かになる。
(輸入で商売をしていた東インド会社の重役というポジションにマンはあった)のでしょう。
「もし、種まき時に大地の中へ種籾をどんどん撒いているさまをみて、その種籾・穀物を大地に撒くさまだけしか見ないならば、われわれは彼は狂人だ、やってはいけないことしていると思うであろう」(でもそうした見方をして、種まきをする農夫を狂った行いをするヒトと思うのは間違いだ)と、「専ら輸入の決済で金銀を使っている東インド会社だ」という批判に対して、反論したんじゃないかと思います。

重金主義 ⇒ 個別的貿易差額主義に基づく重商主義 ⇒ 全般的貿易差額主義に立つ重商主義 の時間的流れは、「重金主義 ⇒ 個別的貿易差額主義に基づく重商主義 ⇒ (再度重金主義への回帰や重金主義の支持)」ではないでしょう。
こちらを 参照
http://park.saitama-u.ac.jp/~yanagisawa/het03/mun.html

http://park.saitama-u.ac.jp/~yanagisawa/het10/2010note.pdf
このPDFのP12~14辺りを読んでみてください。
P14
重商主義、特に初期のそれは、貨幣(=金銀)を国富と見て、国内における貨幣増大を政策目...続きを読む

Q社会主義と共産主義の決定的な違いとは一体なんでしょうか?

社会主義と共産主義の決定的な違いとは一体なんでしょうか?
共産主義社会の第一段階を社会主義というのですか?そして、マルクス主義を共産主義と考えるのでしょうか?

Aベストアンサー

もっともはっきりわかる違いは、社会主義が現存するのにたいし、共産主義は原始共産主義を除き存在しません。
>第一段階を社会主義というのですか
というわけではありません。

>マルクス主義を共産主義と考える
方もいますが、このような方は、マルクスをの一部分しか見ていないです。
マルクスの考え方は、資本主義の中で支配者層の破綻を少なくする(不況のときに資産家が壊滅的打撃を受ける)ことの方法のひとつの候補として、共産主義を考えなければならない、としています。当時のマルクスの文章読むことが出来る位の知識がある(文盲でない)人は資産家に限られます。資産家の資産運営方法として共産主義を上げているのですから。

ソ連のレーニンは共産主義を名乗っていますが、政策はロマノフ王朝に替わって下層階級のレーニンたちが政策を行う、というだけで、政策そのものが変わっていません。中国共産党も共産党と名乗っていますが、政策そのものは、日本の帝国主義政策(戦前の政策の意味)とほぼ同じです(中国、北京大学(大学名は疑問)に国費留学した東大教職員の談話)。

Q経済学,社会思想史の二つの質問です

私は経済学を選考している大学生なのですが、社会思想史という授業でわからなかったところがあるので、質問させてください。
(1)予定説とはなんでしょうか?
 
授業では予定説とは人間の救いは神の主観的意志に属す と習いましたがよくわかりませんでした。
詳しく教えてください。

(2)宗教改革は世界史においてどのような影響を与えるのでしょうか?

解るほうだけでも構いませんので、詳しく教えてもらえるとうれしいです。
よろしくお願いします。

Aベストアンサー

(1)予定説について
予定説というのは宗教改革時にカルヴァンの唱えた説です。基本的な内容は授業で習われた通り「予定説とは人間の救いは神の主観的意志に属す」というものです。

まあ、しかし、この周辺の知識がなければ判りにくいですよね。まず、この予定説というのは旧教(カトリック)の善行説に対するものです。善行を積めば、その度合いによって神に救われるかどうかが決まるというのが善行説でこちらの方が予定説よりも分かり易く正しいような気がしますが、問題は当時「最大の善行」とされたことが教会への多額の金品の寄付であり、その対価として渡される贖宥状(免罪符)を購入することでありました。

それに対して新教(カルヴァン派など)側は「神による救いを信じて、一日一日を真剣にそして真面目に自分の職業を遂行することが救いへの道である。」と説いたのです。各自の職業は「召命」(神によって命じられたもの)と呼ばれ、これに励むことが信仰生活の第一歩とされました。また、そのようにして、自分の職業に励んだ結果、利益が得られるのは当然であり、それもまた神の思し召しとされたのです。

ところが旧教ではそうした利益・利潤は不浄なものであり、神に返す(つまり教会に寄付する)ことが善行であるとしていたのです。

このようにカルヴァンの考え方は「予定説」や「職業召命観」「利潤を得ることを認めること」などを一体として理解しなければなりません。そのうちの予定説だけを取り上げてもなかなか意味は判らないでしょう。

参考文献:マックス・ウェーバー「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」(岩波書店など)

(2)宗教改革の影響
イ.上に述べたように新教は利潤の獲得を認めますので、身分が低かった商工業者に信仰が広まった。また、そのために新教徒の多い地域では経済発展が起こりやすかった。

ロ.政治的には旧教と新教による多くの宗教戦争が戦われた。特にドイツ三十年戦争では戦場となったドイツで国民が激減し、ドイツが後進国となる原因となりました。

ハ.旧教の権力者(多くの場合、旧体制を維持しようとする)が新教徒を迫害し、オランダの新教徒は旧教のスペインから独立しようとした。また、別の一部は当時発見されたばかりのアメリカに移住植民地を作った。→これらの国が経済発展し、旧教国であったスペイン・ポルトガルは没落。なお、フランスは旧教国であったがユグノー戦争(宗教内乱)の後、新教徒の存在を認めて和解したので発展は続いた。
など多すぎて書ききれません。

☆結局のところ、新教は一生懸命働くことを説き、それによる利益を是認したので資本主義が成立した。これが世界史に与えた一番大きな影響でしょう。(だからこそ、経済学や社会思想史でとりあげられるわけです)

以上、tomikei1985さんが理解するための方向付けを目的としましたため説明などで大雑把すぎる部分もありますが、詳しい内容は授業および関連の勉強で把握してください。

(1)予定説について
予定説というのは宗教改革時にカルヴァンの唱えた説です。基本的な内容は授業で習われた通り「予定説とは人間の救いは神の主観的意志に属す」というものです。

まあ、しかし、この周辺の知識がなければ判りにくいですよね。まず、この予定説というのは旧教(カトリック)の善行説に対するものです。善行を積めば、その度合いによって神に救われるかどうかが決まるというのが善行説でこちらの方が予定説よりも分かり易く正しいような気がしますが、問題は当時「最大の善行」とされたこと...続きを読む


人気Q&Aランキング