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小学校2年生の男児(8歳)のwisc-IVの診断結果および、
幼稚園年長の女児(6歳)のwisc-IIIの診断結果に対して
傾向と対策(支援)についてアドバイスください。

■小学校2年生の男児(8歳)のwisc-IVの診断結果
発達センターにて検査実施。
その後専門医にかかりアスペルガーとの診断を受ける。

・全検査IQ(FSIQ):93
・言語理解指標(VCI):95
・知覚推理指標(PRI):111
・ワーキングメモリー指標(WMI):97
・処理速度指標(PSI):73

<下位検査の評価点>
・言語理解指標(VCI)
 類似:12
 単語:6
 理解:10
 知識:11

・知覚推理指標(PRI)
 積木模様:14
 絵の概念:12
 行列推理:9
 絵の完成:10

・ワーキングメモリー指標(WMI)
 数唱:13
 語音整列:6
 算数:9

・処理速度指標(PSI)
 符号:4
 記号探し:6
 絵の抹消:9

スモールステップで指示を行うことや一般的な書籍に掲載
されいるような接し方や"治るものではない"ということは
認識しているつもりですが、このような傾向の子供にどう
いったスキルトレーニングが最適でしょうか?
比較的高いPRIで低いPSIを補うような工夫などあれば教え
てください。

■幼稚園年長の女児(6歳)のwisc-IIIの診断結果
男児とは異なる発達センターにて検査実施。
診断結果が手元にないので断片的なメモのため情報不足で
すみません。

・全検査:93
・言語性:91
・動作性:97
・言語理解:85
・知覚統合:90
・注意記憶:100
・処理能力:111

検査表が手元になく下位検査の詳細な情報がお伝えできませんが、
算数や記号の書き写しなどは比較的高く、積木模様などは低めだっ
たようです。

こちらも同様に「処理能力」で他の要素を補う方法などあれば
教えてください。

よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

別に極端な数値ではないですよね。

 
それなのに検査をうけるには、きっとそれなりの「きっかけ」があったことでしょう。
たぶん、何らかの気になる行動があった、そのような行動を起こさないではいられなかった「こころの傷」が無ければ良いのですが・・・・・・。
学校で仲間はずれにされたり、先生に過度に叱られたり、そういう体験をあまりしないで済むと良いのですが、それが一番心配です。

心理検査の他に、専門医の診断も受けることができたのですね。 
それなら、きっと今後も年に数回は相談が可能なのではありませんか? 
どんどん、専門家の助けを借りましょう。 
できれば月に1回は発達センターでの面接が受けられるように申込みをしてみましょう。

もしも、発達障害の方のための通級があれば、参加するのも一つの方法です。
小学校入学前にも、そのようなクラスは用意されていませんか?

一般的に、苦手な部分を平均に追いつかせようとするよりも、得意なことに関して伸ばして行くことが勧められています。
それから、何よりも大切なのは「自己肯定感」を育むことです。
「自分は生きていて良い」という感情です。

「無条件に愛されている」とお子さん方が実感できると良いですね。
「小さなことでも褒める」が、何より大切です。
「~してはいけません」という否定的な言い方を避けます。
代わりに、同じ内容を「~します。」という肯定的な表現で伝えます。

例えば、「散らかしたままではいけません」という否定をせず、「使い終わったら片づけをします」という肯定的な言い方にするのです。 「遅れないように」ではなく、「間に合うように早めに」という言い方で伝えます。

お子さん方の興味を大切にして差し上げて下さい。
心理検査の結果だけをみても、好き嫌いはわかりません。
電車が好きで、鉄道関係の本を読むことで漢字の読み書きが得意になることもあります。
同様に、電車の路線図をみて、全国の地理を理解し、それをきっかけに特産物まで覚えたり、ということだってあります。
何に取り組むにしても、興味のあることに結び付けると上手くいくことが多いはずです。

思い切り、好きなことに取り組ませてあげましょう。
心理検査には出てきませんが、感覚過敏が無いかどうかは気にかけてあげましょう。 
味覚が鋭敏なために学校の給食が食べられないということがあったります。 そういう時には決して無理強いをしないように担任の先生に配慮をお願いしましょう。 

とにかく、「自分は大切にされている」「自分を見守ってくれている」という実感があれば、大抵のことは乗り切れます。 
もしかしたら今後、一時的に二次障害が出てしまうこともあり得ます。
それでも「大切にされていた」という心と身体の記憶が基盤となって乗り越えて行くための大きな力になります。

補うことを焦らないでも大丈夫です。 
良いところをどんどん褒めていけば、必ず伸びていきます。 
得意なことが全体を引っ張り上げるのです。 好きなことが手掛かりです。 
何が好きなのか?は、お母様が一番ご存じだと思います。 

心理検査の結果に基づいた支援については、今後の専門家と継続的な面談を待っていて大丈夫です。
実際のお子さん方に対面して指導をして下さる方を見つけることを大切にして下さい。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
"得意なことが全体を引っ張り上げる"なるほどと思いました。
アレが苦手、コレが苦手と気にするより得意なことに目を向けようとおもいます。

お礼日時:2012/12/17 08:01

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