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新築図面等で基本となるGLですが…意味は分かるのですが一体どこから計るんでしょうか??色んな高さがあると何処がGLなのか分かりません(泣)宜しくお願い致します。

A 回答 (3件)

>どこから計るんでしょうか??色んな高さがあると


の意味を理解しかねますが、次の説明で不明があれば補足してください。

新築完成後の敷地が水平であると仮定して説明します。

1.敷地の表面がGLです
2.予定地を測量して、道路より高い高さをGLに設計します。
 なお、道路より高く出来ない時は雨水を側溝に流すことができる高さをGLに設計します。
3.設計図の軒の高さ等はGLからの高さで表します。
4.設計図の天井などの高さは床からの高さで表します。
5.例えば2.で道路より150ミリメートル高くGLを設計した場合には
 GLを基準(±0)にして前面道路の中央に(-150)等と配置図に表示します。
6.ここまでの段階では、GLは設計上道路より150ミリ高いという抽象的なもので実体は存在しません。
7.工事が完成した時の敷地面が、見ることのできるGLです。
8.2.の測量時には、杭の頭に釘を打ち工事中に変化しないよう保護してベンチマーク(BMまたはKBM)を設置します。(境界杭等固定物で代用することもあり)
9.工事中はこのBMを基準にして施工します。
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A No2様の回答でほぼ語りつくされていますが、少しだけ補足を…




建物を計画する際に周辺状況や建物の内容を考慮しながら設計者は設計上のGLを自由に設定します。
設計や施工に当たっては、高さの基準点としてこのGLを用いる場合がほとんどで、これを「設計GL」と呼ぶことが多いです。

法規上の建物の高さなどは法規に則って測る必要があり、その基準点は設計GLとは異なる位置(高さ)から計測されます。
(道路中心線の高さであったり、平均地盤面であったりで、設計GLと一致する場合もあります。)

実際に、設計GLをどのように確定するかと言うと、No2様の回答の通りBMからの高さで指定することが多いですが、BMは長い間には変化したり無くなったりしてしまう可能性があるので、TP(又はAPあるいはOP:海抜)などを用いて指定される場合もまた多いです。
 GL±0(=T.P.+10.50)
とか。

最近は測量技術が進んでいるので、このような指定でも近隣の標高ポイントから比較的簡単に高さを移してくることが可能です。
このような指定だと10年経って周辺状況が変わったり、BMだったものが無くなってしまったりしても、建物の高さの設計上の基準点を再現することが可能となります。
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建築基準法では、地盤面は「建物周囲が接する地盤の平均高さ」と定義されていますが、


ふつう図面ではその定義の地盤面(GL)ではなく、「設計GL」を使って書かれます。これは、設計者が勝手に決めたGLということです。
いろいろ決め方はありますが、建物が一番多く接している地盤の高さ、玄関の位置などの分かりやすい部分の地盤の高さ、など、現場で便利なように決められることが多いです。
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