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80歳の父が、膝が痛いと、病院で診察していただき、膝にたまった水を抜くと改善され
るようですが、その水がたまる原因はなんでしょうか?
膝関節に注射するとしばらく痛みもなく、普通に歩けます、
関節がすり減っているのでしょうか、飲み薬処方では改善されないでしょうか

A 回答 (1件)

膝の水はもともとあるもので、過剰に溜まった状態を一般に 「水が溜まった」 と言っています。

水は軟骨などを栄養するために存在し、関節に炎症が起こると、体は関節を守るために水を送ります。例えばお風呂に入ると体が軽くなり体重の負担がなくなりますよね?同じことを体は関節に行っています。関節炎を放って置くと、異常なスピードで軟骨の破壊がすすみます。軟骨はスムーズな関節動きや、減ればO脚の原因になります。今の医学では軟骨の再生は出来ませんから、関節炎は早急に抑える必要があります。

しかし注射で水を抜くという治療は、大昔の治療方法です。水が炎症の原因ではないので、水が抜けても炎症は治まらないからです。逆に関節を保護している水を抜いてしまえば、どうなるか・・・悪循環になりますよね。俗に言う 「水を抜くと癖になる」 という状態です。確かに水を抜けば楽になるので、昔はわけも分からずに抜いていたようです。まだこのような処置を行う病院があるようなので、そういうところは注 意した方がいいと思います。(原因によっては抜くことも必要な場合があります)

今何かお薬やリハビリなど治療は受けていますか?引きが悪いようでしたら、お薬も含め治療方法の検討を主治医とされてみてもいいと思います。


長文、乱文失礼しました。ご参考になれば幸いです。お大事にどうぞ。
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この回答へのお礼

早々とご回答いただきありがとうございました、
素人にも大変わかるご説明に感謝いたします
父にもこれを見せて、今後のQOL,を高めて生活できるよう
取り組んでいきたいと思います

お礼日時:2013/03/12 18:39

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