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「多少」という言葉は、日常の生活の中では「わずかなこと」の意味で使われることが多いと思います。辞書を調べてみたら、「多いこと、少ないこと」という意味で使われることもわかりました。
 そこで質問なのですが、どうして「少ないこと」の意味の方だけがクローズアップされて使われるようになったのでしょうか。「多」という漢字が使われているのに、「少ない」という意味が前面にでているのは不思議な気がするのですが・・・。教えて下さい。

A 回答 (5件)

すみません、私には質問の前提に同意をできないのです。


「少ないこと」だけを言いたければ「少々」といえばいいのだと思うのです。

「多少」とは「いくらかの」「多いか少ないか、どちらかの」という意味だとして、私は使っております。

「多少…」と書いてから、文面とこの「多少」があっているか考えて「少々」がよければ書き直しますし、「多々」がよければそうします。

単なる混同だと思うのですが、それではお気に召しませんか?

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。
「多少」を辞書で調べてみたところ、「多いか少ないか」という意味ものっていましたが、副詞として「すこし」という意味でものっていました。例として「多少多めにする」というような使い方が載っていました。この場合、「ちょっとだけ多くする」というような意味となって、「少ない」という意味が前面にでているような気がするのですが、どうでしょうか?

補足日時:2004/03/08 21:55
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 漢和辞典をひいてみました。

「いくらか・少し・若干」という意味を持つのは日本でだけのようです。
 元々の(中国語の)意味は、

(1)多いと少ないと(同義語・多寡)
(2)多いか少ないか。どのくらい。いかほど
(3)多い。少はそえただけで意味がない。

 と、なんと日本とは逆に「多い」だけが残った使い方もあるようです。
 なぜ日本では「少ない」の意味が残ったのか、わたしも興味深く思います。

 全然「回答」になっていないのですが、中国語では逆の意味に使われていることを知ったので、書いてみました。

参考:角川新字源(角川書店)
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この回答へのお礼

なるほど。
中国語では逆なのですね。
面白いですね。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2004/03/09 23:24

なんとなく分かったような気がします。



「いくらか」といったとき、日本人はそれを少ない方向で解釈し、中国人は多いほうで解釈する、・・・そんなところかもしれませんね。
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漢和辞典でなくて中国語辞典ひいてみれば、


「多い」という意味は見当たらないようですが。
「多いか少ないか」から「多さ・少なさ」のほか、
「少し、いささか」という意味もあります。
ですので、中国語原義はさておいて、「多少」の
部分だけ考えてみても、日本語の場合でも意味は
はっきりしないと言えると思います。

「これについては多少の意見があります」と言えば、
自分としては結構な意見だけど、相手にしてみれば
小さいことかもしれない。
「多少は考えて欲しい」も、そうですね。
「多々」>「多少」>「少々」にしても、
「多々」ですら、日本語は「少なく思いたい」場合に
使われますね。「ご意見は多々ございましょうが」
って、全然たくさんあるとは思いたくないと
言わんばかりだし。(笑)
あげる立場は「多少」とはあまり言わずに、もらう側が
使うので、「多少」は「少なくてもいいから」と
いう意味合いがするのでしょう。
「多少なりともお手伝いしたい」場合も、建前という
響きがしますね。
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この回答へのお礼

なるほど。
確かに日本語で使う際にも「多々」「多少」「少々」の意味ははっきりしませんね。
その言葉を使う側と、聞く側では意識が違うというのが、改めて認識できてとても興味深かったです。
ありがとうございました。

お礼日時:2004/03/10 23:35

#1です。



#4さんのご回答を読んでいて思ったのですが、結局多少の意味は、通常の使用方法においても

「多いか少ないか」

という意味ということになりますね。
で、

「たっぷりある」

ときは、こんな「多いか少ないか」なんてあいまいなことは言わないので、自然と「多少」という言葉を使う場面が

「少なめの時」

使用頻度が上がる、ということのようですね。

ということで、私が納得してしまったまとめ。

1.「少ない」ということが前面に出ているということはない(意味)
2.けれども、「少ない」ということを言うときに使うことが多い(使用頻度)

1と2の差異をご理解いただけると幸いです。
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この回答へのお礼

 少なめの時使用頻度が上がるから、それ(「少ない」ということを言うとき)を耳にする(口にする)機会が多いのですね。
 よくわかりました。
 ありがとうございました。

お礼日時:2004/03/10 23:38

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