プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

こんにちわ。経験者の方、よろしくお願い致します。

左下の、奥から2番目の大臼歯を抜歯することになりました。
保険治療で考えていますので、ブリッジか部分入れ歯をすることになると思います。
それぞれ長所短所がありますが、考えた結果、

前後の歯が健康(ブリッジで削るのはもったいない)
場所が奥で、下の歯が見えにくい口元をしている(金属バネが目立たなさそう)
部分入れ歯→ブリッジへの変更は可能だが、逆は出来ない

などの理由で、まず部分入れ歯をしてみようと考えています。
前後の歯が健康なので、たぶんクラスプタイプ(U型の金属バネで引っかけるタイプ)の部分入れ歯になると思います。
これで検索したところ、ちょっと気になる事がありました。それは、

長いあいだ着脱を繰り返しているうち、前後の歯に細かいキズがつき、それが虫歯や歯周病の原因になることがある。
ブリッジよりも支えの歯の負担が大きく、寿命が短くなる。

というものです。実際に長年使ってみないとわからないことですので、5年以上使用していらっしゃる方に、ご意見をうかがえたら助かります。
上記の質問に限らず、実際に使用されて実感したことがありましたら教えていただけるとありがたいです。
ブリッジと両方されている方がいらっしゃいましたら、使用感の違いついても教えていただけると助かります。

よろしくお願い致します。

A 回答 (3件)

はっきり申し上げます。


支えの歯を傷つけて虫歯の原因になるというのは間違ってはいませんが正しくはありません。
ブリッジより負担が大きく寿命が短いは完全な嘘です。
義歯は歯医者にとってほとんど儲けのない治療です。ブリッジは三本分が儲かるし、金属になるから自費を勧めやすい。つまりその説を唱えた歯医者の誘導でしかないのです。
実際に入れ歯で寿命が短くなった人を私は知りません。もしその歯医者ではそうだというのならよほど酷い入れ歯を入れているのでしょう。

抜いた直後から傷が治るにつれて顎骨(歯槽骨)が丸くなり低くなります。その大きさは個人差が大きい。
もし、すぐにブリッジを入れたらやがて欠損部を補填している部分(ポンティックorダミーといいます)の下が空いて来ます。吸収の大きな人では食べ物が入ってしまう。なので場合によっては作り直しをしなければなりません。でも保健では2年間は医者が損をして作り直さねばならない。(だから患者に自費を共用する歯医者が多い)
なので傷が完全に治るまではブリッジは入れないほうがいい。でも放置しておくと前後の歯が移動したりかみ合わせの歯が動いてしまいます。
ということで我が家では入れ歯を勧めます。保健でも入れ歯は半年すればやり直しが可能になり、そのときに義歯を続けるかブリッジに替えるかを決めることが出来ます。
半年すれば骨も綺麗に直りますし、義歯によってある程度傷の治りも綺麗に誘導することが出来ます。抜歯直後では骨の縁が尖っています。それが義歯に当たって痛むこともある。義歯を入れていないとそれがいつまでも残ることがありますが、義歯を入れていれば消えます。或いは抜歯時やその後に骨の形成をする事も可能です。

ですから私は抜歯直後であれば義歯をお勧めします。

虫歯は装置が原因で起きるわけではありません。必ず歯磨き不足が原因です。環境を良くするのは当然ですが、保健だと虫歯が起きるとか入れ歯は虫歯の原因だなどと言っている歯医者は、その者が患者さんに口腔ケアをキチンと指導していないと自白しているようなものです。
我が家にも「こんな冠を入れていてなんで歯垢が着いていないんだろう」と思ってしまう人がいらっしゃいます。
よろしいですか!義歯より複雑な矯正装置を1-3年入れていてもケアの指導がしっかりしていれば虫歯にはならないのです。ましてブリッジより単純でケアも楽な義歯で虫歯になるというのは、自分の力量のなさを証明しているに過ぎません。

ブリッジは外さないで済むので、噛む力も義歯より回復します。義歯が70%だとするとブリッジは80-90%になるでしょう。つまりそれだけ支える歯にかかる負担も大きくなるということです。バネが見えないのも利点でしょう。
でも奥歯のブリッジはバネどころか金属の冠になりますからかえって目立ちます。

ブリッジも義歯も一番汚れるのは両側の歯との間(隣接面)の付け根です。義歯であれば外せば隣接面はむき出しになるので歯ブラシも簡単です。
しかしブリッジは外せないので歯ブラシでは磨けません。そこで必要になるのが歯間ブラシです。ただ最近では隙間を開けない歯医者も多く、そうなると完全に不潔なままになります。口臭や二次虫歯の原因の殆どがココです。
つまりブリッジはケアが面倒ということです。

いずれにしても一長一短なので抜歯直後であれば義歯がイイと私は思います。

なおバネは毎日変形させられて、いずれへたってくる消耗品です。
半年ごとに定期健診をして緩みを調整し、いずれはバネの取替えや義歯の作り直しをすべきです。半年ごとに保健で直せる(平成25年4月現在)のも義歯の強みだと私は思います。

ちなみに、自費であれば金属でなくプラスチックのばねを使った義歯も可能です。ただしコレは経験上、前後の歯の形状によってはガタツキが大きくなる可能性もあることを知っていてください。その場合は前後の歯を削る必要も出てきます。
軽度なら削るだけで大丈夫ですが、方向がずれていたりすると金属などを詰める場合も出てきます。
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この回答へのお礼

ご回答いただき、ありがとうございます。専門的にくわしく教えていただき、とても参考になりました。

将来、ブリッジにするか部分入れ歯にするかどうかとは別に、抜歯して半年くらいは、歯髄骨や歯肉が安定するまで部分入れ歯のほうが良いということですね。

ブリッジも部分入れ歯も、支えの歯に負担がかかることは避けられませんから、より清潔を保ちやすいほう、メンテナンスしやすいほう、と考えると、部分入れ歯がベターだと感じました。

半年経てば新調できるというのも、知りませんでした。ためになる情報を教えていただきありがとうございました。

お礼日時:2013/04/08 10:38

>長いあいだ着脱を繰り返しているうち、前後の歯に細かいキズがつ


>き、虫歯や歯周病の原因になることがある。
クラスプによる傷を心配しておられるのでしたら、太さには種類がありますが、例えば1.0mmの線鉤を使用されるのが良いと思います。

この線鉤(ワイヤークラスプ)の短所は、緩みが出やすいのです。
緩みが起きたら締め付けてもらうことは出来ます。
こういうことを度々繰り返していると、入れ歯の下の粘膜が広い範囲で赤くなって、治らないなど日常的に不具合を感じることがあります。入れ歯を使用中、ピッタリしなくなった、噛みづらくなったという状況になる可能性がありますます。

ワイヤクラスプ以外に、鋳造鈎と言うクラスプがあります。
このクラスプは、ワイヤーに比べて支台の歯をしっかり掴むので、入れ歯の安定性が優れています。
入れ歯の沈下を防ぐため、歯の噛む面にレストを付けらると思います。
ワイヤークラスプでも付けることができますが、鋳造鈎の場合一体構造でになります。
短所はワイヤーに比べ、支台の歯の表面が擦れる可能性がある(歯に致命的なダメージを与えるということではありません)ので、入れ歯の着脱に注意が必要だと思います。
鋳造鈎であっても、周りの歯は見た目には何も変化がないように見えても、歯が抜けた直後から歯肉が痩せてきますから、経年的に入れ歯の裏と顎堤の粘膜面の適合が悪くなるのは避けられません。

入れ歯は完成したものを口の中に入れたら、壊れるまでそのまま装着しておくのは珍しいと思います。
普通では、1日に一回は取り外して手入れしておられるでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答いただき、ありがとうございます。

ワイヤーと鋳造、一長一短があるのですね。
どちらを選ぶにしても、定期的にメンテナンスをして、入れ歯の調整や口腔内の状態を診ていただくことが大事ですね。

参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2013/04/08 10:21

とりあえず入れ歯の素材についてです。





同じ保健のクラスプでも3種類あります。
 
 (1)ワイヤータイプ
    歯に負担がかかりにくい(削れにくい)のはワイヤータイプですが、固定する力は弱い。
 (2)鋳造タイプ
    弾力が無く固定する力は強いが着脱時に歯が削れやすい(ワイヤーよりも太い)
 (3)舌側を鋳造、ほっぺ側をワイヤーの2つを組み合わせたタイプ
    ほっぺ側がワイヤータイプなので目立ちにくく、弾力もあるので歯を削りにくい

これらは口腔内の状態と歯の部位、ドクターの考え方で変わるので先生と相談してみたら良いと思います。


また、入れ歯は使ってる内に変色してきます。(浸水性がある為)
なので数年ごとに作り直す必要があります。




ブリッジの方は専門外なのでコメントを控えさせて頂きます(;´Д`)
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この回答へのお礼

ご回答いただき、ありがとうございます。

保険適用のクラスプは1種類だと思っていましたが、3種類あるのですね。
知りませんでした。とても参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2013/04/07 08:58

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