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昨年、68歳の主人に前立腺ガンが見つかり、T4N1 リンパ節に転移し直腸にも浸潤してしまっているグリーソンスコア8の悪性度の高い末期ガンで余命1~2年と言われました。骨にはまだ転移は無いようです。
それから半年、ホルモン治療を続け、PSA値も21.8から0.43と下がり、ガンも小さくなっています。今の内にIMRTの放射線治療で少しでもガン細胞をやっつけておけば延命効果があるのではないか(先行きホルモン治療が効かなくなった時にガン細胞の増殖が少しでも遅れるのではないか)、また骨転移も遅らせることができるのではないかと思い、医師に相談したところ『副作用を最小限にして照射することは可能だが、効果があるかはわからない。データが無い。患者の希望次第。」と言われました。
ネットで色々調べたのですが、ステージが進行していると重粒子線や小線源放射線治療も適用とならず、IMRTの適用もギリギリのようです。本人はどうせ駄目なら副作用を考えるとやらなくてよいと言っていますが、私は少しでも延命できるならやってほしいと思っています。いずれホルモン治療が効かなくなったら抗がん剤も考えなくてはいけないと思いますが、せっかくガンが小さくなっている今、やれることはないのでしょうか?
何か治療法をご存知の方、周囲で同ケースの患者さんがいる方がいらっしゃいましたら、教えてください。
セカンドオピニオンで他の医者に相談しなさいと言われそうですが、末期だと難しくどの病院に行けば良いのかもわかりません。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

ご主人のご病気誠にご心配なことと存じます。



NCCNガイドラインという様々な癌の治療法の目安となるものが、National Comprehensive Cancer Network というところから公開されています。その2013年のバージョン2 という最新版では、T4N1に対しては、「ホルモン療法のみ」という選択肢に加えて、「放射線治療前・治療中・治療後に渡ってホルモン療法を継続しながら、画像誘導下のIMRT」という選択肢が示されています。

これは、ホルモン療法で腫瘍サイズが小さくなっているならば、ホルモン不応性となる前に、放射線治療を考慮してもいい、と判断されます。

画像誘導下の放射線治療はIGRTと呼ばれ、IGRTとIMRTを同時にこなすのは、たとえばノバリスやトモセラピーやサイバーナイフといった高精度放射線治療機です。ただ、リンパ節転移があるということであれば、広く放射線をあてなければならない必要があり、ひょっとするとトモセラピーじゃないと、治療しにくいかもしれません。

ご自宅の近くで上記三者いずれかの治療機を保有する病院なりをお探しになり、まずは「T4N1M0の前立腺癌の放射線治療はできるか」とお問い合わせになるといいかと存じます。やらない主義の病院ならば断られるかもしれませんが、画像だけでも見て治療できそうか判断する、という病院もあるかと思います。

こういった症例でデータに乏しいのは確かで、上記ガイドラインも絶対ではなくなかば実験的色彩も帯びますが、最後はご主人のご意向ではあるものの、できることをチャレンジしてみることも視野に入れていいのではないでしょうか。

そういったことを考える材料にするためにも、高精度放射線治療機器を導入している施設にご相談されることをおすすめします。

末筆ながら、ご主人ができるだけ長い間症状もなく安楽に暮らしていけるようお祈り申し上げます。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってすみません。
専門用語はネットでよく目にするのですが、その内容を見ても違いがよくわからず悩んでいました。
IGRTというのは初めて聞きました。IMRTとの違いは未だによく分からないのですが、放射線の種類のことで、その放射線を照射する機械がノバリスやトモセラピーやサイバーナイフということでよろしいのでしょうか?
なかば放射線治療を諦めていた私にとって、pompoko1さんのご回答は幅広い知識で具体的に答えてくださっているだけでなく、こちらの気持ちも汲んで背中を押してくださったようでとてもとてもありがたかったです。
トモセラピーのある病院を探してセカンドオピニオンを受けることにします。
そちらで、主人と放射線治療の可否や副作用など詳しく聞き、後悔しないように判断したいと思います。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2013/04/12 23:17

先生が、IMRTをためらっているのは、


IMRTをしても、生存率が上がるというデータがないからです。

でも、前立腺がんの治療は、日進月歩です。
ご参考に
http://www.cancerit.jp/17927.html
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この回答へのお礼

早々なご回答ありがとうございます。
データがないのは確かなようです。余命期間と言われている1~2年の内に日本でも効果のある薬が使えるようになると良いですが…。

お礼日時:2013/04/07 12:18

「せっかくガンが小さくなっている」とおっしゃっているのだから、慌てないで下さい。

過ぎたるは及ばざるがごとしとか蛇足となる事もあるので、「食」と「運動」と「気」すなわち「食べ物の量と内容」「適当な運動」「信仰とか趣味や善行の思い等」を加えられる事をおすすめします。医食同源とも言いますし。

抗がん剤で治るガンなら抗がん剤を使わないほうが、もっと延命を期待できます。貴方は枯葉剤や除草剤を知ってますよね。抗がん剤も同じように腸の絨毛(食べ物から栄養を吸収)に大きなダメージを与えます。絨毛は植物の根に相当します。根を枯れさせると当然、植物は枯れます。髪の毛が抜けます。

ガンですぐ亡くなる方はまずいません。「抗がん剤」や「除去手術」「放射線治療」による心身へのダメージ(感染症や副作用)によって死を早めているのが現状です。ネットで調べる時も「ガンは死に至る病」と思い込まないで下さいね。痛みがある時は医者に痛み止めを処方してもらって、ご主人の生命力を信じて、出来るだけなんでも正直に会話等を楽しんで下さいね。年齢を考えると「ガンと共存」の道をゆっくり歩まれるのがいいかと思います。

「丹羽靭負医学博士」とネットで検索してみて下さい。時間があれば「本村ユウジさん」と検索してみて下さい。ガンについてよくわかりますよ。
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この回答へのお礼

早々にご回答ありがとうございます。
「木村ユウジさん」のホームページは以前に拝見しました。食事も大事だということで、肉や牛乳など高脂肪食は摂らないようにしたり、玄米や緑黄色野菜、根菜などを多く摂るようにしていました。
今年に入って肺炎や心不全、腸閉塞などで何回も入院し、気をつける食事もバラバラで…。

抗がん剤や放射線治療が副作用などで死を早めてしまうというのはあると思います。
ただ、医師に余命を告げられてしまうと本当に可能性があるなら藁にもすがりたい気持ちです。
後で「あの時放射線治療を行っていたら…」と後悔をしたくないですが、そればかりは正解な答えなど無いのでしょうね。もう少し、悩むことにします。

お礼日時:2013/04/07 12:35

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