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当施設は高圧2回線受電方式で、柱上区分開閉器にはPASを使用しています。
引込柱接地端子箱にある接地ですが、接地抵抗値が悪いなどの理由で、改善を考えています。
改善案1としては、常用線アレスタ用と予備線アレスタ用とを共用接地して30Ω以下、両PAS本体用接地は単独接地で10Ω以下と考えていますが、問題ないでしょうか。(常用線と予備線のアレスタ用接地を共用接地していいものかどうか?)
改善案2としては、常用線アレスタ用と予備線アレスタ用と両PAS本体用全てを共用接地で10Ω以下でも、問題ないでしょうか。(PASの取扱説明書によると、避雷器と開閉器の外箱との共用接地可能のようです。)
ご存知の方、お詳しい方、教えてください。
どうぞよろしくお願いいたします。

A 回答 (15件中11~15件)

A種接地工事は10Ω以下となっておりますが、避雷器については条件によっては30Ω以下でよいとされています(100Ωでも300Ωでも良いなんて言ってません)。


もちろんこれは設備保安を目的として避雷器の原理を充分に承知した上で技術的に検討された結果として電気設備技術基準に反映されています。

それと外箱接地については、接地工事が義務づけられていない場合については、接地そのものが不要でいいのですから、接地抵抗値もまた10Ω以下である必要は無いということです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
参考にさせて頂きます。

お礼日時:2013/04/16 22:35

A種接地で無くても良いと回答する方が居られますが、間違っていると思います。



避雷器の役目は、適切に大地へとサージ電圧を逃がす事です。
つまり、接地抵抗が大きければそこに電圧が発生するので、設備の対地電圧が上がってしまい、サージ電圧を逃がしている事になりません。
法律、規程がどうのという事より、設備保護が先決なのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
参考にさせて頂きます。

お礼日時:2013/04/16 22:34

#1です。



PAS(に限らず、機器全部ですが)の接地は電気設備技術基準解釈29条で、高圧および特別高圧にあってはA種接地工事(10Ω以下)と定めがありますが、但し書きで「外箱を充電して使用する機械器具に人が触れるおそれがないようにさくなどを設けて施設する場合又は、絶縁台を設けて施設する場合は、この限りでない」となっており、コンクリート柱の場合はまさにこれに該当し、接地施設義務の対象外となります。
故に30Ω以下の接地でもよい(接地抵抗値の制約がない)ことになります。

避雷器の接地工事については、同解釈42条で日本電気技術規格委員会規格の指定があり、30Ω以下となりますが、そもそも高圧受電にあっては500kw未満の受電電力ならば避雷器の設置義務そのものがありません。

また、これらの接地について共用禁止の条項はありませんし、電気保安上の観点からも共用が問題になるはずがありません。

なお、蛇足ながら電気設備技術基準は一般用電気工作物、自家用電気工作物、事業用電気工作物という区別ではなく、電圧別または場所別の区別しかありませんし、主任技術者の判断はこれらの法規制の元で行わねばなりません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
参考にさせて頂きます。

お礼日時:2013/04/16 22:33

自家用電気工作物構内における受電設備の高圧機器類は何の例外もなく単独でのA種接地工事が必須となります。


PASの取説にどう書かれていようと法規通りの施工は常識であり、それ以外の施工の可否は主任技術者の判断が優先されます。

また支持物の材質も変電設備の構造も関係ありません。

各種接地の共用化はその設備を管理する主任技術者の判断で許可され、施工する事ができます。
特に2回線受電の場合は基本的には別々の高圧受電設備ですので、互いの接地を共用する事は通常では考えられません。

電力会社の配電線設備は事業用電気工作物ですので何の参考にもなりません。

この回答への補足

ありがとうございます。
上司に説明するのに、できればその根拠となる参考文献などあれば、教えてください。
よろしくお願いします

補足日時:2013/04/09 22:27
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PASの接地は、引き込み柱が鉄柱の場合はA種設置工事として10Ω以下が必要ですが、コンクリート柱の場合はその制約はありません(電力設備の柱上変圧器の接地もコンクリート柱ならば10Ω以下としておりません)。



また、アレスタですが、ケーブル引き込みならば10Ω以下ですが、電線ならば30Ω以下で良いことになっています。

したがって、おそらくはコンクリート柱でしょうから、全て(常予備のアレスタ、PASの4つ)が30Ω以下の共用接地でよいです。
しかしながら、それ以降(負荷側)では10Ω以下の接地(A種、C種)が必要となるはずですから、最初から10Ω以下の接地極を確保すべきでしょう。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
できれば、その根拠となる参考文献などあれば、教えてください。
よろしくお願いします。

お礼日時:2013/04/09 07:24

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