プロが教えるわが家の防犯対策術!

 高校2年女子。自分が興味を持っているのが心理学のどの分野なのか分からないため、質問させていただきます。

 私は今、心理学に興味があり、大阪大学の人間科学部を第一志望としようかな……と悩んでおります。(同志社大学等も検討しましたが、取得資格を考えると大阪大の方がよかったので)
 将来的にどうなりたいか、情けないことに、まだ具体的に思うことはまだできないのですが……、自分を特別視する(私だけ辛い、どうして、などと悩む)子や、リストカットをしてしまう子たちの心に、少しでも寄り添え、彼女らが苦しみから抜け出す助けになれる様な人になりたいと、今の時点では考えております。
 なぜそう思うかというと、私が中学生だった時、自分の友人の中にリスカをしている子や引きこもりがちな子、自分を見失ってしまっている子が、多くいました。
 その原因は教師にあったり、友人関係であったり、本人の性格にあったり……。
どうしようもできず、ただ傷つき壊れていく彼女たちを見つめることしかできない自分が情けなく、たまらなく悔しかったです。
その当時、確か、中学校2年の頃でした。
 “相談室”という廃教室を、ある先生が彼女たちの為に開放してくれました。そこでなら彼女たちも少しずつですが顔を出すようになり、のびのびと生活していたように見えました。スクールカウンセラーの先生もたまにいらっしゃり、彼女たちとも話しているようでした。
今書いた“相談室”というのはその部屋に私たちが勝手につけた呼称であり、私たちの学校には本当の相談室なるものも存在していました。そこはいわゆる不良な男子たちのたまり場となっており、立ち寄りにくい場所となっていました。
 そのため、本当の相談室に相談目的で行くことは大変困難でしたので、カウンセラーの先生の方から彼女たちに接されているのは、とても良いことだと感じていました。
 ところが3年生になった時、先生方の人事異動の影響もあり、彼女たちがのびのびできる部屋“相談室”は再び廃教室兼倉庫として施錠され、立ち入ることができなくなりました。
保健室登校という方法も考えられたかも知れませんが、保健室も不良男子がよく冷やかしに訪れる場所であったので、あまり近付きたがらなかったように見えました。そうして、彼女らはまた学校に来ないようになりました。
 

 そのような経験もあり、彼女たちのような傷つき、学校に来られないような子供たち(私のような子供が子供というのも変な話ですが)を救いたいと考えています。
 3年生に上がって彼女たちの担任となった教師が彼女らに声をかけましたが、彼女たちは“分かったようなフリして、”と、あまり快く思っていなかったようです。それに、向こうから言うだけ言って、こっちの話を聞いてくれない、ともぼやいていました。
 ああやって抱えていくことで、自殺などの取り返しのつかないことになったら……。そう思いつつも、自分は何もできませんでした。
 話が変わりますが、チャイルドラインだとか相談所とか、そういう場所に相談するのって勇気いると思うんです。ホントに辛かったら勇気も何もなく縋るように利用するのかもしれませんが、そうなってからでは遅いのでは?と私は思います。
 そうなってしまう前に、何とかしてあげたい。そう思うんです。
 しかし、それに対してどのように改善すればいいのか、私には思いつくことができません……。大学で心理を学べば、何か道が開けるのかしら、と考えてはおりますが……。
 果たして、心理学は心理学でも、コレはなに心理なのだろうか?という考えに至り、そこで行き詰っております。
 
 自殺やリストカットをなるべく防ぐ術を考えるのだから、犯罪心理学?
 成長していく過程(中・高生あたり)での思考回路・心理に興味があるのだから、発達心理?
 または、教育者や生徒を取り巻く状況の問題が気になるので、教育心理学?
 それともここに挙げたもの以外なのでしょうか?

 自分が学びたいのが何心理なのか分かっていないと、大学選びの面で公開してしまいそうで怖いです……。心理学部は就職の際あまり有利ではないと聞いたので、一応「地歴」の教員免許を取得できるという大阪大学を希望しております(公民はあまり得意ではないので。ちなみに今自分が調べた中で地歴の免許をとれるのは、大阪だけでした)。
 もう高二になってしまったため、早く決断せねば……と焦って打ったために、文章がめちゃくちゃで読みづらくなってしまったこと、お詫び申し上げます。
偉そうに書きましたが、当方無知なもので……不快にさせてしまいましたら、申し訳ございません。
 
閲覧ありがとうございました。
回答・アドバイス等していただけましたら、幸いです。

A 回答 (5件)

詳しいとまではいかないですが、


一応現在心理学専攻で学んでいる大学2年です。

私も、自分自身、中学生の時に情緒不安定気味な時期がありまして、
そういう子供のために何かできたらと思って、将来のことなどを具体的にあまり考えず、今に至ってます。
高校の頃、先生には就職にはあまりよくないともさんざん言われました(笑)
先輩たちを見てると、心理学を学んでもそれを役立てずに普通に就職してる人が多いのも事実です。

でも、私はやっぱり興味のあった心理学を勉強できて楽しいです。
大学の心理学専攻では、「犯罪心理学」、「発達心理学」、「教育心理学」、そのほかにも幅広くいろんな授業があり、自分で自由に選べますよ^^

さて、質問の答えですが、私が今大学でとっている授業を参考に考えると、質問者様のおっしゃっているのは「臨床心理学」にあたるんじゃないかなぁと思います。
精神的につらい状況の方々の気持ちをすこしでも楽にさせてあげるためにできる治療法などを勉強してます。
心理学は、いろいろジャンル分けはされてるけど、結構互いに関連があったりするので、一概に「これ!」とは言いにくいですが…

また、私の周りには「教職」関連の授業もとって、教員免許を取ろうとしてる子もたくさんいるので、質問者様のお考えはすばらしいと思います^^
(ちなみに、私はそういう授業をとってません。恥ずかしながらいまだに悩んでますw)

あと、これは大学の先生に伺ったんですが、
「臨床心理士」や「スクールカウンセラー」になるには、大学だけではなく、臨床心理士指定大学院を修了して、試験を受けて、資格をとらなければならないそうです。


ごちゃごちゃした回答になってしまってすみません。
少しでもお役にたてたら幸いです。
頑張ってください(*^^*)
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この回答へのお礼

現役の方からご回答をいただけて嬉しいです。

そうですよね、心理学は、互いに結構つながっている。
ん~、どれだかはっきり分かんないならいっそ、大学に入ってから考えるのも手なのでしょうか……。

とりあえず今は、自分のやりたいことを明確にしながら、調べていこうと思います。
やりたいこと=楽しめることだといいなぁ。

回答ありがとうございました!

お礼日時:2013/04/21 11:04

心理学はそこまで詳しくなく、また言葉足らずな部分、お許し下さいませ。



心の問題を抱えている方々に寄り添う事を目標にしたいという気持ちは大切な事だと思いますので、大事になさって頂ければと思います。

大学についてですが。。。

正直ここまで言ってしまうと問題があると思いますが・・・

最近、大学の乱立が特に問題になっている事はご存知と思います。
実は、大学の新設や学部新設の場合には、教える教授なり「スタッフ」がある程度の人数がそろっていなければ基準をクリア出来ないので、大学院卒業生が一定程度余剰がある学問の大学(学部)新設が一時期増えました。
その学問が、心理学や福祉関係だったりします。
心理学も大学院を出て臨床心理士の資格保持者は多数に及びますが、実際にそれ自体で職に就けるかというと・・・供給過剰、つまり資格を持っていても、それを活かした仕事に付ける方は少なかったりですし、臨床心理士自体、国家資格ではありませんので「人気はあれど実情は・・・」といった状況があります。

また福祉系の大学や学部も、一時期新設が多かったのですが、実際に教えている方々(スタッフ)の力量不足や、大学新設後に引き抜きなどで、現状ではスタッフ不足に陥っている大学もかなり多くに上っております。


心の問題を抱えている方に寄り添うといっても
(1)治療として問題解決に向けて寄り添うのか?
(2)心の問題を抱えた方々の将来や生活に手助けをする形で寄り添うのか?
(3)話を聞いて一緒に解決方法を探すのか?
(4)学校の教師として、心の問題を抱えた生徒たちと寄り添って行くのか?

他にも色々あると思いますが、それぞれによって必要な資格や学部選択が異なってきます。
また、大学の心理学部は、人間心理の「研究」が、そもそもはメインであった経緯もあって、現在社会問題となっている「心の問題」リスカや希死願望、自傷行為や学校・社会での、いわゆるメンタル問題をメインにしている所より、社会の中での人間の思考だったり、成長過程における思考形成だったり、犯罪心理学も、犯罪を起こす動機についての研究や犯罪が起こりやすい状況を研究したり、統計値を元に人間の深層心理を研究する側面が強いので、皆さんがイメージしている「心理」とは異なる部分が多いかと思います。

これらを前提にして
治療として問題解決に向けてという方向性なら、これは治療=医療行為となりますので、医学部で医師免許を取得する必要があります。
実際に心の病を「治す」と言う目的での、様々な投薬や療法の判断は医師にしか出来ません。
(友人の医師から、よく聴く話です)

生活面や将来について手助けをするのであれば、ソーシャルワーカーの資格も学部もありますが、これは福祉系の学部・学科になりますので、学校によってスタッフに相当の差がありますので、学校選びは慎重にならなければ、行くだけ無駄にもなり兼ねません。
(実際に福祉系の心理学を備えている知人の大学講師談です)

また、カウンセラーという道は・・・
カウンセラーの資格自体、全て民間の団体が運営しているもので、カウンセラーを生業としている方は、ほんの一握りでしかなく、カウンセラー関連資格は多種多様に乱立しているので、「大学とか専門の養成所で心理学を学んでました」程度の証明でしかないのも現状です。

学校の教員として、心の問題を抱える生徒と向き合うのであれば、教員免許が必要になってきます。
教員免許は、小学校、中学校、高校 それぞれ違う免許なので、教育実習も考えると、大学卒業に必要な単位以上に勉強しなければなりませんし、大学や学部で取得できる教員免許は限られていますので、「事前に何の教科を担当したいか」も考えて学部・学科選択が必要になります
(養護教諭、保健室の先生も、専門の単位を大学で取得しなければなれません)
ちなみに学校の教員免許取得時には児童心理学に近い勉強をして単位を取ることは必要になっています(教科を問わず)


医師として、つまり医学部を目指すのなら、大学2年から相当量の勉強をしなければ、合格は厳しいです。
他の道を選ぶなら、高校2年の秋までには、オープンキャンパスやそれぞれの大学入試科などに質問したり資料請求をしたりして、情報を集めて、実際に自分がなりたい将来像をきちんと固めて、具体的な進学目標を定めて行くのが良いと思います。

また、補足として言うなら、人事経験者として、心理学部だから就職しにくい事はありません。
要は、心理関係や福祉関係の大学が沢山出来過ぎたので、福祉関係の出身者なら福祉系の就職に進まれる方が多いのですが、心理系専門の就職は、少ないので一般の就職活動に参加される方が多いのですが、面接で「大学でどのような活動をされていましたか?」との質問や「志望動機」を見ていて、漠然としすぎていたり・・・他の要素で就職活動が上手く行っていないのはあるかなと思います。

接客や営業では「心理的なアプローチ」の研修は嫌と言うほど行いますし、それを知っている人材は企業としては「欲しい人材」なのですが・・・なかなか上手く需要と供給が噛み合っていないと言うのかな・・・

愚痴っぽくなりましたが、

要は、今持っている「○○したい」「○○という状態なり立場なりになりたい」という気持ちを、具体的にどうすればなれるのか?
それを探す為に、色々な情報を集めたり、知っている方に聞いてみたり、実際に自分が動いて体感して、具体的な道筋を見いだせられれば、それが志望大学なり、学部なりに繋がってくると思います。

高校までは、教師が手取り足取り、学校の情報やら進路指導やらに関わってくれますが、大学に入ると、自己責任になってきます。
大事なお知らせを先生がプリントで配ったりなんて大学ではありません。掲示板の通達事項や、自分で学ぶ授業選択や、資格取得を希望する場合も、全て自己申告になります。

その意味では、今悩んだり考えていることは、これから先、大学入学後や就職活動も含めて「必ず役立つ経験」になりますし、それが出来ていない大学生が、多く就活で苦悩しているのですから、高校2年の今の時期に、「経験を積む機会」が得られている事を大切にして「自分が納得、後悔しない為に頑張」って下さいませ。

長文になり失礼しました。
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この回答へのお礼

ご丁寧な回答ありがとうございます。

自分でもまだ具体的に決まっておらず……そうですよね、寄り添うと言ってもいろいろな形の寄り添い方ががありますね。
自分の目指す姿に一番近いな、と思ったのは、話を聞いて寄り添う、という形ですかね。
自分が救いたかった人々はみな、自分の殻に引っ込んでしまっているように思えましたので……。
私は、自分が彼女らの心を開いて話を聞かずとも、彼女らが話をできる相手を探すお手伝いができるなら、それでよいと思っています。
なんて言いつつ、やはりまだ纏まっていないのが現状ですが^^;

ご回答を読みながら、福祉についても考えてみました。
いろいろ調べたのですが、イマイチよく分からなかったため、別質問を立てさせていただきました。
確かに自分は、狭い視野で考えすぎていたのかもしれません。

さまざまな角度からの回答、大変助かりました。
しっかり調べ、後悔しないよう頑張りたいと思います。

お礼日時:2013/04/21 10:56

スクールカウンセラーなどになる場合は臨床心理です。


臨床心理学の講義があるところを選んで下さい。

科目として発達心理学や教育心理学なども受講するでしょうが
詳細を知りたければ、その大学のシラバスを見たら詳細があります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
なるほど、シラバスを見ればよいのですね……。
今まで、「学問の概要」とか「教育理念」ばかりしか見ていませんでした。
参考にしてみようと思います。

お礼日時:2013/04/21 10:43

まず、学部ですけど。


大学によって、変わります。

ぼくの大学では教育学部です。
そのなかに心理学の授業やゼミがあります。

そのあと、教職大学院になって、心理カウンセラーになるというのが、王道ですね。
詳しくは、大学のパンフレットをご覧ください。

では、内容について。

あなたの学びたいのは、「人を動かす力」ですね。

子どもたちの心をラクにしたり、元気にしたいと。

分野は知りませんけど、ポイントは言えます。

「自己重要感」です。

これはとても大事なフレーズです。

自己重要感というのは、「自分を認めてほしい!」「賞賛されたい!」
という欲求のこと。

人間の根本の欲求と言っていい。

つまり、病んでる子どもの自己重要感を満たせてあげればいい。

カンタンです。
要はその人をホメればいいんです。

問題はホメ方ですね。

ホメる時のポイント。
それは「ありのままのあなたでいいんだよ」です。

たとえば、友だちいなくて悩んでる子がいたら、

「ひとりで行動できて、すごいね。孤独力があるね。
みんなが群れてる間に、自分を磨いているんだから、絶対成功するよ。
今のまんまでいいんだよ」みたいに。

相手の自己重要感を満たせば、ぜったいに生きる希望を見出しますよ。^^

がんばって勉強してください。

ちなみにぼくは、ビジネス書で勉強しました。
あれだって、立派な心理学ですからね。

では!
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これは指導する立場から伝えておきます



あなたの人を助けたいという気持ちはとても素晴らしいことですし

更に心理学で何を学びたいかもちゃんと持っていました


しかしカウンセラーとして人を助けられる資質は持たれていないようなので
職業としては考えない事を勧めます
もし仮にカウンセラーになったらあなた自身も病んでしまう可能性が高いので、、

*資質について詳しく知りたい場合は捕捉して下さいね

勿論、心理学は大学院じゃなくても十分学べますから


PS:リストカットに関して少し教えておきます
リストカットなどの自殺行為を自傷行為と言いますが
この行動をする根底にある原因を一言でいうと
幼児期における親の教育にあるんですよ

因みに境界性パーソナリティー障害の特性の1つにも自傷行為があるんですがあるんですが
この障害の根底にも親の教育が関係しています
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