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日本語を勉強してる台湾人です。
最近、古文の勉強を始めたんですが、「こそーけれ」の意味がよく分かりません。

たとえば、
「さし出づるこそよかりけれ」
という文で、「こそーけれ」はどういう意味を持ってるんですか?
「こそーけれども」とか、未然形とか聞いたことがありますが、いまだにもちゃんと理解ができてないです。
文法的な説明とその意味を教えてもらえると助かります。



それから、

さし:「出づる」の意味を強める、もしくは語調を整える
出づる:出る。出づの連体形
よかり:良しの連用形

で合ってますか?

A 回答 (3件)

訂正です。


連体形→已然形
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あんまり難しく考えず、そのまま覚えれば良いと思います。


「こそ」がついたら連体形で終わると覚えれば良いです。

学生が卒業式で「仰げば尊し」という歌を必ず歌います。
今こそ別れめいざさらばという、日本人ならだれでも知っている有名な歌です。この歌を歌いながら涙した人も多いでしょう。

この別れめの「め」は何だ?
と先生がクラスで質問しました。

みんなよく分かりませんでした。
そこで先生が係り結びを説明してくれました。

みんなは別れめを別れ目だと勘違いしてたんです。
実際は別れるの変化で「いま別れむ」となるのですが、「こそ」が前についているので係り結びの法則で連体形の別れめになるのです。
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> さし出づるこそよかりけれ



 「こそ」 で強調しているわけですが、「こそ」 は強い強調です。

 「こそ」 が出現すると、それを受ける結びの部分 (この場合は 「よかりけれ」) は 已然形 になります。

 「こそ」 ほど強くない強調でたとえば 「ぞ」 が使われていれば (「さし出づるぞ」)、それを受ける結びの部分は 連体形 (「よかりける」) になります。

 「ぞ」 だけでなく、「なむ」 「や」 「か」 でも、受ける部分は連体形です。「こそ」 の場合だけが已然形となります。

 このように、「ぞ」 などが使われているか 「こそ」 が使われているかによって結びの部分の活用が変わることを 「係り結びの法則」 といいます。

 「さし」 は動詞の連用形につけて語勢を強める働きをしますが、必ずしも 意味 を強めるものとはいえないかもしれません。「さし出づる」 は、「出づる」 という表現をくっきりとさせる印象を与えます。

 「けり」 は形容詞の連用形につきます。ご指摘の通り、「良し」 の連用形が 「良かり」 です。

参考URL:http://www.geocities.jp/nm3032nakatsu/koten/kt02 …
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