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なぜ算式の答えが、2.487と導き出せるのかの考え方を教えてください。
よろしくお願いいたします。

「簿記の現価係数、年金」の質問画像

A 回答 (2件)

そこに表示されている各年の原価係数は小数点第四位以下を四捨五入しています。


原価係数や年金原価係数は計算を楽にする目的のものです。
0.909090909090909090・・・ となってしまうところを、この場合は0.909で計算していいよ、と言っているだけなのです。
ですから少数の桁については問題ごとに違うこともあります。
10%の原価係数、といっても
0.9とだいぶアバウトな原価係数であったり
0.9090909とちょっと桁が多くてかけざんがめんどくさそうな原価係数もありえます。
あまり桁が多いと原価係数を使って計算を簡単にするという主旨から外れるため、ある程度桁は少ないと思いますが。
で、今回の場合は0.909を使え、というだけのことです。

また、実際の数値の求め方ですが
0.909というのは1000/1100・・・1/1.1
0.826というのは1000/1210・・・1/(1.1×1.1)
0.751というのは1000/1331・・・1/(1/1×1.1×1.1)

これをその画像のように四捨五入から合計すると2.486となり、あれ?と思うかもしれませんが
全て足してから四捨五入した場合は2.487となります。

切捨てや四捨五入等は頻繁に、もしくは計算仮定の前半で行うほど計算結果に誤差が広がりやすいです。
よって計算仮定では行わず、最終の数字にだけ切捨てや四捨五入を適用したほうが
より精密な数字、この場合は原価係数になるわけです。
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「現価係数」「年金現価係数」についての勉強は受けていますか?


それとも単に数値や計算式だけが表示されているだけなのですか?

迷惑かもしれませんが、私の中での基本部分から説明いたします。

◎現価係数
現価係数とは、現在の価値を数年前の価値に換算する係数ですから、次のような設問で出されます。
 「現在10,000円を受け取りたい。利率y%(1年複利)でz年間運用するとしたら、元本は幾らなのか?」
これは逆に次のように言い換えることが出来ます。
 「元本Xを利率y%(1年複利)でz年間運用したら、10,000円になった。このときのxを求めよ」
もっと身近な例で書けば、「利率10%(年)の1年複利型定期預金に預けて、10,000円をもらうためには、1年前[2年前、3年前・・・]に幾ら預ければよいのか?」を求めるための係数です。
では計算してみましょう。
利率は10%ですから
 ・1年前の価値[現価] ⇒1÷1.1≒0.90909(現価係数)
   受取額10,000×係数0.90909=元本9,091円
   【検算】元本9,091+9,091円×10%
       =元本9,091+利息909.1円
       ≒受取額10,000円
 ・2年前の価値 ⇒1÷1.1÷1.1
          =1÷(1.1)^2
          =1÷1.21
          ≒0.826446(現価係数)
     ※別の簡易な求め方
      1年前を求める現価係数が「0.90909」なので
       0.90909÷1.1≒0.826446
   受取額10,000×係数0.826446≒元本8,264円
   【検算】
    ・預けてから1年後 
     元本8,264円+8,264円×10%
     =元本8,264円+826.4円
     ≒9,091円
    ・預けて2年後
     9,091+9,091円×10%
     =9,091+利息909.1円
     ≒受取額10,000円
 .3年前の価値 (説明省略)現価係数 0.751314
   元本10,000×係数751314≒元本7,513円
   【検算】⇒式が長くなるので省略した形式で概算計算にした
    元本7,513円×1.1×1.1×1.1
    =元本7,513円×1.1^3
    =7,513×1.331
    ≒9,999円80銭 ⇒ 円未満を切り上げれば10,000円
で、3年前、2年前、1年前の3回に亙って、年利10%の何かに投資した結果、10,000円×3件=30,000円を受け取ったとしたら、当初の投資額(元本)合計は幾らになるのか?
上記の計算の結果を合計すればよいのだから
 7,513+8,264+9,091=24,868円
ここで大前提として、『投資に対する受取額は定額[今回の私の例では10,000]』なので、この10,000円と必要投資額24,868円の比を取ると 1:2.487
そして、「2.487」は各現価係数の合計でもある
  0.9090+0.8264+0.7513≒2.487
以上が問題文に載っている「現価係数」の表
◎年金現価係数
年金現価係数は・・・現価係数の最後の方に書いてしまったのですが・・・
 『3年前、2年前、1年前の3回に亙って、年利10%の何かに投資した結果、
  10,000円×3件=30,000円を受け取ったとしたら、
  当初の投資額(元本)合計は幾らになるのか?』
と言う場合に使うと便利な係数であり、現価係数の積み上げ
 ・1年間であれば
    ⇒1年前の現価係数0.90909
 ・2年間であれば
    ⇒1年前の現価係数0.90909+2年前の現価係数0.8264≒1.736
 ・3年間であれば
    ⇒(説明省略)2.487

ご質問の趣旨を間違っていたらスイマセンが、この程度の記載で疑問点は解決できませんか?
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