No.3
- 回答日時:
殆どのポリマ-は 350℃ くらいで熱分解しますね。
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
>熱分解とはどこまで分解されるのでしょうか?
熱分解挙動は、酸素が存在する雰囲気中なのか、存在しない雰囲気中なのかによって異なります。
酸素が存在する雰囲気中の方が低い温度で分解します。
高分子の熱分解は、脱水反応による炭化と高分子の主鎖が分解する反応が並行して起こります。
主鎖が分解する反応はランダム分解反応とジッピング分解反応とに分かれます。
分解反応中に主鎖に生成するラジカルが安定なほどジッピング反応によって分解し、モノマー構造の分解ガス(ポリスチレンならばスチレン)が発生します。
ランダム分解では2量体から3量体程度のものが発生します。
ポリビニルアルコールの場合は脱水反応による炭化とランダム分解が並行して起こるものと考えられます。
酸素が多いと炭化への反応比率は小さくなります。
ポリビニルアルコールを昇温していくと200℃過ぎから徐々に分解して減量していき500℃程度で、ほとんど残渣がなくなるほどに分解してしまうと思います。
最も分解が激しいのはNo3さんが示されている350から400℃くらいではないでしょうか?
(確証はありません。)
有機物が完全燃焼すると炭酸ガスと水とに分解されますが、通常の熱分解では炎を伴わないので、十分な熱量が供給されずに、炭酸ガスにまで至らない複雑な化合物が発生します。
No.5
- 回答日時:
バインダとして使用する場合,融点がわかっていればよいと思いますが?融点が200℃強なら,220~250℃程度にヒーターを加熱してやれば,溶融しますよね.細かい数字はヒーターの構造によりますね.
しかし,温度を上げすぎるとバインダが流れたり飛んだりしてしまいますよね.そのあたりは,お使いのポバールを使って,DTAなどの熱分析を行う必要があると思いますよ.わずかな添加剤で,分解温度は変化しますから.
あと,念のためですが,ポバールで間違いないですか?ポバールは水溶性ですよね.たまに,ポリ酢酸ビニルを「PVA」と書いてある場合もありますが・・・
この回答へのお礼
お礼日時:2004/03/26 00:18
回答ありがとうございます。
今回使用している物質は焼くことでくっつくので、バインダが必要なくなります。そのため温度を上げバインダを蒸発させようと思って質問しました。
でも皆さんの助けから文献を調べた所、いろいろ分かり問題は解決しました。
回答してくださった皆さんありがとうございました。
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
似たような質問が見つかりました
- 化学 「物質の状態について、圧力を下げたら沸点、融点はどうなるか」という問題がありました。 答えは「沸点・ 2 2023/01/12 14:27
- その他(悩み相談・人生相談) 瞬間湯沸かし器の扱い方 4 2023/08/21 21:56
- その他(教育・科学・学問) 理系大学生 実験レポート 物性の書き方 参考文献 理系大生の実験レポートについて、主に化学系です。 1 2022/04/19 21:46
- 化学 臭化水素酸47〜49パーセントの沸点または初留点および沸騰範囲が100℃という記載がありました。ここ 2 2022/10/08 10:15
- 化学 オルト効果などで、なぜ分子内で水素結合が起こると沸点が下がるのですか?結合力が詰まって沸点は上昇しそ 1 2022/08/21 18:01
- 高校 高校化学についての質問です 例えば沸点、融点は分子量が大きくなるほど高くなると思いますが、それ以外に 1 2022/09/15 21:00
- 警察官・消防士 危険物取扱の受験で少量危険物の目安について出題されますか 1 2022/10/02 19:52
- 化学 有機化合物は共有結合だから結合を切るのに要するエネルギー量が大きく反応速度が遅いのに、沸点が低いのは 1 2023/05/10 19:33
- 化学 高校化学です。 分子量が大きいほど沸点、融点が高くなる イオン半径が大きいほどクーロン力は弱くなる 2 2023/08/28 17:45
- カップル・彼氏・彼女 すぐにカッとはならない、沸点が高い男性って嫌ですか? 4 2023/02/12 22:37
おすすめ情報
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
-
このサイトで回答を続けるモチ...
-
副生成物
-
酢酸エチルの活性化エネルギー...
-
酢酸エチルの収率について。
-
苛性ソーダはなぜ97%換算で数...
-
ジベンザルアセトンの収率を上...
-
実験のレポートで収率を書くとき…
-
硫化亜鉛に塩酸を加えた場合
-
インスタのストーリーでよくあ...
-
混合溶剤の引火点
-
好きな女性と職場で偶然手が触...
-
大学有機化学のもんだいについて
-
HClOによるHg2Cl2の反応
-
Melとは何か。また、アニリンへ...
-
CuS+HNO3=??
-
SBS(重亜硫酸ソーダ)と次...
-
グリニヤール試薬
-
アルドール反応(ジベンザルア...
-
ポリビニルアルコール
-
N2O5 の分解反応の速度式の求め方
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
-
妻のスカートを
-
インスタのストーリーでよくあ...
-
副生成物
-
好きな女性と職場で偶然手が触...
-
酢酸エチルの活性化エネルギー...
-
バーフォード反応について
-
Pb、Hg、Agの熱湯における溶解
-
CuS+HNO3=??
-
塩化ブチル実験の収率について
-
ジベンザルアセトンの収率を上...
-
驚いたとき大声を上げるのをや...
-
「また誘ってもいいですか」は本...
-
今まで、いちいちビクビク反応...
-
話しかけてないのに反応する人...
-
マインクラフトの操作ができない。
-
毛を剃った事のある看護婦の方...
-
ラジカル重合において、高分子...
-
実験のレポートで収率を書くとき…
-
過マンガン酸カリウムとシクロ...
-
有機合成(n-ブチルアルコール...
おすすめ情報