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書道の課題の字ですが意味がいまいち解りません。
墨場必携という本で調べると”秋のも中の月が鏡をかけたように五色の雲と共にでた”
とありますが、月が鏡をかけたようにとはどうゆう状態を言うのでしょう?
”月鏡”とはそのそもどんな月のこと、あるいは月と関連した状況のことをいっているねでしょうか?
文才のある方、解釈をお願いします。

A 回答 (3件)

文才も漢詩の知識もありませんが、




中秋月=中秋の月・・「中秋節」という言葉を調べてみましょう。
鏡=銅鏡・・つまり、祭祀の道具であり縁起物ですね。
五雲=(辞書によると)仙人や天女が遊ぶところに出る5色の雲、これも縁起良い物。
開=「出る」でも「開く」でも良いと思います。


総じて
「鏡のような中秋の名月(十五夜)が、五色の雲とともに出た」

あるいは、ちょっと羽を伸ばして
「まるで目映い鏡が五色の雲を開くように、中秋の名月が雲間から顔を出した」

くらいの解釈で良いのではないかと。
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この回答へのお礼

なるほど、わかりやすい解釈どうもありがとうございました。

お礼日時:2013/06/29 09:21

五雲という表現に雲の変化が見てとれるように思います。


冴えた月と、その明かりの前を動いてゆく雲の姿はさまざまです。

大きな黒い雲が去ってゆくと同時に、月が出てきます。
その時、黒い雲の端は月の光に照らされて、白っぽく輝いて見えます。
月が出てくる直前には、雲の輪郭だけが細く白く光り
月が大きく出てくると、白く光ったところもあれば、鈍く銀色に光ったところもあります。
また、元のままの黒い色の部分もあるといった感じです。
そして、雲の動きに伴って、それらの色合いも微妙に変化してゆきます。
五雲といったのは、そうした雲の色合いの陰影の変化をさしているように思います。

”月鏡”というのは
そうした雲間から出てくる月に、強い光を感じたという表現のように思います。
雲があってこそ、月が強い光を放つ鏡のように見えた
という事ではないでしょうか。
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この回答へのお礼

詳しい情景描写を解説していただきありがとうございました。まるでその情景が目に浮かぶようですね。

お礼日時:2013/06/30 22:31

「月鏡」というのは、月を《鏡のように、丸くて光っていてすべてを映す綺麗なもの》に譬えた言葉だと思います。


先の回答にもありますが、昔の鏡はいわゆる「銅鏡」で丸いものです。

綺麗なまあるいものが空にぽっかり浮かんでいる。
まるで空に掛けた《ピカピカの鏡》のようだ……。

そういう情景なのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。前の回答の人と同じなので納得です。

お礼日時:2013/06/30 15:59

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