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俗に(といいますか寿司屋で?)ヒカリモノと云われますように、例えばアジ、サバ、イワシなど、光を反射する体を持つ魚って多いと思いますが、あれは生きていく上で何か意味があるのでしょうか?
群泳するような、食物連鎖で低い位置にいるような種でしたら、捕食者に見つからないよう光を反射させない方が有利にも思うのですが、逆に水中では光を反射させた方が発見され難いような気もします。何か積極的な理由があるように思うのですが素人には特定できません。どなたか教えていただけませんか?

A 回答 (4件)

No2です。



アジ、サバ、イワシなどのヒカリモノの共通点は、回遊魚であること、個体の安全を守るために群れを形成していること、走光性を持っていることです。水中では光をキラキラと反射するために、遠方からでも一番に視認し易い状態となります。少なくとも群れを形成するためにも光の反射が役に立っているようです。
逆に、彼らを捕食する生き物側は、臭覚などを頼りに接近し、近付いて視認して捕食するものも多いのですから、擬態をしても殆ど無効となってしまいます。

>>魚類全般に銀色の魚体
鰻のように真っ黒な魚も居るわけで、多種多様な色彩の魚が存在しています。魚屋の店頭で見かけるようにヒカリモノが多いように思われるかもしれませんが、決して銀色の魚類が多いのではありません。トロピカルな色彩の熱帯魚などは、日本の食卓には並びにくいだけのことです。

アユなどの川魚の場合にはどうなんでしょう。天敵は、鳥であったり、哺乳類であったりするので擬態かもしれませんし、繁殖のためかもしれません。川の流れのなかは、海洋とは別の生態系がある。
ところで、アユは、水中でも銀色に光っているのでしょうか?所謂ヒカリモノ程には銀色に光っていないように思います。

この回答への補足

色々有益な回答を頂きましたが正直なところ今も私の疑問は晴れておりません。
その後の調べでは群れず深海にいるようなものでも銀色の形質をもつものもいるようで余計に混乱しています(汗)本件については今後の課題にするとして、このまま放置しておいてもこれ以上は進展も望めないように思いますので、これにて締め切りとさせて頂きます。ポイントにつきましては、どれも甲乙つけがたい素晴らしい回答でしたが、システム上全員に付与することは不可能ですので今回は誠に勝手ながら見送らせて頂きます。何卒ご了承ください。これに懲りずまた何かありましたらご回答頂きければ幸いに思います。重ね重ね有難うございました。

補足日時:2003/03/16 20:48
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この回答へのお礼

再びのご回答を有難うございます。お礼が遅くなりまして申し訳ございません。
ヒカリモノには走行性もあるのですか!勉強になります。
この場合の走行性には、どうようなメリット、といいますか目的があると考えられるでしょうか?

魚類全般というのは乱暴すぎましたね(汗)
確かにウナギ、ナマズ、ウツボ、カレイ、カサゴ、ハゼの類など、比較的泳力に欠けていて擬態等で身を守っているような種や、南方のカラフルな種(これらは繁殖が主目的ですね)などには余り見かけませんが、傾向として、比較的遊泳力があり、少なくとも成長期には群れているような種には、淡水海水問わず光を反射する形質は大なり小なり見受けられるようですが?というお話でした。

確かにアユはヒカリモノ程ではありませんが、少なくとも光を反射する形質は持っていますよね。
水中からでも水面上からでも角度によっては光りますし、新鮮な個体を光に当てて見ればお判り頂けるかと思います。

>天敵は、鳥であったり、哺乳類であったりするので擬態かもしれませんし、繁殖のためかもしれません。

この場合の擬態とは水のキラメキ以外に何が考えられるでしょうか?
もし繁殖のためだとしたら、どのような効果が考えられるでしょうか?
(あくまでも素朴な疑問です)

あーん、お礼のつもりが追加質問になってしまう・・・(汗)

お礼日時:2003/02/20 20:11

#1さんの回答で良いかと思います。



弱い天敵のいる魚類は,あくまでも発見されにくくする必要があります。海面近くの水は乱反射が激しい場所ですので,魚自体も乱反射する方が目立ちません。

鮎も全く同じです。上空から見て乱反射する方が川面にとけ込んでしまいます。

一般に,乱反射する海面近くを遊泳する魚類独特の防御方法といえると思います。また,発見された場合には,反対に群れとして大きく目立つ事にも役立っていると思います。

蛇足ですが,第二次世界大戦の頃の戦闘機は,下が銀色に塗られていましたがこれも同じ理由です。それによってどれほど効果があったのかは知りませんが。
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この回答へのお礼

ご回答を有難うございました。お礼が遅くなりまして申し訳ございません。
ご回答頂いた内容は概ね頷けるものでした。
ただ、#1様のところでも思ったのですが、水面の乱反射と光を反射する魚の形質との因果関係について、私には今一つ想像しにくい部分があるのです。多分、私の余計な経験が邪魔しているだけかと思いますが、実はそれについて色々書き始めましたら、予想以上の長文になってしまい、本題からも外れてしまうようでしたので結局のところ断念してしまいました(そんなこんなでお礼が遅くなってしまいました)。

そこで、一点だけ。
例えば比較的深場にいるようなタチウオ(正にヒカリモノ!)などは、どう解釈したらよいでしょうか?
確かに群れてはいるようですが、少なくとも成魚と水面のキラメキとは無縁のような気もします。やはり捕食者への威圧が目的と考えるのが妥当でしょうか?百メートルもの深さでは光の効果さえ薄れるような気もしますが??(あくまでも素朴な疑問です)。

お礼日時:2003/02/20 20:07

アジ、サバ、イワシのどは広い海で群れている魚ですよね、仲間と群れるためには目立つ必要もあるのでは?群れることで身を守っています。



逆に回遊せず浅瀬にいるような魚には、あまりヒカリモノは居ませんね。擬態していたり、敵を警戒させる色をしていたりします。
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この回答へのお礼

ご回答を有難うございます。
あくまでアジ、サバ、イワシは例えですが、仲間に対して目立つ効果はありそうですね。
確かに群れたり回遊しないような種に極端なヒカリモノはいないようにも思います。
ただ、ヒカリモノとまで言えないかも知れませんが、魚類全般に銀色の魚体といいますか、光を反射する形質があるのは何故なんだろうという素朴な疑問なのですが・・・

例えばアユのように成魚になると縄張り意識をもつ(群れない)ような種でも、同じような形質を持っている(光を反射する)のは何故でしょう?>誰となく

お礼日時:2003/02/18 23:22

それらの魚の腹側は、下から見ればまるで「水面の輝き」に見えます。


上から見れば「深海の深い青色」に混じります。
横から見たときだけ「あっ、獲物!」とわかりますが・・・
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この回答へのお礼

早速のご回答を有難うございます。
なるほど。もし上下方向からしか捕食されないのだとしたら、捕食者の目を欺いて身を守るための形質として説明がつきそうですね。

お礼日時:2003/02/18 23:19

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