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ある財の供給と需要の価格弾力性はそれぞれ1.2,-0.8で一定とする。消費税率が5%から10%へと引き上げられると、この財の税込市場価格は何%上昇するか、もっとも近い整数で答えなさい。

上記問題が全く分からないです。弾力性自体は見慣れた概念ですが、このような問題は初めて見るのでアプローチの方法が知りたいです。よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

初学者にはちょっとめんどうな問題かもしれませんね!いま、Ps=消費税5%のときの売り手(受け取り)価格、Pd=消費税5%のときの買い手(支払い)価格とすると、供給の(価格)弾力性esと需要の(価格)弾力性edはそれぞれ



(1)    es=(ΔS/S)/(ΔPs/Ps)

(2)    ed=(ΔD/D)/(ΔPd/Pd)

で与えられ(定義)、PsとPdとの間には

(3)     Pd = 1.05Ps

(4)     P'd = 1.10P's

の関係がある。ただし、

(5)    P'd = Pd + ΔPd=消費税10%課税後の買い手価格

(6)    P's = Ps + ΔPs=消費税10%課税後の売り手価格

である。ところが、es = 1.2、ed = -0.8であり、均衡においては、S = D、ΔS = ΔDだから、(1)と(2)より
     
     -(1.2/0.8) = (ΔPd/Pd)/(ΔPs/Ps)

すなわち、
(7)      ΔPs/Ps = -(2/3)(ΔPd/Pd)

(3)、(4)、(5)、(6)より

      P'd/Pd = (1.10/1.05)(P's/Ps)
すなわち、

(8)       1 + ΔPd/Pd = (1.10/1.05) (1 + ΔPs/Ps)

(7)と(8)はΔPs/PsとΔPd/Pdについての連立方程式。(7)を(8)に代入して、ΔPs/Psを消去すると、ΔPd/Pdだけの方程式を得る。これを解けば、消費税10%課税による税込み価格(買い手価格)Pdの上昇率ΔPd/Pdを得る(あとは自分で計算してください)。

      




  
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この回答へのお礼

計算したところ、インドで生まれた数でした…ありがとうございました。

お礼日時:2013/08/11 12:22

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