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"使わなそうだ" "使わなさそうだ"
使うのはどちらですか?

他に間違いやすい言葉はありますか?

A 回答 (10件)

そんなややこしい表現ではなく、「使いそうも無い」とした方がすっきりすると思う。

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 本来は「使わなそうだ」です。


 ただし「使わなさそうだ」も広く使われているので、許容と考えるべきでしょう。外国人に日本語を教える教科書のなかには、「使わなさそうだ」が正しいとしているものさえあります。おそらく、学習の便宜上のことでしょう。

 詳しくは下記の〈【4】「~なさそう」「~なそう」〉の部分をご参照ください。
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1814. …
「~な(さ)そう」に近い例としては、「~な(さ)すぎ」があります。
 ↓の法則では説明できないものもあります。間違えやすいものもたくさんあります。リンク先をご確認ください。


 以下は一部の抜粋(重言)。

「~そう」の接続。
■Web辞書(『大辞泉』から)
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch/0/0na/13098310786 …
================================
[助動][そうだろ|そうだっ・そうで・そうに|そうだ(そうな)|そうな|そうなら|○]

1)動詞・助動詞などの連用形、形容詞・形容動詞などの語幹に付き、語幹が1音節の形容詞には「さそうだ」、また助動詞「たい」「ない」に付くときは「たそうだ」「なそうだ」の形をとる。様態の意を表す。…というようすだ。今にも…するようなようすだ。「雨が降りそうだ」「彼はいかにもじょうぶそうだ」「自信がなさそうだ」

2 活用語の終止形に付く。伝聞の意を表す。…ということだ。…という話だ。「手術後の経過がよいそうで安心した」「今日の試合は中止するそうだ」
================================

「2」の「伝聞」の場合は「活用語の終止形に付く」だからむずかしくない。問題は「1」の「様態」を表わす場合。
  動詞 行く→行きそう
  助動詞 行かせる→行かせそうだ
  形容詞 おもしろい→おもしろそうだ 
  形容動詞 きれいだ→きれいそうだ
 フツーの形だと何もむずかしくない。これが〈「~ない」形の形容詞〉につくと、途端にグチャグチャになる。
 下記に格好のタタキ台があるから、使わせてもらう。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1677052038&owner …

A助動詞の「~ない」→~なそう(「~なさそう」も許容らしい)
 ただし、悩むくらいならこんなまぎらわしい言い回しは避けるのが正解だろう。
 行きそうにない/行かないようだ/行かないだろう……etc.言いかえはいくらでも考えられる。
  行かない→行かなそう(「行かなさそう」も許容らしい)
  できない→できなそう(「できなさそう」も許容らしい)
B形容詞の「ない」→なさそう
  ない→なさそう
  (よい→よさそう)
「語幹が1音節の形容詞」の場合は「~さそう」になる。とりあえず「ない」と「よい」はこの形になる。「濃い」「愛い」「酸い」は無視する(笑)。
突然ですが問題です【日本語編23】──よい/ない/濃い/愛い(憂い)/酸い【解答?編】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1614. …

C形容詞の「~ない」
 ここからが本番。tobiクンの5分類で考える。
  1)「ない」の前の「が」があってもなくても成り立つ言葉
  2)「ない」の前の「が」や「も」が助詞と考えられなくもない言葉
  3)末尾は「ない」の形になる形容詞(元々は「ある」「ない」の「ない」と関係がある)
  4)例外
  5)もう一種の「~ない」形の形容詞

 このうち5)は簡単。語幹に「そう」をつければいい。
  危ない→あぶなそう
  幼い→幼そう
  おっかない→おっかなそう
  少ない→少なそう

 3)も基本的に同じ考え方でいいはずなんだけど、どうにも語感が悪い。「さ」を入れるほうが落ち着く。
  あっけない→あっけなそう/あっけなさそう
  ぎこちない→ぎこちなそう/ぎこちなさそう

 1)2)に至っては、微妙なはずなのに、軒並み「~なさそう」にしたくなる。
  味気ない→味気なそう/味気なさそう
  大人なげない→大人げなそう/大人げなさそう
  あられもない→あられもなそう/あられもなさそう
  しょうがない→しょうがなそう/しょうがなさそう
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#3、#4です。




「あの人テストの問題分からな(さ)そうだ」
「あの人試合の相手に勝てな(さ)そうだ」
「あの人ゴールまで行けな(さ)そうだ」
「あの人にはあの商品高すぎて買えな(さ)そうだ」
「あの人お腹いっぱいで食べられな(さ)そうだ」
これらは全部「さ」ありでしょうか? 「さ」なしでしょうか?
これは「さ」ありだけど、これは「さ」なしのような使い方はありますか?

全て「さ」なし、とするのが妥当だと思います。
最初の4つは、「分かる・勝てる・行ける・買える」という動詞の未然形 + 打消しの助動詞「ない」 + 様態を表わす助動詞「そうだ」
という構図です。
最後は、「食べる」の未然形「食べ」 + 可能の助動詞「られる」の未然形「られ」 + 打消しの助動詞「ない」 + 様態を表わす助動詞「そうだ」
という構図です。
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%8 …
の辞書にも明記されているように、
助動詞「たい」「ない」に付くときは「たそうだ」「なそうだ」の形をとる。
という文法があるので、「さ」はつきません。
「あの人歌詞がわからず歌えな(さ)そうだ」の場合も同様で、
「歌える」という動詞の未然形 + 打消しの助動詞「ない」 + 様態を表わす助動詞「そうだ」
という構図なので、やはり「さ」はつきません。

ただ、否定形に全て「なさそうだ」を使うというのは西日本では高い確率で市民権を得ているようで、全面的に否定するのは難しいのが現状かもしれません。
ただ、「なそうだ」というのが元来からの伝統的表現であり、辞書でもそのように解説されています。
こうしたことから、どちらかひとつを選択するとすれば、「さ」なし、ということになると、わたしは思います。
理屈で考えても、あくまで基本は『動詞 + 様態の助動詞「そうだ」』という形だろうと思います。
意味なく、何でも「さ」を加える理由が不明でしょう。
様態を表わすのに、なぜ「さ」が必要なのか、という点が明らかにならないと、個人的には腑に落ちませんね。
語幹が一音節の場合は、「ない」「よい」の否定を「な + そうだ」「よ + そうだ」にすると、「な」「よ」一文字で元の意味を表わすことが難しくなるため、音変化させて「なさそうだ」「よさそうだ」にした、などの理由は(たとえばですが)想定可能でしょう。
無条件で「さ」を使うとすれば、品詞としての「さ」が見当たらない以上、方言による語変化と捉えるのが適切なような気もしてきます。(全くの推測にすぎませんが)
    
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「使わなそうだ」のように「さ」なしの形が正解です。


補足で挙げられている例の場合も、すべて「さ」なしが正解です。

理由はNo.3の方の回答のとおりで、他の辞書にも似たような説明があるので、ぜひ辞書を引いてみてください。

もう少しかみ砕いて言うと、「ない」には次の2種類があります。

 A 単独で使うことができる形容詞「ない」
 B 単独では使えず、他の語に付いて使う助動詞「…ない」

例えば「彼には音感がないので歌えない」という文には「ない」が2回出てきますが、前者がA、後者がBです。
いくつか見分け方を書きます。実際にこの例で確かめてみてください。

・Aは「ある」の反対語なので、「ある」と言い換えることができる(もちろん意味は逆になりますが)。Bは言い換えることができない。
・Aは「無い」と漢字で書いても違和感がない。Bは違和感がある。
・Bは同じ打消の意の助動詞「…ぬ」と言い換えることができる。Aは言い換えることができない。

Aの「ない」+「そうだ」の場合は「なさそうだ」という「さ」あり、
Bの「…ない」+「そうだ」の場合は「…なそうだ」という「さ」なし、の形になります。
(なぜそうなるのかは難しいので省略)

質問や補足で挙げられた例はすべてBの「…ない」なので、「…なそうだ」という「さ」なしの形が正解になります。
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>「あの人テストの問題分からな(さ)そうだ」


「あの人試合の相手に勝てな(さ)そうだ」
「あの人ゴールまで行けな(さ)そうだ」
「あの人にはあの商品高すぎて買えな(さ)そうだ」
「あの人お腹いっぱいで食べられな(さ)そうだ」
これらは全部「さ」ありでしょうか? 「さ」なしでしょうか?
これは「さ」ありだけど、これは「さ」なしのような使い方はありますか?

No2です。
否定の用語のときに 「”なさ”そうだ」 がつきます。
文章にしたときは 上記の例文も含め全て 「さ」ありですね。 "使わなさそうだ"が原型と思います。

口語にしたとき、早くしゃべるために (さ)が聞こえにくい → 省略 という流れになったものと思います。 でも言葉は生き物なので皆が使っていれば「正しくない」 と言い切るような否定も出来ません。
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正しいのは、”使わなさそうだ”ですね。

”使わない”に、程度を表す”さ”をつけ、推定の”そうだ”へと続く、とみるべきです。

明らかにこれは間違いだ、という事例は山ほどあります。例えば、以下の質問。
http://okwave.jp/qa/q8241069.html

しかし、「使わなそうだ」の場合、厳密に言えば間違い、あるいは文章に登場してくると間違いとされるもので、会話に登場してくるなら許されるのでは?僕の生活圏では、「使わなそう」も使わなそうではではありません。「使わなさそう」よりも、推定の度合いを緩くしています。

この回答への補足

程度がそうだというのはどういうことですか?

補足日時:2013/09/06 23:56
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#3です。



読み返していて間違いに気付きましたので訂正させていただきます。
申し訳ありません。

×
2.助動詞の連用形につきます。
「(歌わ)れるーそうだ」


2.助動詞の連用形につきます。
「(歌わ)れーそうだ」
「(食べ)られーそうだ」

この回答への補足

「あの人歌詞がわからず歌えな(さ)そうだ」の場合は、「さ」ありでしょうか? なしでしょうか?

補足日時:2013/09/06 23:41
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この場合の「そう」は、様態の助動詞「そうだ」の語幹です。


ご質問のケースは下記辞書の、
(1)動詞・助動詞などの連用形、形容詞・形容動詞などの語幹に付き、語幹が1音節の形容詞には「さそうだ」、また助動詞「たい」「ない」に付くときは「たそうだ」「なそうだ」の形をとる。
という用法に該当します。
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?dtype=0&dname=0na
「使わない」は、『使うの未然形「使わ」+助動詞「ない」』のように品詞分解できます。
助動詞「ない」についているので、「使わなそうだ」となります。

様態の助動詞「そうだ」は、上記辞書説明にあるように、
1.動詞の連用形につきます。
「飛びーそうだ」
2.助動詞の連用形につきます。
「(歌わ)れるーそうだ」
3.形容詞・形容動詞などの語幹に付きます。
「おいしーそうだ」「静かーそうだ」
4.語幹が1音節の形容詞は「さそうだ」となる。
「ない」の場合、「なーさそうだ」
5.助動詞「たい」「ない」に付くときは「たそうだ」「なそうだ」の形をとる。
「食べたい」の場合、「(食べ)たーそうだ」
「食べない」の場合、「(食べ)なーそうだ」
となる。
(ただし、伝聞の助動詞「そうだ」の場合は、食べたいそうだ、食べないそうだ、のようになる)
以上のような区別がつかなくなると間違いやすいかもしれません。
「使わなさそうだ」は、「使わない」の「ない」を、助動詞ではなく一音節の形容詞と判断してしまうために生じる勘違いでしょう。
  

この回答への補足

皆さんありがとうございます。
「あの人テストの問題分からな(さ)そうだ」
「あの人試合の相手に勝てな(さ)そうだ」
「あの人ゴールまで行けな(さ)そうだ」
「あの人にはあの商品高すぎて買えな(さ)そうだ」
「あの人お腹いっぱいで食べられな(さ)そうだ」
これらは全部「さ」ありでしょうか? 「さ」なしでしょうか?
これは「さ」ありだけど、これは「さ」なしのような使い方はありますか?

補足日時:2013/09/06 23:40
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"使わなそうだ"は文語形にしたときには"使わなさそうだ"。

 会話では"使わな(さ)そうだ" の括弧部分を飛ばした形であるかと思います。

使うのは "使わなさそうだ" 。。。。の方。。

この回答への補足

文語形のほうが正しいということですか?

補足日時:2013/09/06 23:56
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「使わないだろう」と普通に言えば済むものを、わざわざひねくり回して言い難くしてるなんて……。

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