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グループホームについて教えてください。また、特別養護老人ホームとの違いや、メリット・デメリットについても教えてください。よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

グループホームには、高齢者だけでなく知的障害者・身体障害者・精神障害者を対象にしたタイプもあります。


同じ境遇や障害のレベルの方たちが集まり、地域社会(地元)にあるアパートやマンション一軒家など一棟に共同する生活する様式のことを言います。
多くの場合、管理人という形で同居もしくは近隣に居住している世話人が2人程度おり、食事の提供や介助、相談そのほかの日常的な生活の指導や世話をします。
障害者のグループホームでは、実際の夫婦がメンバーと同居して生活を支えていくことが多いです。

高齢者の場合、特養の入所は、生活していく上で他者の介護を要する者が対象となります。入所の際、例え夫婦であっても、つれあいに介護を要しない場合、一緒に入所することが認められていません。
一方、グループホームの場合は、経費老人ホームと同様ほとんど自力生活が可能で、簡単な介護のみで生活できる方が入所の対象となり、この場合、入所枠に余裕があり、かつ本人が望めば夫婦での生活が可能となります。

グループホームのメリットというのは高齢者障害者に問わず、
(1)孤立しないで生活をすることができる
(2)他者との関わりで身体的精神的向上、障害や身体機能の衰退を遅らせることができる
(3)生活不安が免れやすい(精神的な安心が得られる)

など、があります。一方では、
(1)他者との共同生活ルールを全うしなければならない
ことが苦手な方にとってはデメリットがあるかもしれないですね。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってすいません。まさにぼくが知りたかったことで疑問が解消されました。本当にありがとうございました。

お礼日時:2001/06/07 09:21

現在横浜市内でグループホームに働くケアワーカーです。


入居者は5~9名まで。痴呆性老人で、集団生活の出きる方、身体的には自立された方が多いと思います。
大きな家の中に全員が個室をもち、共同スペースとしての台所や居間、浴室などがあるのがふつうです。入居者は、そこに介護料プラス家賃を払って入居しているわけですが、家賃には介護保険は使えないので、当然特養などに入居するよりは費用は高くなります。
昼は3人以上、夜間は1人のスタッフが24時間交代で常駐し、家庭的な雰囲気の中でともに生活をする場です。
とかく痴呆になると、危ないとか邪魔だとかで、何もやらせなくなってしまうこともあるかと思いますが、出きる限り、本人の残存能力、忘れていない能力を引き出し、役割をもってもらい、いきいきと生活をしていっていただきます施設が大きくなれば、どうしても画一的なケア方法になってしまうと思いますが、グループホームでは個別ケア、
それぞれの入居者一人一人の興味や価値観にそったケアをめざします。実現できているか聞かれると、、、努力中。。。としかこたえられませんが。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってすいません。貴重な現場の声を聞くことができてとても勉強になりました。どうもありがとうございました。

お礼日時:2001/06/07 09:18

グループホームというのは、様々な目的があります。

質問者は高齢者の痴呆老人を対象とグループホームを考えていられるようですが、精神障害者を対象としたグループホームもあります。
痴呆の方を対象としたグループホームは介護保険制度のサービス対象として「痴呆性共同生活介護」という呼び方をします。目的は在宅で介護することが困難な痴呆高齢者を専門施設介護すことにあります。
ただし、利用にあたっては介護保険の認定を受け、「要介護1」以上(要支援ではだめ)の認定を受けている必要があります。
施設の数は除々に増えていますが、まだまだ少なく東京都では、施設整備に力を入れています。
特別養護老人ホーム(以下「特養」といいます)との違いは、特養は終の住みかとして、住民票を移動する必要がありますが、グループホームはその必要性はなく、介護保険では、訪問通所系サービスと位置付けられ、在宅に戻ることを前提とします。特養も介護保険サービスとして、「要介護1」以上(要支援ではだめ)の認定を受けている必要がありますが施設サービスと位置付けられています。

入所後の介護内容は大きく違いはありません。特養は痴呆のかただけでないという点で、機械浴等の設備が整っていますが、グループホームはどちらかといえば、元気な痴呆のかたが多く、絶えず見守りの必要性が高いため、徘徊で勝手に施設を出て行かないような点に配慮されているようです。
メリット・デメリットは目的にあった選択ができているかどうかにかかっています。本人のために少しでも在宅で生活させてあげたいとおもうなら、軽度の痴呆の方が重度痴呆の方と一緒になったり、環境が変わることによって、痴呆が急速に進行することもありますので入所は考えものです。。
家族(介護者)のためならば、火の不始末や不潔行為、常時の徘徊がある方はとても負担となりますので、家族が共働きのような場合、特養に入られたほうが良いとかんがえるでしょう。
ただ、個人的にこの話題でりメリット・デメリットという言い方には疑問を感じます。痴呆の方であっても、人格は尊重尊重されるべきです。
余計なことも言ってしまいましたが、関心も持たれるているようなので、今後のために個人の尊厳という側面から考えていただければと思いました。
蛇足ですが、病院にも痴呆専門病棟といわれるものがあることも覚えておいて下さい。
長くなり申し訳ありませんでした。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってすいません。大学の授業で発表の参考にさせていただきました。とても勉強になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2001/06/07 09:25

参考URLより


>痴呆性高齢者グループホームとは、家庭的でこぢんまりとした生活空間で、
>少人数の痴呆性高齢者がケアをうけながら、
>できるだけ自立的な生活をするための場所です。

参考URL:http://www4.ocn.ne.jp/~futaba-h/g-toha.htm
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってすいません。いち早く回答いただきありがとうございました。

お礼日時:2001/06/07 09:22

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