妹の件でご相談です。
(1)乳がんが左胸部と左鎖骨の下に発見されました。(右胸部は異常なし。)
(2)医師判断により順番としてはまず切除手術を行いました。鎖骨下のがんの切除は不可能といわれ、胸部のみの切除でした。医師の判断は、抗がん剤治療で鎖骨下の腫瘍が消える可能性もある、治療経過をみて以後の治療の必要性を考えたいとの事でした。
(3)抗がん剤治療を実施し全完了しました。
(4)抗がん剤による一連の治療が完了した後の検査結果では、鎖骨下の腫瘍もすべて消えている、という医師の説明で、引き続き標準治療としてのハーセプチンのみの治療段階に入りました。
(5)ここで放射線医師が関与しはじめ、腫瘍は消えてはいるが、放射線照射による治療をこの段階で実施した方がいい、との説明が妹にありました(私は妹からの電話でその事を知りました)。
(6)素人である私の率直な疑問として、腫瘍は検査結果としては完全に消えているのに、いったいどこを目掛けて放射線を放つのだろうかというものです。
(7)妹の説明によると医師はどうやらもともと腫瘍があった辺りを目掛けて放射線を照射したいらしいのですが、医師が勧めるように放射線治療をこの状況で受けた方がいいのでしょうか?
医師は、放射線治療を受けるか受けないかはあなた(つまり妹)の判断で決めてもらえばいい、どちらでもいい、といっているそうです。ただし、切除の際にリンパも幾つも除去しているので放射線を照射しておいた方がいい・・・などともいっているそうです。
リンパの除去と放射線治療とどういう関係があるのか素人の私には分かりません(妹にも分かりません)。
(8)本を読むと、人体が受けることのできる放射線照射の総量は決まっているので・・・などと書いてあります。
万一ですが、妹のがんが再発したときに選択できる治療手段は放射線主体のものになってしまう(今回許容範囲一杯の抗がん剤投与をしているので、更なる抗がん剤投与はできないと思います)と私は考えていますが、腫瘍は消えている今のこの段階で放射線照射を受けてしまえば、いざという将来の再発時に照射可能な放射線総量が少ないものになってしまって、十分な治療を受けることができなくなるのではと心配しています。
(9)妹の乳がんは、鎖骨下に切除不可能な腫瘍があったからだと思いますが、外科切除を担当した医師からは診断最初の段階で再発率が3~4割程度あると思う、との見解をもらっています(このため再発を恐れています)。
今回、一連の抗がん剤治療完了後に、鎖骨下の腫瘍も消失したとの所見を出したのはこの外科手術を担当した医師で、放射線医師はこの医師と同病院の同僚です。
私は横浜在ですが、10月中旬前に名古屋にある当該病院(大病院)に出向き、私自身、妹と一緒に両医師と面談し今後の治療方針について話し合う予定です。
(鎖骨下にある腫瘍の切除不能性や3~4割の再発可能性の話は、私自身が名古屋に出向き診察初期の段階で妹と一緒に外科手術担当医師から直接聞いた話です。)
要点が分からないのでとりとめもなく長い説明になりましたが、どなたかお詳しい方にご意見などをいただけましたら大変嬉しく思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
A 回答 (3件)
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No.3
- 回答日時:
10年前(35歳)に乳癌全摘手術をしたものです。
リンパには転移はしていなかったのですが、若かったので医者に勧められるまま
抗癌剤を4クールしました。
妹さんのこと心配ですよね。。
癌の中でも乳がんは再発しやすいと言われています。鎖骨にも転移していたのなら
医者としては、今は見えていなくても癌がどこかに残っていたらダメなので
再発予防として放射線治療をしたいのだと思います。
>万一ですが、妹のがんが再発したときに選択できる治療手段は放射線主体のものになってしまう(今回許容範囲一杯の抗がん剤投与をしているので、更なる抗がん剤投与はできないと思います)
許容範囲一杯と言うのは聞いたことがないのですが・・。
乳がんの抗癌剤は何種類もあります。
今後再発となると放射線治療より抗癌剤治療が主体となります。
もし、再発しても(再発は一般的に骨や脳,肺に転移します。)
乳がんは癌の中でも抗癌剤が良く効くと言われています。
希望を捨てず妹さんを支えてあげて下さい。
こちらのHPで相談にのってくれると思います。
http://hospdb.ganjoho.jp/kyotendb.nsf/fTopSoudan …
No.2
- 回答日時:
私は60歳過ぎのじいちゃんで、時々こちらへも回答にやってきます。
わかって下さることを希望します。「ガン」は誰でも知っている病気で、治療法まで常識のように多くの人が知っています。でも考えて下さい。医学が発達したというのに、いまだに3大療法が中心で、特に抗がん剤治療では副作用という事で正当化し、多くの方が亡くなっていくという事実を!!
私は30歳の頃、叔母さんが白血病で治療もむなしく、苦しんで死にました。その後、ガンや医学書や東洋医学や漢方や民間療法等にも目を通し、ガンに関するニュースや情報にも関心をもってきました。
ガンはドイツのルドルフ・ウィルヒョーが1800年代に今の定説を決定付けた最初のひとでした。1903年にはデンマークのヨハネス・フィビゲルがネズミに人工的にガンを作り出した最初のひとでした。1952年アメリカのヒッチコックとベルは、フィビゲルの寄生虫発ガン説は、誤りだと発表しました。
当時の定説を、正しいのか間違っているのかの判断材料もないまま、今日まで来てしまった、というのが現実です。1963年に千島喜久雄という研究者が、自分でガンの発生のメカニズムを発見(研究の途上、顕微鏡で見つけた)し、論文を九州大学に提出したが、黙殺された。真っ直ぐで謙虚な医者も存在はしているが、多くは大学病院で学んだマニュアルどおりの治療をするばかりです。そしてマニュアルどおりの治療で患者を死なせても、責任はかからないどころか手術・抗がん剤ですごく儲かるのです。
東大病院でガン患者にマニュアルどおり「抗がん剤治療」を行い、100人以上の患者を死なせ、自分の子供が白血病で苦しんで亡くなり、自分の治療に疑問を持ち、本も出して、新しい病院をはじめた丹羽靭負という医学博士もおられます。
同じ人間が(クローン)がおれば、抗がん剤治療をやる人とやらない人で明らかに差がつくでしょうが、抗がん剤で治るくらいなら、抗がん剤を使わないほうがもっと治るようです。抗がん剤は、テニスコートぐらいの表面積のある腸の絨毛に、ダメージを与え、繰り返すと血液が造れなくなります。植物で言えば根を枯らせてしまうわけです。又、腸には1000兆個の細菌がおり、臓器の役割もはたしているらしいのに、それらにも大ダメージをあたえそうですしね。
ながなが書きましたが、人の手を加え過ぎると、治るものも治らないどころか、自然治癒の道も閉ざされるので、よーく考えて計画してくださいね。それから「本村ユウジ」さんの話もいいと思うのでネットで検索してください。
ありがとうございます。
がんは不条理な病気の最たるものという気がしています。私のような素人(妹も含め)には何ら判断の礎となるものがなく、医師から治療はこれで…と云われて困惑するのも残念です。しかもその治療方法についても本を読むと種々の考えがあり、病気の本人でなくても迷ってしまいます。本人の悩みには計りしれないものがあると思うばかりです。
貴重なアドバイスをいただきありがとうございました。
大変感謝いたしております。
No.1
- 回答日時:
(Q)今回許容範囲一杯の抗がん剤投与をしているので、更なる抗がん剤投与はできないと思います
(A)ハーセプチンのこと?
ハーセプチンならば、上限は決まっていませんよ。
心毒性があることがわかっていますが、休薬により
回復することもわかっているので、何度でも使えます。
一方、毒性が蓄積する抗がん剤(たとえば、ドキソルビシン)もあり、
その場合には、使用の上限があります。
抗がん剤は、次々と新しいものが出ているので、
あまり、神経質にならなくても良いと思います。
(Q)人体が受けることのできる放射線照射の総量は決まっている
(A)「部位によって」という言葉が抜けています。
例えば、右の乳房に照射したから、左はダメということはありません。
(Q)いざという将来の再発時に照射可能な放射線総量が少ないものになってしまって、十分な治療を受けることができなくなるのではと心配しています。
(A)これは、ちょっと違います。
将来のために取っておく……というのは、
いわゆる「保険をかける」良い方法のように思えますが、
そもそも、再発したらアウトだと思ってください。
再発させないことが最優先です。
例えば、今、目に見えない1ミリの癌があったとします。
それに対して、放射線を照射せずに、
再発として確認できる5ミリになってから照射すれば、
効果が薄れるだけでなく、その間に、別の部位に
転移している危険もあるのです。
なので、叩けるうちに、叩いておく、というのが基本です。
ましてや、妹様は、リンパ節転移があったのですから、
打てる手は打つ、というのが基本です。
あの時、やっておけば……という後悔が一番怖いと思います。
放射線によって、再発率は、半分になると言われています。
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/cancernav …
つまり、放射線をしなくて、再発率が4割あるならば、
放射線をすることで、再発率が2割になる、ということです。
でも、ひとつ、わからないことがあります。
どうして、化学療法の前に、放射線照射をしなかったのか?
この説明がないのですよ。
いずれにしても、医師と良く相談して決めてください。
ご回答ありがとうございます。医師が放射線治療をすすめるその意味がよく分かりました。
私はこの段階での放射線治療に否定的な考えでいましたが、むしろ今回の照射を受けた方がいいとの判断になりました(妹は迷っていて、放射線治療を受けたくないとはいっていません)。
大変ありがとうございます。貴重なご意見に深く感謝しております。お時間を割いて頂きありがとうございました。
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