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簿記二級を勉強しているのですが、分からないところがあったので質問させていただきます。

満期保有目的債権の、決算整理仕分けでの調整(償却減価法)についてです。

(1)満期保有目的債権は平成×5年1月1日に、額面\300,000の社債(満期日は平成×12年12月31日)を額面\100につき園96で取得したものである。償却減価法によって評価する。
(当期は平成×6年1月1日から12月31日まで)

(2)満期保有目的債権は、前期にC社社債(額面\200,000、満期日は平成×7年4月30日)を取得
したものであり、償却減価法によって評価する。(当期は平成×4年1月1日から12月31日まで)


上記(1)(2)についてですが、解き方は解答を見ればわかるのですが、分からないのは
(1)の解答は
(300,000-288,000)÷8年=1500
というように取得日から満期日までの全ての期間8年で償却しているのに、
(2)の解答では
(200,000-194,000)×12ヶ月/40ヶ月=1800
と、過ぎた期間は引いて(?)計算されていることです。

私は(1)の解答で、一年経過しているので7年で償却したら、満期日までの8年で償却していたので、(2)では満期日まで5年なので、5年で計算したら間違っていました。

問題文などに、経過年度は適切に処理している、などの文言があれば、前期は償却済みなんだな
と分かるのですが、問題文にそのような文言もなく、どうしてこの二つの問題で満期日全部で割る
ものと、経過年を勝手に償却して残りの年だけで計算する差が生まれるのか分かりません。


たぶん質問の意味が分かりにくいでしょうが、どなたか教えてください。お願いします。

A 回答 (1件)

(1) の解答


(300,000-288,000)=12,000
この12,000は8年間に対応する金額ですから8年で割り、
12,000÷8年=1500 とするのが正しいです。
これを12,000÷7年=1,714としてはいけません。
別法として
(12,000-1500)÷7年=1500 とする方法はあります。

(2)の解答
取得時期と取得金額が示されていないので、残存金額と残存年数から計算するしかありません。この場合、特に断りがないということは前期までの償却は正しく行われているという前提です。
決算月12月と債券の満期月4月の間に4ケ月のズレがあるので平成×4年1月1日から平成×7年4月30日は3年+4ケ月=40ケ月で計算します。
なお、設問によっては、わざと過年度の償却が間違っていることにして、その修正方法を問うような設問もありえますが、2級ではそのような問題がでることはおそらくないでしょう。

余談ですが、会計用語について「仕分け」は「仕訳」。社債は「債権」でなく「債券」です。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってしまってすみません。
丁寧に解答してくださって、とても分かりやすかったです。
みのせんにんさんのおかげで、理解することができました!

あと、漢字の間違いも指摘してくださって、ありがとうございます。
全然気づいていませんでした。

ありがとうございました。

お礼日時:2013/11/17 21:30

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