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オーストラリアやニュージーランドの肉牛は、牧草だけ食べて育ちます。その肉は赤身が多く、ステーキとして焼くと硬くなります。
それに比べ、日本の牛肉は脂分が適度に含まれていて、焼いても軟らかくて美味しいと思っていました。しかし、これは、ほとんど牛脂注入肉なのでしょうか?日本の肉牛は、ビールを飲ませるので、肉に程良く脂肪分がつくとか言われていましたが、もしかして、真っ赤な嘘ですか?

A 回答 (9件)

肉質は、品種、飼育方法によって変わります。


日本では、やわらかい肉質が好まれるので、好みに合うように品種を選定し、そういった飼育方法をとります。
ビールを飲ませるというのは、一部の高級肉を生産する場合だけです。
日本では、濃厚飼料を多く与え運動を少なくすることで脂質が多目の柔らかい肉を生産しています。

欧米では、赤身が好まれるので、赤身が多く作られます。
また、伝統的に肉は筋きりをするのが当たり前と考えられていますので、日本人からすると硬い肉と思われます。
欧米では、放牧方式が多いため粗飼料が多く運動量も多い飼育となり、赤身の多い肉質になります。
その代り、生産コストが少なくてすみますので安い肉が生産できます。
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この回答へのお礼

有難うございます。
肉牛はそれぞれの国で食の好みで育てられているということですね。
しかし、食べ過ぎで運動不足の牛なんて、和牛は日本人みたいですね(^^;)

お礼日時:2013/11/02 23:49

牧草と言っても、牛の餌になるアルファルファ(日本名うまごやし)の場合と、本当の野草とありますが、アルファルファの場合は栄養たっぷりで、やらかい肉になります。

問題は、餌ではなく、運動量で肉が柔らかくも固くもなります。餌が豊富な牧場とかパンパ(草原)だと、一日中、牛は自分の周りの草だけを食べ、草を求めて歩き回る必要はありません。このような環境で育った牛の肉は柔らかく、とても美味しいものです。勿論赤身が多く、焼き方は、レアーかミディアムまでです。こうして育ったのがアルゼンチンの牛で、味、品質は世界最高です。残念ながら、日本へは、米国やオーストラリアとの協定の関係で輸入されていません。なお、以前問題なった、口蹄疫は今はまったくありません。
 日本の牛は色々研究されていますが、そもそも、東北アジアの国々の牛は、気候が厳しいので南半球の牛より育ちが悪く、食用にされる量も少ないので、少ない量で満腹できるようにと薄く切った肉に比較的濃い目の味を付けて食べるようになりました。牛肉は本来は、赤身の部分を焼いて塩味だけで食べるのが一番美味しいと言われています。
 余談ですが、同じ南米でも、ウルグアイ、パラグアイ、ブラジル南部は土地の傾斜がきついため運動量が多くなり、筋肉質で遠目には肋骨が出て馬と間違えることもあります。従ってこの国々の肉は固くて美味しくありません。回答とは少しそれましたが、参考までに。 (KG)

参考URL:http://www.ac.cyberhome.ne.jp/~k.kashimura
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この回答へのお礼

有難うございます。
アルゼンチンの牛肉も解禁して欲しいですね。
アメリカのセレブが食べていそうですが。

お礼日時:2013/11/02 22:58

No7様に同意しつつ、他の面からの突っ込みをしてみます。



>実は、赤身の硬い肉が、自然の健康的な肉ですか?
>オーストラリアやニュージーランドの肉牛は、牧草だけ食べて育ちます。その肉は赤身が多く、ステーキとして焼くと硬くなります。

質問者様の中での「自然」と「健康【的】」の定義が不明なので回答不能。
(私の知識では)現在、「人口」の牛は存在していませんし、病気の牛は出荷できません。

和牛(霜降り等)と外国産牛肉の違いは、それぞれの市場の需要に合わせた結果に過ぎません。

それに、外国産の肉牛の全てが牧草だけ食べているわけではありません。
大豆やトウモロコシも与えています。
牧草のみで育てた場合、成長が遅く、かえってコストが高くつきます。

牧草以外(野生の牛が食べる機会の無いもの)を与えたら、「自然」や「健康」ではなくなるのでしょうか。
他には、薬品(抗生物質、成長ホルモン等)の使用は構わないのでしょうか。
それに、現在食べられている食糧(野菜も)の殆んどは、野生の原種から品種改良されているものですが、それは「自然」や「健康」ではないのでしょうか。

それから、赤み=硬い というのは、赤身の柔らかくて美味しい肉を食べたことのない人の思い込みです。
どんなものにも高級品と粗悪品はあります。
牛の品種や飼育法で赤身でも柔らかくて美味しい肉は作れますし、実際にあります。
輸入肉が硬いのは、安さで売る為に、そのレベルのものしか輸入されない為です。
向こうにも(赤身の)高級な肉はあります。
そして、日本でも赤身の肉の需要はあり、生産もされています。
今後、日本人の嗜好が変わって、これらの生産が増えるかもしれません。


>それに比べ、日本の牛肉は脂分が適度に含まれていて、焼いても軟らかくて美味しいと思っていました。
>しかし、これは、ほとんど牛脂注入肉なのでしょうか?

一部で行われている偽装を、国内全体と思い込む理由が理解できません。
No6様も仰っていますが、後から人工的に脂肪を注入したものは、法的には「加工肉」となり、「牛肉」や「和牛」の名前での販売や、料理店で「ステーキ」として出すことはできません。

回答:↑から、それらが「牛肉」として販売されているなら、違うと思います。
(質問者様が利用している店や普段食べている肉のレベルが不明なので、断言はできませんが)


>日本の肉牛は、ビールを飲ませるので、肉に程良く脂肪分がつくとか言われていましたが、もしかして、真っ赤な嘘ですか?

回答:正確には違いますが、結果として同じことなので、嘘とは言えません。

肉牛は、肥育末期に摂食量が落ちる「食い止まり」という現象が起ります。
ビールを飲ませると、胃袋での発酵状態が改善され、食欲が増進されます。(→肉付きが良くなる)
「実は、赤身の硬い肉が、自然の健康的な肉で」の回答画像8
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この回答へのお礼

有難うございます。
必ずしも赤身の肉が健康的で霜降りが不健康というわけではないということですね。

お礼日時:2013/11/02 23:02

ええと、どっからつっこもうかな。



まずビールを飲ませるのはごく一部でしか行われていません。
ビール腹っていいますよね、そのようにやわらかく太るようです。

日本の牧畜はいわゆるさしが入った状態、脂肪が入り混じった状態になるように研究されています。
ところが海外ではこれは「不健康だ」と言い、赤身をかみしめてこそ肉の味が分かるといいます。
これは私も同意です。
柔らかさという触感より味でしょ、と。
日本じゃ少数派みたいですけどね。

日本の柔らかい牛肉は少しずつ浸透してるみたいですよ。
東南アジアなどでもジワジワ人気があるようですし、オーストラリアでも「ワギュウ」として同じ品種を同じ育て方で肥育し、売り込んでました。
価格は日本の半分、質はまだまだかなわないようですが。
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この回答へのお礼

有難うございます。
ビール腹の牛の肉が日本では人気なんですね。
欧米人は意外にも非常に脂っこい料理と味が濃い料理は苦手な人が多いんですよね。

お礼日時:2013/11/02 23:07

>しかし、これは、ほとんど牛脂注入肉なのでしょうか?日本の肉牛は、ビールを飲ませるので、肉に程良く脂肪分がつくとか言われていましたが、もしかして、真っ赤な嘘ですか?



牛脂注入肉は「加工肉」と言う表記をしないといけません。

牛脂注入したのに「加工肉」と表示しない場合は、景品表示法違反(優良誤認)になります。

なので、消費者は、販売元の良心を信じて「優良誤認、誤表示、偽装はしてない筈」と思って購入するしかありません。
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この回答へのお礼

有難うございます。
日本の霜降り牛肉は、餌と運動量の違いでできるということですね。

お礼日時:2013/11/02 23:10

もともとのオーストラリア(欧米)産の肉は粗飼料(草)が主体のえさのため肉質は赤身が多く、硬い特徴があります。

このため、焼肉やしゃぶしゃぶよりも、ひき肉用や、スープやカレー、ビーフシチューなどの長時間煮込む煮物に向いている。栄養的には脂身がない方が望ましいわけですが、日本人の好みには合いません。霜降りとまでは行かなくてもそれに近づける努力をしています。
http://zookan.lin.gr.jp/kototen/rakuno/r221_2.htm
に簡単に解説されていますが、粗飼料(草)の他に濃厚飼料(トウモロコシ、大豆、綿実、麦など)を加えています。

日本人は脂の多い霜降り肉を高級肉と見なして来ました。オーストラリアでは日本人の好みを研究して(日本への輸出を考えて)霜降り肉を作るようになっています。TV報道によれば、東南アジアで日本の高級肉を売ろうとしてもオーストラリア産が半値で買える状況になっています。

牛脂注入はステーキの味を良くするためのテクニックでこれはこれで「誤表示」でなければ批判されるべきものではありません。
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この回答へのお礼

有難うございます。
日本の牛肉は、焼肉やしゃぶしゃぶ用に作られた、高級な餌で育てられた牛なのですね。
牛脂注入ステーキって書いてあったら、誰も食べないと思いますが。

お礼日時:2013/11/02 23:16

日本人は元々がさしが入った柔らかい肉質を好む為、穀物肥育をしたり藁でお腹をさすったりしてきめ細かい手当てをする酪農をします。

此処に目を付けたのが牛脂注入肉で「加工肉」表示が必要になりますが安い割に見た目と味は上質に見えます。
豪州では放牧による牧草肥育が中心です。ただ、日本向けには多少穀物を与えたりもします。
牧草肥育ですと牧草地さえ手当て出来ればランニングコストは安上がり。日本では多頭数を狭い面積で肥育する為、どうしても穀物肥育にせざるを得ません。その分飼料代も高くなります。
最近遺伝子組み換えにより玉蜀黍や大豆は収量が多く安い品種が中心になりましたが、日本では遺伝子組み換えは人間への影響が未確認(今後影響が出る可能性あり)として基本的には組み換えの品種は飼料のみになっています(植物油には遺伝子が含まれない為分別無しの原料を使い、油脂の搾りカスを飼料に供給しています)。
と、肉の問題は食生活全般に迄影響があります。
食料自給率を考える場合、飼料穀物や原料迄勘案しますから、味噌や醤油は輸入扱いになります(大豆や小麦は輸入だから)。案外和食も自給率低いです。
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この回答へのお礼

有難うございます。
「加工肉」という表示は見たことがありますが、一口サイズやステーキ1枚の大きさに加工したものかと思っていました。米、豪の牛脂注入肉か、遺伝子組み換え飼料で育ったビール腹の和牛かの選択も難しいですね。

お礼日時:2013/11/02 23:27

脂肪組織の入り方だから遺伝子。



人工霜降り肉で高級にする技は、
ためしてガッテンがノウハウを推奨していました。NHKは日本の恥部に精通しながら伝えていない酒池肉林特権放送局。

美しい日本とか言ってる奴らが詐欺の悪党なんです。恥ずかしい風俗の民族です。ばれなきゃ悪くないみんなしている私だけじゃない、ですから。
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この回答へのお礼

有難うございます。
遺伝子組み換え牛ですか。
最近の謝罪会見ラッシュを見ていると、美しい日本でないことは確かですが、
日本人全員が詐欺をやっているわけではないでしょう。

お礼日時:2013/11/02 23:57

デブな牛と普通な牛の違いです。


メタボな人間と引き締まった人間みたいなものですよ。

太るものばっかり食べてたら贅肉が付きますし、草ばっかり食べてたら太りません。
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この回答へのお礼

有難うございます。
やはり、牛肉の霜降りとは、人間のメタボのことですか・・・

お礼日時:2013/11/02 23:53

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