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塗料を塗る事で、色が濃くなり、深みが
出ると言いますか、それはそれで良いのですが、
欅の持つ光沢、輝きが失われてしまいます。

無塗装の方がきれいかなと、塗るのが
もったいなく感じる面もあります。

それでどうしようかと思うのですが、
材をできるだけ長く持たせるためには
塗装すべきでしょうか。

底面など、保護した方がいい部分だけ
塗るという事も考えられますが。

用途はスピーカー、塗料はオスモカラーです。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

オイルフィニッシュはいわゆる「塗装」とは違って、塗膜を木の表面に作るのではなくて、乾性油をしみ込ませた状態で固まらせるわけです。

(ワトコの説明のとおり)
乾性油とは空気中の酸素と化合して固まる性質の油です。

オスモカラー(クリアー)もワトコも原理は同じです。成分の乾性油の由来の植物が多少違う程度です。(ワトコは主にリンシードオイルです)。乾かないうちは独特の匂いがしますが、固まってしまえば匂いは消えて行きます。

欅にしても何にしても、長期間貯蔵して反りを出してから削ったり切り出したりして板に仕上げてあれば反る事は少ないですが、そこまでやっているかどうかですね。でも物がスピーカーでそれなりの値段でしょうから反るような作りをしてるようにも思えませんけれど。陽に当てたり熱風や冷風を間近で当てるのはご法度です。
オイルを塗る塗らないに関わらず反る時は反ると思います。

オイルはしみ込みますのであまり大量に塗ると重くなってしまうし、表面に浮いた状態ではペンキを塗ったようになってしまいます。最後に拭き取る作業が必要です。
大量に塗ると音が変わってしまう可能性は無きにしもあらずですね。
板の片面だけに塗装をするのは反りを考えるとあまり良くないと思いますが、オイルフィニッシュでしたらたぶんだいじょうぶでしょう。

オイルを塗ったのと塗ってないのの違いは主に見かけ(色)と、汚れがついたときに落としやすいかぐらいではないですか。家の中で大事に使っているのでしたら耐久性が違ってくるとは私には思えませんが。
テーブルのように濡れた物を置いたりする可能性も低いですし。

表面に塗膜を形成するいわゆる塗料(ペンキとかラッカーとかウレタンとか)は材の持ちを良くするとは言えません。でも屋内使用でしっかりした木であれば腐りを早める事もなく、先に塗膜の方がダメになると思いますけれど。

屋内で大事に使うのなら塗装無塗装に関係無く50年以上は何でもないはずです。ただし接着剤など使っていたらそれがダメになりますが。
古くなってシミができたりしても削ったり洗ったりすればかなり落とせて材自体はまた使えますし、ばらばらになってしまっても板としてはまだ使えます。凹みも蒸しタオルや湯気などで戻せます。

あんまりオイルを塗り込んで音が変わってしまってもあれなので、普段の手入れはから拭きする程度にしていた方が良いと思います。
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この回答へのお礼

まだまだ知らない事ばかり、色々なお話ありがとうございました。

>屋内で大事に使うのなら塗装無塗装に関係無く50年以上

家の中を見渡せば長く持っている物が沢山あります。
(蔵のように外界は安定した状態が良いとは聞きますが。)

ちょくちょく色んな物を作っていますので、
良い物ができるように頑張りたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2013/11/07 07:20

オスモは浸透性でしょ?



ウレタンニスの透明をぬってみて、いやなら剥離材で他の事をすればいいじゃない。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

ウレタンもきれいでいいなと思うのですが、
(材との組み合わせもあるでしょうが)
スピーカー工作では良くないらしく、
現在避けている所です。

お礼日時:2013/11/07 07:21

底面なんて光も当たらないわけですし、おそらく長い事新品同様だと思いますよ。

そこだけ塗るなんて意味がありません。むしろ台への貼り付きを生じさせる可能性があります。
床や台の上に置くとしたら仮に傷がついたとしても見えない場所です。
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この回答へのお礼

貼り付きの可能性があるんですね。
設置する際は考慮したいと思います。

底面に塗ると考えたのは、床や台と接触する事で
湿度の影響があるとか、汚れるからなどの情報を
見た事があり、考えていました。(直置きするとして)

お礼日時:2013/11/07 07:17

オスモカラーでいわゆるオイルフィニッシュをするつもりなのですよね?


汚れもつかないし表面に塗膜を作るニスではないので最も長持ちする仕上げだと思います。
もちろんオイルも塗らない生地仕上げもありだと思います。

ただしオスモカラーでも顔料の入っている物は、顔料で着色した場合、木目の濃い薄いの関係がネガポジ逆転のようになってしまいます。着色しないでいれば経年で焼けて好い色になって行きますが。

でもオイルを塗る塗らない・着色をするしないは結局好き好きではないでしょうか。

ウレタンのような塗料は塗膜を表面に作ってしまうので、木の肌=導管が埋まってしまってプラスティックのように見えてしまいます。塗膜は最後は劣化しますし。まあでもスピーカーという事なんで、おそらく無垢の板ではなくて表面に欅のつき板が貼ってあると言う事なんですよね? でしたら板の寿命と塗装の寿命とは大差無いかもしれないですね。

つき板でしたら割り切ってどんな仕上げでも好いのではないかと思います。

つき板でしたら削る事はできないのでもし手垢などで汚れた場合には拭いて落とすしかないでしょう。一回では落ちなくても何度か拭くと落ちる物です。

オイルは他にはワトコオイルがあります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

>オスモカラーでいわゆるオイルフィニッシュをするつもりなのですよね?

はい、そうです。

>着色しないでいれば経年で焼けて好い色になって行きますが。

色有りとクリアーを持っていますが、
クリアーが面白そうですね。

塗装した方が長持ちするとの事で、(合ってますか?)
しばらくそのままで使いつつ、塗装する方向で考えたいと思います。

>おそらく無垢の板ではなくて表面に欅のつき板が

板は突板ではなく無垢材です。
欅は乾燥後は狂いが少ないらしいですが、
反り割れなどがどうなるか分からず、また
減らせるならと思って質問した次第です。

説明不足でした。すみません。

(反りは板のまま放置していたら、
容易に反るようです。家の障子などを
眺めながら、割れなきゃいいなあと
思っています。)

ワトコオイル見てみましたが、乾燥後
固形に変化するというのが興味深いです。

詳しい内容で参考になりました。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/11/05 08:00

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