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インクジェットプリンタが故障し、買い換えました。
そして純正品のインクの一つがなくなり、非純正の新品と交換しました。

すると、純正品ではなく、インクの存在を確認できないとのコメントが出て、全く動くことありません。
それで予備に購入していたインクの全部が新品のままゴミになり、仕方なく純正品を発注しました。

プリンタ―メーカーの戦術にはまってしまいました。

そこで、この模造品は車や電気製品の世界にもありそうです。

これが違法でなければ、模造品メーカーは頑張ってもらいたいたく思います。
それとも、どうしても真似のできない法的あるいは技術的な何かがあるのでしょうか?

まねる側も真似られる側も頑張ってと思いますが、実態を教えてもらえませんか。
また、新品の模造品はどう処分されましたでしょうか?経験談を教えて下さい。

A 回答 (11件中1~10件)

プリンタの修理屋です。



かなり多くの誤解がありますね。
まず、「違法か?」と言う事ですけど、これは特許を侵害しない限り違法ではありません。
また、メーカー側が訴えることが出来るのは、特許を侵害されたときだけです。
インクだけではなくほぼすべての工業製品について言えます。

また、「意匠」(デザイン性)が認められるようなものの場合は、著作権侵害で訴えることは出来ます。


インクでもトナーでも互換品というものは多く出ています。
メーカーは「純正品を使用しなければ故障しても知りませんよ」と言うことしかいえません。
「禁止」などという表現を使えば、独占禁止法に抵触するからです。
また、本体やパッケージに「キヤノン用」、「エプソン用」などの表示もあるかと思いますけど、そのメーカーのロゴは仕様していないわけです。


また、「違法でなければ、純正品を求めて模造品メーカーは挑戦しているはずです。」と言うのもどうなんでしょうね?
互換インクメーカーは大きく2つに分かれます。
ひとつはインクタンクまで自社で開発しているところ、もうひとつは使用済の純正品を回収してそれにインクを詰めて販売しているところ。

テレビで宣伝しているような大手でも後者であることは多いです。

最近は箱に入って中をあらためることは出来ないのですけど、以前に透明なパッケージで吊るしで販売していたものを見たときは、ほぼ100%不良品と言っても良いくらいの状況でした。
(個人的な所見です)



インクタンクの事情に付いてもご存知ないかも知れませんね。
インクタンクは、プリンタ側に安定して少しづつインクを供給するために非常に重要な機能があります。
インクタンクに関しての特許はそのあたりに集中しているはずです。
使用したインクタンクは、そのあたりの劣化が進みますが、再使用するときに、そこにまで手を加えると特許侵害ではないかといって争われた裁判でキヤノンが勝ちました。
特許が認められた部分を改変して販売することは、特許侵害になるという判決が確定しています。

その結果、大手でも簡単な洗浄程度で再使用するしか出来なくなったわけです。


ただ、全く別の方式で同様の機能を再現することは可能なはずです。
現に自社で一から設計したインクタンクを使って販売しているところもあります。
ただ、機能的には完全に追いついていないようですし、そのメーカーは業界の中では中くらいの位置のようです。

また、インクそのものの材質に関しても多くの特許があります。
非純正インクの材質によるトラブルが発生した事例も多くあります。
インクの材質の安全性の検証の問題もあります。
プリンタメーカーでは、「SDS」といって、製品の安全性を証明するデーターを公開していますが、互換インクメーカーでは聞いたことがありません。



そういう状況を考えると、互換インクメーカーに共通して感じるのは、自ら先進的な物を開発するつもりはないという事。
本当にそういうつもりがあれば、どんなインクを使っても壊れないプリンタを自社開発すれば良いことです。
それをしない理由は、開発するだけの技術力がないという理由もあるでしょうけど、今のプリンタメーカーと一緒の状態に追い込まれると分かっているからでしょう。


結局、互換インクメーカーは、利益のみを追求しているとしか思えません。
名前も聞いたことのない小さいメーカーが多く存在するのは、「やり逃げ」を最初から考えているのかも知れません。

ユーザーの動向も問題ですね。
以前は「純正品よりも安い」と言うだけで使っていたようですけど、互換インクの価格は下がり続けているようで、現在では100均のインクを使う人もいます。
特許が多く存在する商品の互換品であれば、それなりの製造コストがかかると考えるのが普通でしょう。
100均のインクがまともに使えると思うほうがおかしいと感じます。
互換インクメーカーであっても、苦しんでいるのでしょうね。

この回答への補足

段々私の質問の答えに近づいてきました。

まず、違法ではないこと分かりました。
では、なぜ純正に近い偽物が出来ないかが疑問です。

模造品メーカーは安く純正品に近いものを供給したいと、努力しているはずです。
新規開発と言うより、真似の世界です。
要素としては、プリンターに仕掛けられている偽物発見機能を交わすことと顔料の成分ではないでしょうか?

これはインクそのものに何が含まれているかです。
それの突き止めは出来ていないのでしょうか。

工業製品の場合、独自技術や新規開発とはいえ、ライバル会社の製品を購入しそれを分解し、中味を調べているはずです。

インクの世界でも同じことをしているはずです。
それでも純正品に近い模造品を作れないのは、インクの成分が分からないからでしょうか?
それとも、加工法が分からないのでしょうか?
技術的に何が難しいのかを知りたいところです。

補足日時:2013/12/31 12:43
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それ、戦略じゃなくって、利益を出すための採算計算を狂わせる行為ですから


普通に、プリンターメーカーにダメージを与え、競争力を落とします。
つまり、プリンターメーカーに対するいやがらせです。

そのメーカーのプリンターが必要なら、購入し、買い支えるのが道理。

純正インクを使わないということは、つまり
Windowsを使いたいけど、海賊版しか使わないというのと同等です。


インクが安いプリンターがいいのではなければ、そのインクを作っているメーカーに
インクの純正プリンターを作って発売してもらうといいと思います。

技術的には簡単ですよ。インクカートリッジ製品はそのままに
CanonやEPSONからOEM供給を受ければいいんですから。

ただOEM元の二倍三倍の価格で、どれだけの人が買うのかはわかりません。
2000年ころのプリンターはそのくらいの相場で、インクは安かったんですけどね。


それでは市場がうまく回らなかったんでしょうね…

大衆向けプリンターメーカーが日本には多過ぎますから
この先は、プリンターメーカー以外との競争まで続けたら
撤退することにもなりますよ。

それで、利益を得る人は誰だと言うのでしょう?

ALPS MDプリンターが撤退して、利益を得た人はいなかったと思いますし
今では、金色や銀色で印刷できるプリンターを買うことは、もうできません。


ちなみに、HDD産業は全盛期の半分以下のメーカー数になりました。
パソコンメーカー自体、何社も消え去っています。
今や3社しか無いPC向けGPUメーカーは、全盛期は4倍くらい(覚えていない)ありました。
最近では国内家電メーカーの地デジTVや地デジレコーダー撤退などがありました。

たとえ大企業,有名企業であろうと、競争に負ければ続けられなくなることはあります。

プリンター各社の競争の間に、割って入ったのが非純正インクベンダーです。
試合にならないということですよ。やがて市場を破壊することになります。


たとえば、仮に…EPSONのプリンターは純正インクじゃなくても動いて
Canonは純正インクじゃないと動かないということになれば…
必然的に、EPSONは同等性能品をCanonより高く売らなければ採算が合いません。
しかし、それでは本体も売れなくなり、つまり、やがてEPSONは撤退せざるを得なくなります。

そこに、正当なEPSONとCanonの競争があったとは言えないでしょう。
非純正インクとは、そういう性質のものですよ。
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プリンタ―メーカーの戦術にはまらずに、


高価な純正品では無く、安い非純正を使ったから、
そんなことになったのではないですか。

今度からはプリンタ―メーカーの戦術にちゃんとはまり、
初めから純正品を発注してください。
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安いプリンタって交換インクで稼いでますから、メーカー側も色々触れないようにしています。

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裁判まで行ったけど結局認められなかったような気がします。

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かんたんにあきらめる前に、下記を試してみてください。



わたしは純正品は買わずに、補充用インクを愛用していますが、
メッセージを無視して印刷させる方法が、互換性インクの説明書に書いてないですか?
CANONのプリンターの場合だと、OKボタン(?)を長押しします。
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日本国では、特許問題の裁判争いになり、判決が出て、キヤノン株式会社の勝訴となっていました


http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/200601 …

インクを簡単に詰め替えられて販売されると、メーカーとしては困るので、ICチップを取り付けている
ICチップって解析出来なければ、新品としたり、満タンインクとしては認識出来なくなっていたりする。
主にエプソンのものだけど


互換インクなんて、色が悪い場合があるので、私は最初から利用しません。
たしか、互換インクメーカーって、○○って機種に対応していると記載してあるが、使えなかったら、そのメーカーもしくは、購入店に返品なりの対応を求めてることが出来たはずです
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企業戦略ですね。

純正チップじゃないと読み取らない。
仕方ないですがそのまま廃棄が1番よいかと
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プリンターは消耗品で稼ぐ代表的な製品ですね。



イタチごっこだと思います。

プリンターに関しては純正インク以外は故障時補償対象外になりますので

保証期間内は純正インクが良いかと。(高いけど)


保証期間が過ぎれば、自己責任で模造品使用もアリかなと思ってます。

最近の模造インクは良く出来ていて激安ですから。
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プリンタメーカは、プリンタを安く売ってインクで回収しています。

ですが、非純正インクメーカはそれを利用して儲けています。私の感覚では、模造品メーカーは儲かるところにだけ参入しているわけで、甘いするだけ吸っているようにに感じ、むしろ不快ですね。しかも質の悪いインクを売っているわけですし。

私の場合、写真等もプリントしているので、模造品メーカーの品は使えません。純正品は、ちゃんと調整しているディスプレイとほとんど同じ色でプリントできますが、模造品メーカーではそんなことは全く期待できません。色合わせに時間をかけるのは無駄以外の何者でもありませんね。模造品メーカーの品、一度間違って買ってプリンタが不調になりました。こんな品を売るメーカ、消えて欲しいですね。
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