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家電売場に行くと、東芝、日立、パナソニック、シャープの洗濯機がたくさん展示してあります。
みんな似たような形ですが、商品には目立つシールをベタベタ貼って機能を競っています。
値段はかなり高いと思うのですが、ほとんどのお客さんは日本製のものを購入します。
その他、格安のメーカーや中国製のハイアール、韓国製のLGなども少しですがおいてあります。

しかし、アメリカのAmazonでメーカーのラインナップを見ると、日本製が全く見当たりません。
パンダ、LG、ハイアールなどのアジアメーカーのものが安くて人気があり、本場GEやヨーロッパMieleも多く取り扱われているのですが、日本製の洗濯機は全くありません。
単に扱っているラインナップが少ないのではなく、本当にブランド名のリストに一つも日本メーカーが載っていないのです。
http://www.amazon.com/gp/search/other/ref=sr_sa_ …

よく、乗用車の分野では、「故障の多い現代車が日本なんかで売れるわけがない」、「燃費ばかり食うシボレーやキャデラックはもっと日本に合わせた車を作れ」と嘲笑し、「日本にはおもてなしの云々」「日本のものづくりに秀でた職人精神」と自画自賛しますが、お湯のでない洗濯機しか作らない日本メーカーの洗濯機は、アメリカでは全く売れていないのが現実です。

なぜこんなことになっているのでしょうか?

ご高説を賜りたく存じます。

A 回答 (13件中1~10件)

高性能は高いし使い難い面もありユーザーは敬遠する場合があります→ユーザーが購入しない(安く使い易いものを購入)→仕入れない(取り扱わない)


ちなみに我が家にある今の全自動は、洗濯がいつ終わるのかわからなく不便(昔のは、操作が目で見えて今脱水しているからもうすぐ終わるなどわかった)
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この回答へのお礼

シンプルなものが人気がある傾向はたしかにありますね。
ご回答有難うございました。

お礼日時:2014/01/26 10:41

何故なんだろうって考えてみました。



結局メーカーの経営判断なのかな?
韓国メーカーからシェアを奪って利益が出るのかどうかという問題だと思います。

大企業としては、ある程度のロットが売れる見込みがないと投資出来ないと思います。
白物家電はアメリカでは成熟産業ですので先にシェアを取った方が強いんですね。

韓国・中国を除くアジアでは日本製品は頑張っているようですね。

ただ、電気製品は韓国製でも中国製でも、重要部品は日本製なんですね。
韓国製品が売れるということは、日本の電子部品が売れるという事でもあります。

>シャープは、ASEAN地域の各国へ展開する中で、LG電子やサムスンなど韓国メーカーとシェアを競っている。藤本アジア・パシフィック代表は、韓国メーカーの強さについて「LG電子やサムスンは、東アジアだけでなく、日本を除く全世界で強い。日本のメーカーが欧米に攻勢をかけていた頃、彼らは我々に先んじて南米や途上国に仕掛けていた。また、日本企業では考えられないほど莫大な予算を宣伝費に投じている。これが良い循環を生んでいるのではないか。韓国メーカーの製品は、現在は品質も良く、価格も日本メーカー製と同程度で競っている」と状況を説明した。

http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/news/20130 …
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この回答へのお礼

洗濯機の部品に占める日本製品の割合はそれほど高くない気がしますね。また、成熟産業とは言え、中国や韓国のアジアメーカーがアメリカでのシェアを奪ったわけですから、新規参入は可能だっとともいめます。

反論のようになってしまいましたが、ご回答感謝しております。

お礼日時:2014/01/26 10:44

日本製品はおもてなし精神が強いのか、非常に多くの機能を持っていて説明書を読まないと使いこなすことができません。


めんどくさがり屋のアメリカ人や他の国民は、あまり必要ない高機能があっても価格が高ければ手を出さないでしょう。
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この回答へのお礼

ちなみに売れ筋1位はパンダの2層式170$、二位はハイアールの一槽式250$のもののようです。どちらもシンプルなもので、3kg以下の小型ですね。
しかし、高機能になるとめんどくさくなる、というのも不思議な気がしますね。高機能になって何も考えなくても良いという方向に発展すれば売れるのかもしれません。

お答えいただき、ありがとうございました。

お礼日時:2014/01/26 10:50

日本製といったってほとんど外国製です。


少しシンプルなその外国製のほうがうんと安くって使いやすいのです。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

全自動・洗濯・乾燥機能付きのものの売れ筋は、LG(韓国)やエレクトロラックス(スウェーデン)のもので、1000$以上します。エレクトロラックスなんて20万円以上です。むしろ、日本の洗濯機の方が安いように思います。高級機として認識されているのは、日本製ではなく韓国製なんですよね。。。冷蔵庫もそうですが。

シンプル・格安の中国製、おなじみのアメリカ製、高級な欧州・韓国製という感じで、日本の入る隙間がどこにもありません。。。

お礼日時:2014/01/26 11:00

先進国の事情で述べますと、洗濯のやり方は、その国(地域)の文化そのものなのです。

その文化(やり方)にマッチしたメーカーだけが受け入れられます。他の文化(やり方)の製造製品は受け入れられないのです。(以上、そういった事情に挑戦しようとする日本メーカー記事の受け売りです。)
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この回答へのお礼

ウォッシュレットも使った人はすごいと喜ぶという話は聞きますが、とても売れているようには思えないですね。

例えば、ウィキペディアで温水洗浄便座の記事があるのは日本語版だけです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%A9%E6%B0%B4% …

アメリカやヨーロッパではそもそも便所ブース内にコンセントを設置しないのが一般的なので設置できない場合が多いようです。

温水というか熱湯で選択する文化も、日本にはないですね。10万円近くする高級機でも、日本製の洗濯機には加熱装置がついていないことがほとんどです。

家電製品では特に郷に入っては郷に従えという格言が重要なように思えます。

ご回答有難うございました。

お礼日時:2014/01/26 11:09

海外での選択はその土地の風土というか、過去からの都市伝説の


様なものがあり、それが日本と全く違うので構造・素材的に日本製品
が向いていないようです。

海外では洗濯は熱湯に近い高温水で行うものという都市伝説があり
ます。日本は元々軟水で石けんや合成洗剤が冷水(常温水)でも
洗浄能力が発揮できます。また、風呂の残り水等微温湯を使えば
更に良く落ちるとされています。
しかしながら海外は硬水であるため一度加熱しないと洗浄能力が
発揮できないようです。本来は硬水専用洗剤を開発すれば済むこと
ですが、現状では煮沸的効果を期待している向きもあるようです。

結論:海外では水質及び熱湯神話のため日本の洗濯機は使えません。

PS:ウォシュレットも海外では販売補修が難しいそうです。水質が悪く
シャワーヘッドにカルシウムやその他の雑成分が固着して目詰まり
するらしいです。同様に中国韓国等ではトイレットペーパーの品質が
悪く、トイレに流せないそうです。インフラの違いが家電品や習俗に
影響を与えている様です。
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この回答へのお礼

ほとんど沸騰しているようなお湯で洗うんですよね。しかも電気で加熱して。電気代が大変そうですが。。。

ただ、日本がその土地にむけた商品を開発すれば済む話だと思うのですが、日本市場が巨大であるがゆえにそのリスクを録ることはしなかった、ということなんでしょうね。そこを中国や韓国は果敢に挑戦して市場をもぎ取ったと。

ところで、硬水・冷水でもよく落ちる洗剤を開発したら儲かりそうですね。。。

ウォッシュレットのお話も興味深く読ませていただきました。ご回答有難うございました。

お礼日時:2014/01/26 11:23

 日本は主に小型洗濯機を作っています、アジアでも求められるのは小型洗濯機です



欧米では、個人が洗濯機を持つことは少なく、コインランドリーなどを利用するのが、主です。

だから個人用の需要よりも業務用の需要のほうが大きいです。
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この回答へのお礼

なるほど、そもそも洗濯機は買わないということですね。
しかし、その需要の大きい業務用でも日本製は皆無でした。
http://www.amazon.com/s/ref=sr_st?keywords=washi …

お礼日時:2014/01/26 11:17

こんにちは。



風習の違いによるもののようですよ。
中世に猛威を振るったコレラ対策のため、ヨーロッパでは「煮洗い」が主流となりました。
煮て殺菌する必要があったためです。

海外で主流のドラム型は、その流れで発展したものです。

問題は、製品の性能ではなく、販路によるものでしょうね。
既に現地のメーカーが販路を築いているところに、
出遅れたメーカーが商品を展開することは非常に困難なのです。

ドラム式はコインランドリーが古く傘存在するように、単純な装置ですので、
日本製品の最大の長所とも言える「故障の少なさ」がアピールしにくいのでしょう。

ではでは(^_^)
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この回答へのお礼

なるほど、コレラの恐ろしい記憶があるのですね。思いもよりませんでした。汚れはともかく、確かにシンプルに殺菌するという意味では良さそうですね。

ただし、販路については中国製もゼロスタートだったのですから、日本が不利だったとは思えないのですが。

なんとなく、上から下まで隙間なく海外市場を制圧された諦めのようなものを感じました。

お礼日時:2014/01/26 11:39

日本の気候風土に合わせた洗濯物を洗うことを最優先にしているためです。



海外向けには海外向けの製品を作って大ヒットしているものもありますよ。
日本にも2槽式洗濯機はありましたが、1槽は洗濯用・1槽は脱水用でした。しかし東南アジア仕様は2槽とも洗濯用です。1槽の大型だと電気代が高いので小型の2槽式が売れているそうです。
洗濯機ではありませんが、冷蔵庫。
インドでは鍵付きの冷蔵庫でないと売れないそうです。理由は家政婦が冷蔵庫の中身を盗っていくことを防ぐため…。
インドネシアでは人の体に直接冷気を当てるエアコン。
日本の住宅は気密性が高いので、部屋全体の温度をコントロールできるエアコンが好まれ、体に直接風を当てるのを嫌う人が多いので、わざわざセンサーで人のいる位置を確認して運転しています。
インドネシアでは、気密性が低い(というか通風を良くするため開放されている)ため、部屋の温度をコントロールするのではなく、人を見つけて人のいるところに風を送っています。

いずれも日本で開発された技術を応用しているため、現地メーカの家電品の数倍の値段がしますが、大ヒットしています。このような製品は高額であるため通販ではあまり流通しませんが、お金持ちの間ではもはや常識となっています。下手な宣伝など必要なく、お金持ちのコミュニティで口コミで広がっています。
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この回答へのお礼

技術で現地の気候や習慣に合わせてヒットしているということですね。インドのお金持ちの数は日本よりも多そうですし、期待が持てますね。

お礼日時:2014/01/26 11:45

>ところで、硬水・冷水でもよく落ちる洗剤を開発したら儲かりそうですね。

。。

花王は中国専用の粉洗剤「アタック瞬浄」を昨年7月、江蘇省、浙江省、広東省で発売した。この洗剤は中国の高度の高い水でも選択できることを売りにしているそうです。

なんでもカルシウムを溶かす成分を強化したとか…。
価格も従来品の2割減だそうです。

高いシェアを持つ欧米勢と、コスト勝負の現地勢に割ってはいれるか…。

うまくいけば硬水地域で大ヒットも夢ではないですね。
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この回答へのお礼

中国の富裕層の主婦には受けそうな感じですね。
世界の硬水地域の洗剤マーケットがどのくらいあるのか考えるとクラクラします!
今から売ってきます!ε=ε=ε=┌(;*´Д`)ノ

お礼日時:2014/01/26 15:17

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