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高3の息子が大学受験を終え、史学でMARCHだったらどこでもいいという乗りで受験し、結局、ほとんど聞いたことない中央の人文社会学科だけに引っかかりました。本人は、MARCHの一角だからと、満足しています。
ところで、親の私も、MARCHの一角の法学部卒なのですが、もう30年前にもなる大学受験の頃は、MARCHに入るのは、大して難しくなかったのです、MARCH入試の現況はどんなものなのでしょうか?
私らの頃は、単純に入試偏差値だけで言うと
中央法>明治=立教>中央>青学でした。

A 回答 (5件)

 こんにちは、少しばかりお話ししまょうか。


質問者様の前提とご子息では、比較する範疇が異なりもする。このことを先ずは理解しておかねばならないでしょう。
 世間での入試偏差値によるランキング付けとやらのつまらない指標すらも、法学系と経済学系そして文学系でそれぞれ別の比較を行ってもいます。
 法学部と文学部でもそこに在籍する教員スタッフと講座も異なります。先日他界された渥美東洋先生はこの中央の法学部で刑事訴訟法を専門とし、その厳しさでも知られていた方です。
 一方、現在の同大学の文学部歴史学専攻課程には僕の同僚もいますが、実績として日本史学界では相当に高い評価もなされ、東洋史学には川越先生をはじめとするスタッフもおります。
 過去に同大学の日本史学専攻で教員として在籍していた(非常勤も含む)名前を挙げてみますと、佐藤進一・佐々木銀弥・百瀬今朝雄・永原慶二・網野善彦・峰岸純夫・黒田弘子といった中世史学の歴々をはじめ現在では坂田聡・白根靖大といった中堅からベテラン、そして古代史学の飯田瑞穂・太田晶二郎・皆川寛一・石井正敏、明治維新史の松尾正人といった研究者の名前をみることもできますので、歴史学を専攻するには適正な環境下にあるといえます。
 実際に就職等といった問題ですが、専門を生かすなどの些末な問題と仕事は仕事として本人が割り切った理解をするか如何にも関わりますので、当時者以外のものとしては何も申し上げることはできない、との答が正解でしょう。
 30年前ならば大して難しくはなかったとはいっても、それも根拠は曖昧です。実際に70年代から80年代後半にかけても中央の入試ランクがそれほど低いともいえない。
 ただ一つ気になるのはご子息が「史学でMARCHだったらどこでもいい」との部分で、MARCHそれぞれの大学による研究志向の違いや教員に違いがあるとの部分をどれほど理解しているのかによっても、実際に違いが生じるとの現実的な問題を忘れることはできません。
 その上で比較的バランスのとれている大学をあげれば、中央と明治が挙がります。むろん青山にもかつて吉田孝や立教にも野村忠夫、法政にも石母田正といった碩学はおりましたが、現在では小粒です。
 なぜ中央がそれほどまでに教員スタッフの充実を図れたかといえば、そこに在籍していた教員が学界で評価される実績を積み上げ、それによって他大学とのチャンネルを切り拓いてきたとの背景があることも忘れることはできません。
 佐藤進一も永原慶二も佐々木銀弥氏の存在によるものであり、太田晶二郎や皆川寛一も飯田瑞穂氏による功績といえ、何れも史料編纂所の系列下の先学達です。

 殆ど聞いたことのない、といってもそれは専門外の分野だから仕方ありません。何もかも全て知っているとお考えになることの方がよほど世間知らずともいえます。試しに中央大学の公式サイトをご覧になれば、人文社会学科との専攻は学部・院のどこにもありません。
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 ついでに補足。


中央大学文学部と人文社会学科との関係ですが、これは従来にあった文学・歴史学・哲学の三領域に属するそれぞれの学科を一つの学科として再編したとの意味であって、各専攻別の括りは現在でもあります。
 受験産業としては、それぞれの専攻別の偏差値などを比較することに不便との理由で一括りにしているだけのはなしです。大学法人としては従来どおりの「文学部○○専攻」と説明しています。
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私大入試のおおまかな傾向としては



1990年前後で一つ変化があります。

バブル経済により親御さんの教育投資資金が増えたこと
団塊ジュニアが1990年に受験世代になったこと

これによって、首都圏の私大偏差値バブルが生じました。

2000年代に入ると、不況により教育投資資金が減り、地元回帰が起こります。

なので、質問者の認識しているMARCHの難易度は、私大偏差値バブルの前ということになります。

最近で言えば
http://www.geocities.jp/gakurekidata/yozemi2011. …

MARCHで言えば、明治が受験者数を増やして難易度が上がっています。



参考
http://www.geocities.jp/gakurekidata/yozemi.html

http://www.geocities.jp/gakurekidata/yozemi92-05 …
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当時と今とでは18歳人口は違います。

1980年は160万人、2010年は120万人です。

当時、上から100人が東大クラスだとしたら、現在は75人しかいないということになります。更に、東大で言えば入学枠が2割増えていますから、現在の東大には当時の早慶レベルから45人入っていることになります。早慶レベルは45人東大に吸い上げられ、更に入学枠も東大以上に増加しているため、実際にはMARCHレベルが多数入っていることになります。MARCHもまた然り。
人数が減れば競争も減るのは道理です。

学生のレベルは30年前に比べ下がっているのは事実です。
私は仕事で東大旧帝早慶MARCH他多数の大学の教授とお会いしますが、どの大学の先生もレベルダウンを嘆いています。

ただし、当時の人は当時の人と、現在の人は現在の人と競争しているのであって、当時と今を比較するのは少々アンフェアだと思います。

一つ言えるとすれば、子の教育は親の責任です。
お子さんが合格した大学にご不満でしたら、それは質問者さんが質問者さんの親御さんに負けたということではありませんか?
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明大法学部生です。


MARCHに入るのが難しいか難しくないかということに関しては人それぞれです。
有名進学校に通っている生徒、予備校に通う生徒、金銭的に余裕がなく通えない生徒
受験生はみんな違う土俵で戦っています。なのでいちがいにMARCHが難しいかどうかははかれません。
早慶に見事合格した生徒はMARCHにうかることは簡単だと思いますし

MARCH間の現在の状況は

中央法>明治=立教>中央>青学=法政

こんな感じでとらえていいと思います。

>>本人は、MARCHの一角だからと、満足しています。

これなら浪人はさせないほうがいいとおもいますよ。浪人ってのは本人の信念、やる気がないと絶対に成
功しません。現役で合格した大学以下の大学にしかうからなかった生徒がざらです。本当です。

中央大学人文社会学科が上位なことは間違いありません。(一般的な高校生と比べて。)
きちんとしたところに就職できるかどうかは本人次第です。
たしかに早慶なんかに比べるとMARCHは見劣りしますし勝てません、データもそろってます
だけど今それを嘆いても仕方ないので自分のやりたいこと目指すもの、はやめに明確にして
資格取るなりなんなり努力するしかないと思います。
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