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太陽や星ってずっと同じ場所に止まっているのでしょうか?
自転してるのは分かるんですけど、位置は位置は全く変わらないのですか?

A 回答 (4件)

太陽は太陽系の中心に止まっているように見えながら、太陽系全体が銀河系の中心の周りをゆっくりと回っています。



その回転周期は、一回転で2億年以上というとてつもなく長い時間ですから、人間の寿命ぐらいの短い時間を基準にすれば、「太陽は止まっている」と言ってもあながち間違えではないかもしれません。
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実際には、近くのものは遅く動き、遠くのものは早く動いているのですが、距離の関係で、遠くのものは止まって見えます。



ちょっと長くなりますが、具体的に説明します。
(以下の説明で、全ての数字の前の「約」は省略します。
 また、WikipediaのURLを貼り付けましたが、リンクはしませんので、お手数ですが、コピペ対応をお願いします。)

まず、地球の自転速度です。
地球の赤道周囲は4万Km。これを24時間で1周しますから、赤道上では、0.46Km/s(秒速です!)で動いています。
その結果、太陽や星が1日1周動いて見えます。

月ですが、公転速度は、1.02Km/sです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/
地球の自転速度の倍ほどですが、これにより、28日で場所と形が変わります。

一方、地球の公転速度は、29.78Km/s です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/地球
地球自転速度の65倍、月の公転速度の30倍ですが、太陽や星の動きは、季節による見え方の変化となります。

次に太陽ですが、銀河系の中で公転しており、その速度は、217Km/sです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/銀河系#.E5.A4.AA.E9.99.BD.E3.81.AE.E4.BD.8D.E7.BD.AE
地球の公転速度の7倍ですが、天体観測上は、無視されています。

我々が星座として認識している星の大半は、銀河系の中では、地球のすぐそばの星であり、
太陽の公転と同じ方向同じ速度で公転していますが、相対的には止まっていると考えて良いでしょう。
しかし、天の川の形やアンドロメダ星雲の位置は、地球の公転速度の7倍で変化しているのですが、天体観測上は無視されています。

そのアンドロメダ星雲ですが、銀河系に対し112km/sの速度で近づいています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/銀河系#.E6.9C.AA.E6.9D.A5
太陽の公転速度よりは遅いですが、地球の公転速度の4倍です。

ということで、結論を1行で書くと、冒頭に書いた通りですが、
実際には、近くのものは遅く動き、遠くのものは早く動いているのですが、距離の関係で、遠くのものは止まって見えます。
ということになります。
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>太陽や星ってずっと同じ場所に止まっているのでしょうか?


>自転してるのは分かるんですけど、位置は位置は全く変わらないのですか?
⇒止まっていません。かなりの速度で動いています。

太陽系は、天の川銀河の中にあります。その天の川銀河の直径は、約10万光年です。太陽系は、天の川銀河の中心から約2.7万光年の位置にあるそうです。そして、太陽系は1億数千万をかけて天の川銀河の中心を回っています。ということは、秒速2~300kmくらいの速度で動いている計算になります。
さらに、天の川銀河内には約1千億個の星(恒星)があるといいます。これらの恒星もすべて、太陽と似たような速度で天の川銀河の中心を回っています。さらにさらに、我々の銀河・天の川銀河は、乙女座方向にある銀河団(グレート・アトラクター)に引き寄せられて、秒速600kmほどで接近していると言われます。
これらをトータルすると、太陽やその他の恒星すべてが、ものすごい速度で運動していることになりますね。(体感的には全然そんな風には感じられませんが…。)

以上、ご回答まで。
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>太陽や星ってずっと同じ場所に止まっているのでしょうか?



宇宙は膨張を続けていて、
太陽を含む星々の相対的な位置も常に移動しているそうです。

詳しくはこちらをどうぞ。
http://skyserver.sdss.org/edr/jp/astro/universe/ …
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