電子書籍の厳選無料作品が豊富!

「STAP現象は現在もっとも合理的な仮説として説明できるものではと思っています。
しかし、仮説には常に反証仮説があります。現在思いつかない仮説が出ることもあります。」
のような発言がありました。
シニアとして賢さを出したいのは分かりますが裏目裏目になっていませんかね、彼が属する研究者コミュニティ内での予定調和の外にあるリアルタイムの人間界に対しては。


ご本人の論文の詭弁性が疑われていてそれを晴らす会見なのに、上記発言が説明価値を持つのでしょうか。
そして馬鹿まっしぐらの循環論法にも類似した、説明になっていない説明(馬鹿の詭弁)的な思考癖が露呈されていませんか。

科学というよりロジックのセンス(判断力や頭の良さ)の評価になりますけれど、ご教示よろしくお願い致します。

A 回答 (2件)

 何か相当にイライラすると共にむしゃくしゃして遣りどころのない鬱憤晴らしをなさっているように見受けられますね、質問者様は。


 あの小保方の問題で焦点となっているのは、「結果が正しいからSTAP細胞はある」との発言と発想に全てが集約されているとの部分です。
 結果を裏付けるのがデータであるなら、それを提示するだけで事は済みもするはずです。そして、その証拠の的確性及び合理性を判断するのは第三者の視点であるはずですが、今回の問題が図らずも露呈させたのはそのジャッジシステムが機能していなかったとの基本的な問題でしょう。
 同様の問題が既に昨年の段階で発生してもいましたが、こちらは論文撤回および当事者の依願退職により表面的には一応の解決がなされてもいます(東京大学分子細胞生物学研究所における論文不正)。また一方ではこれも今回のケースと似ていて、元締めである厚労省が内部告発を握りつぶしていたが、データ検証を行っていたチームからの公表との異例の事態による論文撤回が現在進行形の形で検討されているケースもあります(J-ADNI)。恐らくは東大教授ですから、おいそれとは認めもせず、他に責任転嫁する形で収束も図ることでしょう。
 一昨日の会見を見ての印象ですが、意図的にかSTAP細胞とSTAP現象をすり替えているとの部分があり、STAP現象はSTAP細胞の存在を前提とせねば説明できないとして、何か説明のための説明をしているとしかいえないとの印象も持ちました。その「現在思いつかない仮説」といっても実質的にはSTAP細胞の存在を暗に認めているわけですから、そのための具体的な証拠を示させねば小保方と同じです。明確に言わなかった部分は学校秀才に見られがちな「自分では意見を決して言わない」との狡猾な手法と同じです。
 僕は歴史学に身を置くしがない教員のはしくれですが、それでもゼミや院生の発表に立ち会う時には常に「自分の言葉、そして史料と分析視角に関する検証を行え」と指示してもいます。相手が立ち往生しようが炎上しようが、泣こうが喚こうが、男だろうが女だろうが関係ありません。またそんな些末な問題に拘泥しているなら、彼等自身が何も求めるものを手にすることもできないと考えています。
 生化学の分野に身を置かれる質問者様からは幼稚な意見としか感じられないかもしれませんが、何かストンと落ちない不自然な部分が自然科学や生化学の領域にはあるようで、それは実際の技術転用でのライセンス問題との関連性が極めて強いとの特性にも起因しているのでしょうね。莫大な富と利権を生み出しもしますから、何かそちらの方に専ら視線が向けられているとの印象もありました。
 科学って本当ならば、国家が関与してくることに対し、とても警戒を持つ領域であるはずですが、それが懐具合との下世話な問題が顔を覗かせてくることからどうしてもゴマすり的になる危険性があるのかもしれませんね、カネカネ虫の野口英世にはじまり仁科芳雄からしてそうでしたが、一方には北里柴三郎や湯川秀樹といった人物のポリシーとは対照的です。
 なぜ日本の科学者(文理を問わず)は高邁な理想を失ってしまったのでしょうか。それほどサクセスストーリーに彩られた人生が美しいものであるのでしょうか。

この回答への補足

実がぎっしりと詰まっているご回答ありがとうございます。
勉強になりました。貴重なご回答を元にして私自身も調べて行きます。(本当に私を削除通報されていないなら)本当にありがとうございます。
小保方博士ばかり名指しされるのは不公平(非科学)に思います。メディアで攻撃的発言をされている東大の上さんも今回の笹井会見に対してその傾向を露呈されてガッカリでした。批判力のある回答者さんは文系に厳しくあるべきです。自分の分野の上を突き上げるから正義になるんです。教員はそれを任されているはずですが。文系教員なら文系教員を突き上げないと文系教員利権に過ぎなくなります。
理系:文系が小保方:(笹井~文科省)に相当すると思うのです。白黒つく議論をするから叩かれやすくなる理系(小保方発言)のはっきりした悪が1あるならば、白黒つかない詭弁に終始する文系(笹井屁理屈)のあいまいな悪は100も1000もあります。これを(ネームバリューや語り口の心象から)逆転したら非科学あるいは幼稚園です。稚拙だから非科学というロジックこそ非科学なのです。副センター長の理性の方こそ空中浮揚ライブイメージ撮影であり危険なのです。
理性や正義感や個人主義などと民度を考えた時、日本人という人間集団は、(京大や理系多数の)オウム真理教を非日本人的な他人事にする資格はない似た者同士という真相ですね。オウムに関して、外人はあれはいかにも日本らしい、と客観しているはずです。
ご回答ありがとうございます。

補足日時:2014/04/18 13:11
    • good
    • 0
この回答へのお礼

他の質問へのご回答まで私は責任を持ちませんが、ここ数ヶ月の私に対する貴方のご回答は素晴らしいと思いますよ。しかし理系<<文系なんですよ、日本の有害さは。ですから文系批判なしの理系批判は、理系幹部名指し批判なしの小保方批判と同じになって、悪を助ける言動なのです。端的に言えば、理系が悪人でも、文系が善で、理研の天下り官僚が善であったら、大丈夫なんですよ。悪の胴元は文系原理なのです。それと私は一度も生化学に身を置くような発言も素振りもしていないはずですから事実とは異なります。私は生化学の知識も乏しいから質問しているのであって、詳しいから質問しているのではないのですね。回答者さんが生化学の魅力を共感される機会に恵まれなかったのか、回答者さんが生化学を権威化なさっているか、でして、生化学教室は学校の権力構造的には弱小分野だと思います。(分子生物学が基礎教養である今日は)いわば生化学というのは業界名ではなくて学問を指す語感としての地位があるだけなのです(工学にとっての物理学の位置であり物理学を共通の話題にしたら物理学に身を置くとはなりません)。そもそも教員でない素人が教員を上から目線するのは成立する現象ですよ、日本が権威主義宗教国でないのならば。
今回の事件も小保方さんは工学部の応用化学でという人であり、肩書きなどには細胞生物学などというのも見掛けました。それが理研の公式ページだったとしても、従来の科学分類名の語感とはかけ離れた名乗りです。理研は傲慢で、間違いと言えるくらいに。しかし細胞シート研究ならば多少の説得力を持ちます。それを報道せずに初期化技術に未熟者だったばかりを前に出すのは理研発表の矛盾であり、偏向報道なのです。小保方さんは生化学でも初期化技術の専門家でもないのです、最初から。つまり女子医科大学が、彼女にとって、化学→生命医学という得体の知れない変態現象の始まりなのです。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/04/19 18:06

確かに、


『真実』が先にあるのではなくて、裁判結果のことを『真実』と呼ぶ
という弁護士の視点で「疑惑に反論する」という会見の目的を考えると、不用意な発言かもしれませんね。
「STAPはあります」と平気で言い切ってしまえる思考法の方のほうが法廷では強いかも。

しかし、これはもう科学者としての職業病なんで仕方がないですね。
「絶対か?」と聞かれたら「絶対とは言えないが。。」ともう半ば無意識で反射的に答えてしまうんです。
そういう思考法を30年続けて来て、もう体に染み付いてしまって変えようがないんでしょうね。

それこそ、福島の原発事故のときに、「海水かけて絶対に再臨界しないのか?」と聞かれて、原子力安全委員会長が「絶対ないとは言い切れませんが」と答えたために、海水注入が遅れた、なんて話があったとかなかったとか言われていましたけど。

この回答への補足

ありがとうございます。
このサイトは私を抹消したがるんです。
私が言いたかったのはむしろ逆でして。
仮説を論文にした論文ではないのです。確認されたという論文だから!世界がタマゲタのです。
広義の仮説としてならいいのですが一番大事なのは彼は調査される側なのです。彼は彼の個人的な仮説がもっとも合理的であると言うばかりの循環論法詭弁なのでは。その仮説以前に事実認識の正しさを疑われていての会見です。STAP以外にSTAPを説明する仮説はありません、という会見は、科学者としての無能会見に思いますがそういう情報がないので私の方が不安になり質問です。ずっとあの程度の杜撰な詭弁でやって来れたのでしょう、別に恨みでもなければ、わざわざ、お前培養に成功しただけで実は抜け作なんじゃないのとケンカしませんからね。(政治的認知症になっていない現在の)山中先生と並べたらいかんと思いますね。結局、外国人からの評価の方が正しい評価になってしまう(涙)民度なんですかね。並べられていないでしょう、実際、共著者としても並んでいませんし。

だいたいこの実験は幹細胞のラインを特定せずにバランバランにやって(博論までコンタミさせて)、自分がライブイメージおじさんだから、脳内ライブになったという慢性陶酔状態にあるトンデモ公務員集会なのではと。つまりサティアン。

ご回答ありがとうございました。今後とも宜しくお願い致します。

補足日時:2014/04/16 22:23
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!