限定しりとり

金属アレルギーの疑いがあるので銀歯を非金属のものに変えようと思うのですが、ハイブリッドレジンかセラミックを勧められたのですが「クリセラ」という商品は、このどちらかにあたるのでしょうか?
またクリセラの場合、くっつける材料はセメントでなく歯科用接着剤だと聞いたのですが、せの接着剤とはどのような成分でなっているのでしょうか。
お詳しい方がいたらよろしくお願いいたします。

A 回答 (21件中1~10件)

えっと、耐用年数ですが、一概に言えないです。


割れる・割れないはやはりかみ合わせに左右されますので・・・。材質の性質で言うと、ハイブリッドは多少唾液を吸収してしまうようです。それによる変色はやはり避けられないでしょう。この点、セラミックは変色はありません。ベルグラスの唾液の吸収による劣化は私はあまりわかりません。扱われ始めてほんの数年のものなので、そこまでのデータもほとんどないんじゃないでしょうか。
虫歯になる・ならないは、入れる歯の材質の種類にはよらないですから、いくら高いものを入れてもお手入れが行き届かなかった場合は虫歯になるのも早いでしょう。これについてもなんとも言えません。

全部クラウン(歯の見える部分を全部覆っているもの)ですか?インレー(歯のかみ合う部分の一部をつめているもの)もあるのですか?

それによって変わってくると思うのですが、ここはもう歯医者さんの領域になってしまうので、わたくし技工士ではダイレクトな回答にならないと思いますが・・。使い分けは可能ですし、かえってその方がいい場合もあるかもしれません。

インレーの部分ならセラミックよりもハイブリッドの方が適合や強度など考えた場合、適していると思います。クラウンの方は強度を考えた場合、キャスタブルセラミックやハイブリッドよりも普通の内冠のあるオールセラミックの方が遥かに優れていると思います。(歯医者さんによっては勧めない場合があったり、色々考え方があります。臼歯のセラミックはすぐ割れるという考え方もあります。私が強いと思うのは、実際にインセラムという種類のオールセラミックを専門に作っていますが、臼歯の症例でもほとんど割れて返ってきたことがないのでそう思います。また、エンプレスやクリセラやフィネスで割れた場合のやり直しはインセラムにして下さいって指示で返ってくる場合が多く、その症例も再び返ってくる事がなかったのです。プロセラはインセラムよりも強度は優れていますが、適合という面において信頼がおけないので私の所では扱うのをやめました。)いずれにしても、歯を被せる前の土台になる部分の削り方にも強度は左右されますから、「絶対」という事は言えないんです。

セラミックの強度の順は、
メタルボンド(金属あり)>フレーム(内冠)のあるオールセラミック>フレームのないオールセラミック(キャストで作るもの)     になります。
オールセラミックの種類で言うと、
プロセラ>インセラム>エンプレス2>エンプレス>フィネスかクリセラ  です。
ベルグラスの強度は厚さにもよりますが、条件が同じならクリセラと同等かそれ以下じゃないかなと思います。(材料を扱ってみて思うだけで、実際どうなんでしょう。口腔内になるとまた違うかもしれません。)参考までに。

上下の奥歯をけっこうな本数治療されるようですから、一部に力がかからないよう、均等に力がかかるようにある程度調整はできると思います。

セラミックの治療でレジンセメント以外での接着を希望される場合は、やはりキャスタブルセラミックは適していませんし・・・。インセラムかプロセラでしょうか・・。セメント系はごめんなさい、全然詳しくないのでお答えできません。
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ooiさんへ



プロセラは、めっちゃ緩いんです。フレームのサンプルがうちのラボにあるんですが、支台歯の上をコロコロするんです。

初めの頃は緩すぎず、きつすぎずで丁度よい適合だったらしいですが、今はマージン部の処理が必要なのです。
あがってきたフレームのマージン部を一層落として、ポーセレンマージンにする事できっちり適合しているように見せています。

どこのHPだっただろう、技工士のお偉いさんや先生が対談形式で↑の事を堂々と話してました。しかもブリッジもできない、と。多分宣伝しているのでしょうが、宣伝になってませんでした(笑)

私の周りの技工士たちも、プロセラは今の時点では使いたくないと言っています。使うとしたら、臼歯の単冠の絶対に割りたくない症例ぐらいでしょうか。

手作業だと、適合のきつさ・緩さも調節できますし、フレームの厚さも自由です。プロセラとインセラムを比較すると、曲げ強さが687と600という非常に近い数値になります。
もちろん同じ厚さ・大きさでの比較ですから、厚ければもっと強度は増すわけです。プロセラは適合を緩くできても、きつくできないし、フレームは人任せ(機械まかせ)なので まだまだ改良してくれないと、ちえぞーは使いません。



 
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>きっちりくっつけてないと取れたら大変ですもんね。


ええと、取れる取れないのレベルの問題でないところなんです。他のセメントでも取れない程度にはつきますからね。
力が加わると物はある程度、変形します。
弾性変形といって
これは力が除かれると戻る変形です。
加わる力が大きいとその程度、物の物性によって破壊されたり永久変形します。
ハイブリットだろうとセラミックだろうと
脆いので破壊されるほどの変形を受けないようにする必要があります。力が加わらなければ一番なのでしょうけれど
歯である以上、咬めなければいけません。
接着して歯と一体化をはかり、変形しないようにする必要があります。(薄いインレーなんて、桜貝みたいです)
どうしても脆い材料である以上、
レジンセメントとセットで使えないのなら
かなり厳しいと思います。

スミマセン。ちえぞーさん、教えてください。
>適合はプロセラというオールセラミックも同じシステムで内冠を作りますが、ゆるゆるです。色々な作業条件を考えると個人的には手作業に勝る機械はまだないと思っています。

プロセラの内冠は適合良すぎて使いづらい(形成のエラーまで拾うから)という話をどこかで聞いたのですが
実際はその逆ですか?


>インレーに関しては、やはりセラミック系はオススメしたくないんですよね、個人的にですが。
>使用できる金属がもしあればそちらをオススメします。
私も同じ事をお勧めしたいと思います。
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この回答へのお礼

ooiさん、ちえぞうさん、有難うございました。
ベルグラスに決めました!
本当に有難うございました。

お礼日時:2004/05/27 12:31

強度が変わらないというのは、クリセラとバイオセラミックです。

言葉が足りませんでしたね、すみません。

硬度と脆度ですが、何かに例えてみましょうか・・・。
うーん、飴でいきます。不二家のミルキーと、べっこう飴。どちらも同じミルキーの形で想像して下さい。

どっちが硬いかというと、やっぱりべっこう飴ですよね。爪で引っ掻いても傷がつきにくいです。ミルキーは少し傷がつきますよね。

では、どちらが脆度が高いか。奥歯で噛むと、パキッと割れるのはべっこう飴ですよね。ミルキーはメキメキッ、バキッ って割れます。割れにくいのはミルキーで、脆度が高いといいます。

つまり、クリセラやバイオセラミックはべっこう飴で、ベルグラスはミルキーなのです。

クリセラはやっぱりセラミックです。リン酸カルシウムもアルミナも硬度はあるけれど、脆度を高める成分はあまり含まれていませんもの。

インレーみたいなちっちゃいものにまともに噛む力が加わると、脆度がないと一瞬の出来事で割れてしまうでしょう。

ただ、お口の中を直接見ていないので判断はできませんが、インレーでも反対の歯と噛まない場合は 別にクリセラでも問題ないと思うんです。
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バイオセラミックについて解る範囲で。

どこからか切り取ってきました↓

>第一に鋳造法を必要としないということで歯科の補綴の世界を一新します。
いわゆるCAD-CAMシステムですね。コンピューターで歯の形を読み取って、機械が勝手に削ってくれるってやつです。
世界が一新されちゃうと私の仕事は減る一方ですが、現状は営業もまともに出てないのに紹介、紹介、また紹介で、仕事は勝手に増えてます。

>第二に高精度の原器となります。又、歯科のさまざまな解析ができるようになります。
よくわからないけど、そうかなあ・・・。

>第三に臨床的に有用な高適合性が実現できます。
適合はプロセラというオールセラミックも同じシステムで内冠を作りますが、ゆるゆるです。色々な作業条件を考えると個人的には手作業に勝る機械はまだないと思っています。

>第四に歯科修復物製作環境を一新します。
そうかなー・・・。

>第五に患者の利益を大きく実現します。先の生命や健康の問題は当然として1回の治療で完了するサービスが実現します。何回も通うというところから生まれる患者の時間束縛性から来る苦痛をなくします。患者の経済的負担を軽減します。
これは私ではわかりません。

>審美性を高めます。例えばポーセレンは歯肉が落ちて来てみにくくなりますが、バイオセラミックスならこれがありません。
歯肉は歳をとれば誰でも退縮します。金属を使っていると歯茎の縁のところの金属が見えてくるという事が言いたいのなら、オールセラミックなら同じく問題ないと思います。この材質の色は基本的に単色で後から筆で色を着けるようです。普通の筆で陶材を盛るセラミックに、かなわないと私は思います。

材質の環境ホルモンなどは、それを売りにするくらいですからほとんど心配いらないのかもしれません。

訴訟の大好きなアメリカで10年以上も問題がなかったベルグラスの事を考えると、普通に使われている歯科材料の環境ホルモンなんかも問題ないと思うんですよね。。。
アレルギーと環境ホルモンは関連性があるのかどうかも私はわからないですが。

強度は数値でいうと、クリセラとあまりかわりませんでした。有名かどうか、これはどうなんだろう。。。技工士の出番のなさそうな感じだったので、私達があまり知らないだけかもしれません。
それから、ブリッジの歯があるのなら、バイオセラミックとプロセラはできません。機械による削りだしの歯の特徴で、1本づつしかできないんです。

全部セラミックという事なら、やっぱりインセラムかプロセラかなぁと思うんですが。
インレーに関しては、やはりセラミック系はオススメしたくないんですよね、個人的にですが。
使用できる金属がもしあればそちらをオススメします。

また長くなっちゃった。すんません。
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この回答へのお礼

バイオセラミックの事良く分かりました、有難うございます。
電話で尋ねた歯科に、材質の事を考えるのならばオールセラミックと勧められたのですが、その歯科を紹介してくれたのはバイオセラミックのメーカーだったようです。勧めるわけですね★
本当の事を教えていただけてよかったです、感謝してます!

>強度は数値でいうと、クリセラとあまりかわりませんでした。

↑これはベルグラスとクリセラの強度の事でしょうか?
強度は同じでもやはりクリセラの方が脆いという事でしょうか。

>インレーに関しては、やはりセラミック系はオススメしたくないんですよね、個人的にですが。

クリセラの成分はリン酸カルシウム90%とセラミック成分の1つのアルミナというモノで構成されている様ですが、これもセラミック系となりインレーには向かないのでしょうか?

お礼日時:2004/05/26 16:24

>環境ホルモンの事を考慮した治療をしてくれる歯科を探して尋ねたのですが


>環境ホルモンの事も考えるのであればハイブリッドセラミックやキャスタブルセラミックは
>有機材料も混ざっているのでよくない、
>全部セラミックのものが良いと言われました。
有機材料がよくない・・というのはなんとも乱暴な言い方ではないかと思います。
有機=環境ホルモンではないし。
きちんと重合したレジンからビスフェノールAがそんなに溶出するとも思えないんですが。使用量も微量だし。


ハイブリットであろうと
セラミック(多分ポーセレン?削りだし??紛らわしいけどグラディアをこう呼んでいる所ってありますよね??>ちえぞーさん)であろうと
つけるときにできるだけきっちりつくセメントを選択しないと
割れる大きな原因になります。
よってレジンセメントを使用しないとなると
かなり厳しいと思われます。
現時点で
レジンセメントより接着性のよいセメントはないからです。

繰りかえしになってしまいますが
世の中の大部分の物質に対してアレルギーになる可能性があるのです。
びっくりすることですが
金アレルギーというものすらあります。(まあ特殊な状況でおこることですけど)
テストを行って、アレルギーがないなら使用するということが一番よいことだと思いますよ。
セラミックでさえも
微量に含まれたなにかに対してアレルギーがあるかも
と考え出したらきりがありません。

あと硬度と脆度について・・。さらに補足。
硬度は硬ければいいのではなくて
できるだけ歯に近い硬さが良いのですよ。
かみ合わせた歯に負担にならないんです。
硬すぎるとかみ合わせた歯が磨り減るし
歯よりも軟らかいと詰め物が磨り減ります。
ポーセレンなどは硬すぎでかみ合わせの歯が磨り減りやすくはなると思います。
その点、ハイブリットにアドバンテージがあります。

硬化純金でインレー、リン酸セメントでつける・・・が一番いい気がします。でもそういうものってあるのかしらん。
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この回答へのお礼

ご意見有難うございます。
きっちりくっつけてないと取れたら大変ですもんね。
参考になりました。

お礼日時:2004/05/26 16:25

メーカー名は、keerと書いて「カー」といいます。


取り扱っている業者はサイブロデンタル(株)です。
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この回答へのお礼

いつもいつも有難うございます。
成分が知りたくてメーカー名をお聞きしたのですが、
keerでもサイブロデンタルでもネットではかからないので
困ってます(^-^;
どうも不健康なので歯科材料の環境ホルモンの事も気になって、保険外治療費をかけて変えるのだからどうせなら安全な材料にしたくて調べているのですが。。
環境ホルモンの事を考慮した治療をしてくれる歯科を探して尋ねたのですが環境ホルモンの事も考えるのであればハイブリッドセラミックやキャスタブルセラミックは有機材料も混ざっているのでよくない、全部セラミックのものが良いと言われました。
バイオセラミックと言う商品を勧められたのですが有名なものなのでしょうか?
以前、クリセラはセラミックの中でも割れやすいと教えていただきましたがバイオセラミックというものはどうなのでしょうか?

お礼日時:2004/05/24 19:27

>ベルグラス…ハイブリッドレジンで破折しやすい為、現在使ってる医院があまりないと思います。


そうでもないです。。。関西では使ってらっしゃる先生けっこういらっしゃるように思います。逆にセラミック系のインレーは最近見てない(作ってない)気がします。

>現在はグラディアに移行しているとの回答でした。
そうですね。ベルグラス→グラディアに移行しています。ベルグラスよりグラディアが優れているというより、使いやすさの差が大きいように思います。

>グラディアも、やはり硬度がなく破折しやすいです。
硬度はそんなにないですけどね。破折は硬度の問題より脆度の問題、私もooiさんと同じ考え方です。

>硬度などを考えると、クリセラ(リン酸カルシウム)が理想的だと思います。
硬度だけならそうかもしれないですけど、脆度も一緒に考えると、ベルグラスやグラディアをすすめる先生も多いと思います。このあたりは考え方の違いも色々あるようです。

レジンセメントが使えるのだったら、インレーに関しては
ベルグラス、グラディア、クリセラの順でいいのではないかと私は思うのです。
セメントの制約があるのだったら、うーーん、クリセラがいい場合もあるのかもしれないです。

この回答への補足

硬度と脆さは違うのですね、勉強になりました。
ベルグラスのメーカー名ってお分かりになりますか?

補足日時:2004/05/22 17:44
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私の歯には大量のグラディアインレーが入っていますけど(下顎の大臼歯全部と小臼歯二本)、


最長で五年のものがありますが破折したことはありません。
(ただし端がほんのすこし欠けたりはしてますので埋めています)
ハイブリットインレーは
きっちりレジンセメントで接着してしまえば
じつは破折の心配は少ないんです
アイオノマーセメントなどでつけると
俄然割れちゃいますがね。
ただ着けるまでがやたらと
われやすくて
割れやすくて泣かされます・・・。

>「ベルグラス…ハイブリッドレジンで破折しやすい為、
>現在使ってる医院があまりないと思います。
>現在はグラディアに移行しているとの回答でした。グラディアも、やはり硬度がなく破折しやすいです。硬度などを考えると、
>クリセラ(リン酸カルシウム)が理想的だと思います。」

割れやすさ、は硬度(硬さ)でなくて
脆度(もろさ)の問題なので
うーん
って思いました。
ダイヤモンドは一番硬いですが
落したら欠けますよね。
もろさと硬さは別ですもん。
なにがベストなのかはその症例によって違うから何とも言い切れません。(だからこそいろいろ種類があるわけでして)

>レジンセメントのアレルギーの症例が出てから使用は控えておられます。
>リン酸塩系のセメントが良いそうで。
そうなんですか。
リン酸塩系セメント・・・・
古典的なものがよいのですね。
しかし接着しないから
制限が大きいですね。
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遠いかもしれないけど、交通費も含めて考えた場合もしかしたら安くあがるかも・・・↓


ベルグラスは扱ってないけれど、お願いすればやってくれるかも・・。

参考URL:http://kda.co.jp/
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この回答へのお礼

有難うございます。
ここの歯科、料金も良心的で良さそうですね。
でも九州なので、難しいです…。
途中まで治療していた歯科に「ベルグラス」について
問い合わせたら現在取り扱っていないが、出している技工士さんに問い合わせて取り扱いがあれば出来るとの事でした。
その回答が文書で返ってきました↓

「ベルグラス…ハイブリッドレジンで破折しやすい為、現在使ってる医院があまりないと思います。
現在はグラディアに移行しているとの回答でした。グラディアも、やはり硬度がなく破折しやすいです。硬度などを考えると、クリセラ(リン酸カルシウム)が理想的だと思います。」
???
これって違いますよね?
この歯科はもうやめたほうがいいでしょうか?

お礼日時:2004/05/21 12:58

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