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去る3月24日に7cmの直腸がんと周囲のリンパ節を開腹手術で切除しました。
4月10日に退院しましたが、現在は再発や転移を予防するための補助化学療法として、内服での抗がん剤治療を続けています。
両親が兄弟会で温泉1泊することになり、そのパンフレットを幹事役の方が送ってくれたのですが、「肺結核や心臓病、高血圧や悪性腫瘍などの病気の方は入浴ご遠慮下さい」と書いてあります。
結核は伝染するし、心臓病や高血圧も危険があるのは分かるんですが、癌だとどうして温泉入れないんですか?

ちなみに自分は自宅では毎日普通に入浴出来てますし、趣味で公園などに写真を撮りに出かけますが、1日1万歩以上歩いても何ともないです。
抗がん剤の副作用も目立ったものはありません。
それでも癌患者だと温泉入れないのでしょうか?
どのような科学的根拠があるのか知りたいです。

というのも、秋ごろに家族で出雲大社にお参りに行く計画があり、その時温泉宿に宿泊しようと考えていますので。
温泉に入れないとなると、計画そのものの意味がなくなります。

癌患者であることを隠して入浴しようとした場合、手術痕などで断られてしまいますか?

どうも納得出来ないので、ご回答よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

温泉の適応症と禁忌症は,温泉法という法律とそれに関連した通知で定められています。


ただ,定められたのがずいぶんと昔の話であり,現在の実情とあわなくなっています。温泉法自体は昭和23年に,「温泉の適応症決定基準」は昭和57年に定められたものが生きています。少し前に温泉の禁忌から妊婦が外れることになったというニュースが話題になったと思います。少しずつ,現在の知見のもと,見直しがなされているようです。

質問の件ですが,悪性腫瘍が禁忌症に入っている理由は,おそらく体力の消耗についてだと思います。高度に進行した悪性腫瘍であれば,それだけで栄養状態が悪くなり,体力が消耗した状態となっています。そんななかで温泉に入るとなると,危険な状態になりかねないと判断されて,そういう規定がなされたものと考えられます。当時の医療水準を基礎に考えられた基準だと,悪性腫瘍を根治させるということを念頭に考えられていない基準なのだと思います。

質問者さんが温泉に入れる状態かどうか。まあ,主治医に聞いてみれば一番ですが,前述の禁忌症の基準の改定案では「活動性の結核、進行した悪性腫瘍又は高度の貧血など身体衰弱の著しい場合」などのように表現が和らいでいます。質問文を読む限りでは質問者さんのような元気な方であれば,問題なく温泉に入れるものと思われます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
主治医の先生からは、普段通り入浴も問題なしといわれてます…というか、入院中から入浴は可能で、普通に入っていました。
なので基本、全く問題はないと思います。
でも禁忌症という事で明記されてしまってるので、いかんともし難いです。
(現状は入れないってコトですよね。書いてあるけど入っていい…では、書いてある意味がないのではありませんか?)

お礼日時:2014/05/13 17:55

>もし数%とか、大して変わらないレベルならぜひ温泉入りたいもんです。



ですよね~(笑)

>温泉(入浴)でリラックス出来れば免疫が上がり、リスクが相殺されることはありませんか?

あるかも知れませんし、ないかも知れません。

当方は「悪性腫瘍が禁忌症になっている医学的根拠って、けっこう薄いんじゃないか。メリットの方が多いような?」って思ってます。

血行が良くなる事で、転移率がどれだけ上がるかなんて、ちゃんとした統計は取られてないと思います。

それに「他の要因を無視して、血行の事だけ考えれば、転移率が上がる」って理論になりますが、他の要因を無視した理論は、正しいかどうか疑問です。

でも、脱衣所に「禁忌症」として書いてあれば、少なくとも「お前んトコの温泉に入ったら悪化したぞ」って言うクレームには対抗出来ますよね?

「禁忌症表示」って、そういう「不当なクレームへの保険」くらいの意味しかないと思ってます。

なので「入浴して何か起きても自己責任。旅館や施設にクレームは入れない」って言うなら、禁忌症は無視しちゃって良いと思います。

ぶっちゃけ「禁忌症に何が書いてあろうが、無茶しない範囲で温泉を楽しめれば多少はオッケー」だと思います。
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この回答へのお礼

2度もご回答頂きありがとうございます。m(__)m

>他の要因を無視して、血行の事だけ考えれば、転移率が上がる…
専門家ではない自分でも、それはそうだろうと思います。
でもそれを言ったら、フロだけの問題ではなくなります。
たとえば有酸素運動とか、カラオケとか(?)血行や代謝が良くなることは全部ダメになっちゃいます。
…なのである意味極論であり、実際的でないということなのでしょうね。
とりあえず都市伝説という認識で、これ以上気にしないことにしよう、って結論に達しました。

お礼日時:2014/05/13 14:44

進行した癌は、癌細胞が血液に乗って身体中に転移します。



普通の温泉は「血行が良くなる」ので、癌患者が入浴すれば「血行が良くなる事により、癌の転移を早めてしまう」事になります。

なので、殆どの温泉には「禁忌症」として「悪性腫瘍」が入っています。

これは、温泉に限らず「自宅での入浴」も一緒なので、癌患者は、自宅での入浴も「必要最低限」にしないといけません。

「入っちゃ駄目」ってのは「患者自身のために言っている事」なので「癌の進行が早まって癌が身体中に転移しても良いから温泉入りたい」って言えば、旅館や温泉施設は、入浴を断りませんよ。

当然、悪性腫瘍以外の、肺結核、心臓病、高血圧も「入浴すると症状が悪化しちゃう」ので、禁忌症として「入浴するのはやめた方が良いよ」って事になってます。

なお「もう助からない末期癌」なら、症状が進行しても進行しなくても結果は一緒なので、我慢しないでバンバン入浴すればよいでしょう。多少「その時期」が早まっちゃいますけどね。

この回答への補足

補足です。
術前検査で、他臓器転移は認められませんでしたが、もちろん目には見えないレベルの微小転移の可能性もゼロではないと思います。
…ので、補助療法の抗がん剤なわけです。
原発の癌はもう存在しないので、微小癌が消えれば完治ってコトですよね。
この場合、血行性転移の確率はどのくらいですか?
ものの本だと20%前後くらいだそうです。
入浴でこの確率がどのくらい上がるものですか?
何かデータがありますでしょうか?
(てか、入浴でそんなに転移しやすくなるなら、抗がん剤飲む意味なんてないと思う。日本人で風呂に入らない人少ないと思うし。)
もし数%とか、大して変わらないレベルならぜひ温泉入りたいもんです。
温泉(入浴)でリラックス出来れば免疫が上がり、リスクが相殺されることはありませんか?

補足日時:2014/05/13 13:07
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おそらく万が一の場合を想定して書いているのではないでしょうか。



質問者様のように手術をなされて回復に向かっている方や症状の軽い方ばかりとは限りません。
例えばガンの患部が出血をしている場合などは、身体を温めると血のめぐりがよくなって出血が多くなってしまうので、入らないほうが良いと思います。
ですがその状況で放置されている人たちは自分がガンであると気付いていないような気がします。

個人的な感想ですが、ガン細胞は体温が少し低くなると活発に増殖するそうですので、体を温めることはガンの(再発)予防に良いように思います。

ちなみにうちの祖父も一度大がかりな手術でガンを取り除きました。祖父は温泉が大好きでそれからも週に1、2度は必ず温泉に通っていますが、5年以上経った今でも再発はしていません。
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この回答へのお礼

お父様のエピソードをご紹介下さってありがとうございます。
とても心強いです。

もちろん症状によって入浴が制限されることはあるでしょうし、それは癌だけの話ではないとも思います。
なので禁忌症としてわざわざ癌が掲げられているからには、当然根拠があるものと、シロウトとしては思うわけで…。
医療関係者など、専門家の方からのコメントがないことが、不思議でなりません。

お礼日時:2014/05/13 15:34

鳥取県には三朝温泉が有り、ラジウム温泉として癌にも治療効果があると信じられてきました。


現在も岡山大学の「三朝医療センター」と「三朝温泉病院」の医療機関が活動しています。
そもそも、温泉が癌に良くないとの話も、癌が伝染するとの話も聴いたことがありません。
お問い合わせの温泉施設が、何故そのような基準を設定したのかも不明です。
入浴に差し支えない旨の医師の診断があれば、何の不都合もないものと思います。その旨を説明なされば、当該施設側も入浴を拒否できないと思います。
百歩譲って、施設側の癌患者入浴拒否に正当性があったとしても、あなたの癌は切除され、ご自身既に癌患者ではありません。切除によって疾患は取り除かれ、現在は経過観察中の状態というに過ぎません。
以上の趣旨を幹事さんにご説明になれば、何の支障も無く旅行を楽しむことが可能になると思います。
秋の山陰路のご家族での旅行、十分にお楽しみ下さい。
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この回答へのお礼

>あなたの癌は切除され、ご自身既に癌患者ではありません。

ややっ!
この手がありました!
ありがとうございます。
…って、とりあえずまだ抗がん剤飲んでるので、厳密には癌患者だと思っていますが、温泉入る時は忘れることにします。
禁忌症として挙がってる以上、何らかの根拠があるのかと思って質問したですが、専門家の方からのコメントが来ないですよね…。
何でですかね…?(・_・)

お礼日時:2014/05/13 15:39

同じ疑問を持った「温泉宿」の人が、関係先に問い合わせた内容をブログに記載されていました。


http://ameblo.jp/sumiyo1962/entry-10912398676.html

結論からいうと、ご自分の判断の上という前提で、問題無く入れるようです。


「気分よく入ってこそ」の温泉だと思いますので、手術痕などを気にされるようでしたら家族風呂や温泉付きのお部屋にされてはどうでしょうか。
医学的または法律的に根拠が無いのに理不尽な指摘を受けたり拒否されてしまうと、結局は楽しめませんので、そのような無用なトラブルは回避されたほうがいいかもしれません。

癌に関わらず多くの方が術後の療養に温泉を利用されています。良いご旅行となりますように。
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この回答へのお礼

ブログ拝見しました。
>がん患者が温泉に入ってはいけないという話は、根も葉もない、いわば都市伝説みたいなもの。

…って…それじゃ何でわざわざ、禁忌症として掲げられてるんですかね?
環境省の局長通知ですか…。
ご紹介下さってありがとうございます。
狙いどころが分かったので、こちらをベストアンサーに選ばせて頂きます。

お礼日時:2014/05/13 15:46

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