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こんにちわ、早速ですが、よく開腹手術で癒着がひどくて
手術できないことを耳にしますが、そもそもなぜ癒着という現象がおこるのでしょうか?対象は卵巣癌なのですが、大腸や子宮とよく癒着するらしいのです。これは癌が接着剤みたいな役割をしているせいなのでしょうか?誰かご存知の方がいらっしゃればお願いします!

A 回答 (1件)

腹腔内の「癒着」という場合は,通常開腹手術後の後遺症としての「癒着」を指します.


これは,開腹手術時に受けた刺激により,腸管と腸管,あるいは腸管と腹膜などが繊維性の組織(組織を修復しようとしてできたもの)でくっついてしまう状態です.
単なる「癒着」であれば,丁寧に剥がしていけば剥がれるものです.

ご質問の,卵巣がんの大腸や子宮への癒着は,恐らく「浸潤」を指しているのだと思います.これは,癌が進行して卵巣の被膜を越え,周囲の組織にまで癌細胞が拡がっていっている状態です.
これは「癒着」ではないためはがすことはできませんし,無理にはがしたとしても,癌を残した手術をすることになるので,全く意味がありません.
手術により癌を切除するためには,その浸潤している部分も広範囲に摘出する必要があり,この場合手術の対象にならないことがあります(手術しても延命効果がないため).
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この回答へのお礼

gontarinさんご回答ありがとうございました。この場合の癒着とはやはり癌の浸透で接着剤の役割だったんですね。
しかし癌細胞は互いの結びつきが弱いという性質がさらなる疑問が発生するように思えてなりません。結びつきが弱いのに接着剤の役目はこのケースの癒着(浸潤による)では矛盾するように思えてなりません。

お礼日時:2005/03/28 18:05

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