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無重力、宇宙ステーション内の住居スペース活動中(運動中のTシャツ姿などで)出血を伴う怪我をした場合、どういった方法で止血するのかNASAなどのガイドラインってあるのでしょうか?

大怪我をした場合でも重力のある地上と治療方法は変わらないのかも合わせて教えてくだされば助かります。

A 回答 (1件)

> NASAなどのガイドラインってあるのでしょうか?



よく探せば、そういうものもあるかも。
20年以上前のレポートなんかがありました。

NASA Technical Reports Server (NTRS) - Surgical bleeding in microgravity
http://ntrs.nasa.gov/search.jsp?R=20040198685

の記事によると、
・低重力環境(飛行機での自由落下など?)で実験を行なってきた。
・色を付けた液体、ウシの血液、実際のウサギの動脈や静脈で実験した。
・血液は表面張力が高いので、傷に貼りつくようにドーム状にたまる。
・スポンジや吸引機を使えば、一時的にそれを取り除ける。
・そういう方法で、キャビンなんかが血だらけになるのを避ける事ができる。
・一般的な外科処置で出血をコントロールする事は可能と考えられる。
とかって事でしょうか。


> 大怪我をした場合でも重力のある地上と治療方法は変わらないのか

重力が無いので、傷口を心臓より高い位置に持ってくるって方法は意味無いとして。

傷口を押さえる圧迫止血や、傷口の上の動脈をベルト等で縛る止血方法は同じで有効だと考えられます。
というか、それしか方法が無いような…。

他の方法だと、
・傷口を焼く方法は、中世ならともかく、最近だと外傷の場合は普通はやりません。
・NASAなんかだと空軍なんかとの関わりも深いですから、止血剤、そういうのを使った止血パッド、モルヒネなんかが入った救急キットの用意はあるかも。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。勉強になりました!

お礼日時:2014/05/30 01:11

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