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CSで時代劇を見ていたら、吉原で働いている男性従業員が、
そろいの半纏を着ていました。

襟のところと、背中に「男女」という文字を一つにしたような文字や、
それを反転させたような文字が三文字染め抜いてありました。

これはどういう意味で、どのような由来がある物ですか?
また、時代劇はフィクションが多いとのことですが、
実際にこのような半纏を着ていたのでしょうか。

詳しい方、よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

 記憶によりますと、吉原の郭の使用人が着ている半纏は「忘八半纏」と言ったはずです。

使用人のことを「忘八」と言ったりしました(一説によると、使用人ではなくて使用者のことだという話もあります)。

 仁義礼智など、人間が身につけておくべき8つの常識・美徳を忘れた男、というような意味らしいです。

 デザインは覚えていません。デザインの記憶がないということは、おそらく、エッセイか小説で仕入れた記憶ではないかと思います。

 デザインは記憶にありませんが、頻繁に出てきますので、とにかく郭の使用人が「半纏」を羽織っていたのは事実らしいです。

 代金を払えないと、一緒に自宅までついていって残額を取り立てる人間を「付け馬」と言いましたが、付け馬が「忘八半纏」を着ていると、前を歩く男が何をしたかが一目瞭然(この男は朝までHをしていたスケベ人間です)なので、効果覿面、女房が恥じてすぐに払ったそうです。


> 「男女」という文字を一つにしたような

 これは、男女を重ねさせる、合体させます、というような意味あいではなかろうかと思います。

> 反転させたような文字

 これは、男女関係を裏から見る(正面からは見ません)、というような趣旨ではないかと思います。

 江戸時代は「判じ物」と言われる、奇妙な文字や絵などを示して意味するところを当てさせるゲームや看板が「特に」流行ってましたので、その感覚で理解したらいいかと思います。

 例えば、「船」+「放屁の絵」で、「せんべー」という具合。
 
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
ただの文字デザインといっても奥がふかそうですね。

お礼日時:2014/06/03 14:55

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