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イギリスが清にアヘンを売った理由を
茶、綿織物、銀という語句を使って答えなさい。
困っているので回答お願いします!

A 回答 (4件)

陳舜臣の実録アヘン戦争を読んで下さい、文庫本売ってますから、



これ読めば殆ど理解出来ますよ。
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pikopiko292929 さん、こんばんわ。




当時、イギリスは銀でもって清から絹、陶磁器、お茶を購入していましたが、大幅な輸入超によりイギリスの財政を圧迫することになりました。当時インドではキャラコという綿織物のほか、アヘンが主要産物でした。そこでインドからアヘンを清に輸出することにしました。その決済は銀でということに決められ、逆に輸出超になりました。たちまちアヘン吸引で健康を害するもの多数出たり、銀で税金を納める下層民は困窮しました。


詳細は下記のURLを参照ください。

アヘン戦争

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%98% …

インド
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3% …
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イギリスがアヘンを売った理由は、「イギリスの国益を守るため」です。




当時イギリスは、「茶」や「綿織物」などを清から輸入していたのですが、貿易赤字でした。今でこそ貿易赤字は必ずしも経済成長の悪では無いと言う事は分かっていますが、当時の経済学では、黒字は得。赤字は損。と言う価値観でした。


つまり、清との貿易は「国益を損なっていた」のです。
それを改善する必要がありました。

その具体的な方法は、アヘンを輸出し、銀を輸入する事でした。

何故、「銀」と交換したのか?
今まで取引していた、茶、綿織物では駄目だったのか?


それは、当時の清は「銀」本位制だったからです。


アヘンを清に輸出し銀と交換します。すると、清国内の銀は不足します。そのため、国内の銀の価値が高くなります。銀を既に保有している富豪にとっては、勝手に価値が上がるのでよい事です。しかし、銀を持っていない、しかも銀を納税しないといけない庶民にとっては、たまったものではありません。そのため、王朝に不満が溜まり、国内が混乱しました。

これを起こさせるために、わざわざイギリスは清の商人に「銀」とアヘンを交換したのです。



清の国内はそんな有様になってしまったので、当然のようにアヘンを規制します。
それに対しイギリスは、「清の貿易規制は、公正な貿易の権利の侵害である」と訴えました。それで即座に戦争になったわけではありませんが、当時のイギリスは戦争経済真っ只中で、戦争に勝つ事も国益の一つでした。それで、清は勝てると確信したのでしょう。イギリスは清に対し戦争を起こしました。






現在のイギリス国内では、「アヘン戦争」とは呼びません。「英清戦争」と呼びます。
今でも彼らは、イギリス商人の権利や人権を守るための正義の戦争だと思っています。
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当時のイギリスは、茶、陶磁器、絹を大量に清から輸入していた。


一方、イギリスから清へ輸出されるものは時計や望遠鏡のような富裕層向けの物品はあったものの、大量に輸出可能な製品が存在しなかったうえ、イギリスの大幅な輸入超過であった。
イギリスは産業革命による資本蓄積やアメリカ独立戦争の戦費確保のため、銀の国外流出を抑制する政策をとった。
そのためイギリスは植民地のインドで栽培したアヘンを清に密輸出する事で超過分を相殺し、三角貿易を整えることとなった。


※カテ違いなので、次から歴史カテで質問して下さい。
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