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尿沈査の再現性について教えてください。標本作成の仕方、検体の管理の仕方、また、それを人の技術によっても違うのでしょうか。そのほかにも、再現性にかかわるものはありますか?

A 回答 (1件)

一般的に出現率の低い物ほど再現性が悪くなります。



標本?の作成手技によって随分変わります。

スピッツグラスに取る前の検体の攪拌の仕方、取り分ける量、遠心条件、上澄を捨てた後の処置方、スライドグラスに取る方法など。

あと、出現したものの判定も技師間格差が結構ありますし、塩類析出検体などでの加温、染色などの手技によって検出できなくなってしまうものがあったりします。

加温による細胞膨化、変性、円柱等の消失など、染色や固定による細胞成分の活動停止(死滅)による運動停止(特にトリコモナスを初めとする原虫類)

また、それ以前の検体管理の影響を非常に強く受けます。
時間経過による細菌繁殖、出現物質の経時変化(時間経過と共に消滅する円柱などの成分があります)、防腐剤使用による原虫類の死亡等での運動停止、採尿時の採取のタイミングによる成分の変化など。

ですから、同一検体を分割しての再現性なら論じる事ができますが、別々に取り分けた検体では論じることができません。

あと、意外なところで、技師の疲労なんかも影響するでしょう。
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